ハレイワのビッグサーフで大原洋人がエクセレントのトップ通過。新井洋人、村上舜もR3進出

エクセレントをスコアし、トップ通過した大原洋人PHOTO:WSL/Heff

 

ハレイワ、オアフ/ハワイ(2016年11月14日月曜日)レイデイを経て、トリプルクラウン第1戦となる、WSL男子クオリファイング・シリーズ10,000イベント「ハワイアン・プロ」が再開。ラウンド2のヒート16まで完了。ラウンド3のヒート1まで行われた。

 

Hawaiian Pro 2016: Day 2 Highlights

 

本日は10-12フィート・プラスの北西スウェルがヒットしたハレイワでコンテストがオン。ラウンド1を勝ち上がっていた大原洋人、新井洋人、村上舜がラウンド2で世界のトップサーファー達と激突した。

 

力強いパワーターンで勝ち上がった大原洋人

2016 Hawaiian Pro: Round Two, Heat 7

 

大原洋人は、オープニングからクリーンなセットをメイク。セカンドウェイブではレイト気味にテイクオフすると、深いボトムターンからクリティカルセクションでレイバック・スナップをメイク。カーヴィングとのコンビネーションでエクセレントの8.33をスコア。

 

 

9.50をスコアしたトリー・マイスターに続き、2位のポジションをキープした大原洋人は、残り時間5分を切り、再びビッグセットをつかみ、7.17をスコア。15.50のヒートスコアでトップ通過でラウンド3へ勝ち上がった。

 

ビッグセットでマニューバーを魅せた新井洋人 PHOTO:WSL/Heff

新井洋人のヒートは、元CTサーファーのディオン・アトキンソンがスタートから 高得点をマークしてヒートをリード。熾烈な2位争いをケオニ・ヤンと新井洋人が演じた。残り時間5分を切って、3位のポジションを強いられた新井洋人は、 ビッグセットに狙いを定め、ヒート中盤に4.80をスコア。

 

新井洋人

2016 Hawaiian Pro: Round Two, Heat 8

 

残り10分を切ってソリッドなビッグセットをつかんだ新井は4つのソリッドなビッグターンをメイク。6.67をスコアしてヒートスコアを11.47とし、2位でラウンドアップを決めた。

 

村上舜 © WSL / Cestari

 

 

ラウンド1でドラマチックな逆転勝利を収めた村上舜。ラウンド2ではスローなヒート展開を強いられた。

 

ヒート終了まで5分を切って、4,33のワンライドしか持っていなかった村上舜は、優先権を持って最後のチャンスを待った。

 

 

5.65が必要だった村上は、ラストウェイブで2つのビッグターンをメイク。6.23をスコアして再び大逆転で勝ち上がった。

侍サーファー達の素晴らしい快進撃が続く。

 

明日も本日同様なソリッドなコンディションが期待されており、ラウンド3からは、ワールド・チャンピオンとなったジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、11xワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)を含むトップシードが登場。

 

試合が再開されれば、ラウンド3のH7で大原洋人と新井洋人が、デイヴィ・キャスルズAUSとジャック・フリーストーンAUSと対戦。
H13の村上舜は、エイドリアン・バカンAU、イーサン・ユーイングAUS、ジェシー・メンデスBRAと対戦。

 

ラウンド3から登場のカノア五十嵐は明日のファーストヒートとなりヒート2に登場。

 

世界を目指す彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本。

 

ネクストコールは現地時間の 2016年11月15日7時45分、
日本時間の 2016年11月16日2時45分です。

 

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1530/hawaiian-pro

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/hawaiianpro2016