シルヴァナ優勝。橋本恋、前田マヒナ17位。シドニー・インターナショナル・ウイメンズプロ

シルヴァナ優勝。橋本恋、前田マヒナ17位。シドニー・インターナショナル・ウイメンズプロ


 

優勝したシルヴァナ・リマ  :WSL/Bennett

 

 

クロヌラ、シドニー、オーストラリア2016年11月7日日曜日)CTサーファーのサリー・フィッツギボンズがホストを務める、QS6000「シドニー・インターナショナル・ウイメンズプロ」が終了。

 

ブラジルのシルヴァナ・リマが、記念すべき第一回のシドニー・インターナショナル・ウイメンズプロ・チャンピオンとなった。

 

今回のイベントを通して、最高のパフォーマンスを披露したリマは、優勝候補として多くのトップサーファー達を下してファイナルまで勝ち上がった。

 

ファイナルでは、トリッキー・コンディションのなかでフィリッパ・アンダーソンを下し優勝。また、今回の優勝でリマは2017WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)のポジションを確定した。

 

 

シルヴァナ・リマ Pic: WSL/Smith

 

 

「信じられませんね、素晴らしいです。」と、リマは言った。「イベントを通して調子が良いと感じていて、絶好調のサーフボードのお陰で優勝出来たんだと思います。このイベントでの勝利はベルズに匹敵するほどのトップクラスです。ベルズでの勝利と同じような気分です。CT復帰の準備は万端ですよ」

 

今回のイベントは、今シーズンのQSイベント最終戦で、来シーズンのCTイベントにクオリファイ出来るか否かの明暗を分けた。とはいえ、マウイ島で行われるCT最終戦でのCTランクの最終決定で全てが決まることとなる。

 

 

キーリー・アンドリュー  Pic: WSL/Smith

 

 

今回の結果で、QSランキング2位となったルーキーのキーリー・アンドリュー(サンシャイン・コースト、Qld/AUS)はリクオリファイ。ブロンテ・マコーレー(マーガレット・リヴァー、WA/AUS)も来季のCTへのクオリファイが確実となった。

 

 

今回6,000で17位となった橋本恋 Pic: WSL/Smith

 

 

今回のビッグイベントには、日本から多くの日本を代表するトップサーファーが参戦。ラウンド1から出場の橋本恋、黒川日菜子、須田那月、庵原美穂の4名がラウンド2へ勝ち上がった。

 

 

ラウンド3へ勝ち上がった須田那月 :WSL/Bennett

 

 

そして、ラウンド2から登場の野呂玲花、ラウンド1から勝ち上がった橋本恋、黒川日菜子もともに、1位通過で、須田那月も2位でラウンド3へ勝ち上がった。

 

 

ハワイから出場の前田マヒナも17位  Pic: WSL/Smith

 

 

そして、ラウンド3では橋本恋のみが見事2位でラウンド4進出。ジャスティン・デュポンとアレッサ・クイゾンとの3人ヒートを戦ったが惜しくも3位で敗退。それでも日本人最高位となる17位でフィニッシュ。ハワイから出場の前田マヒナもラウンド4進出を果たすも3位敗退で17位となった。

 

「今年最後の試合、シドニーであったQS6000の試合は、ROUND of 24でフィニッシュしました。今年も沢山のスポンサー様や家族、周りの皆様に助けてもらいました!ありがとうございました!」と自身のSNSでも橋本恋がコメント。

 

世界を目指しチャージを続ける彼女たちにエールを送り続けたい。

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wqs/1753/sydney-international-womens-pro

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