JPSAロング最終戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」吉川広夏vs田岡なつみ

2016年10月1日 JPSA

JPSAロング最終戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」吉川広夏vs田岡なつみ対決

 

JPSA ジャパンプロサーフィンツアー2016 ロングボード第5戦 「クリオマンション　茅ヶ崎ロングボードプロ」が１０月１日（土）から４（日）まで、神奈川県茅ヶ崎市パークで開催。これはJPSA史上初開催という歴史的なコンテストとして昨年から茅ヶ崎で始まったプロコンテストだ。

 

コンテストサイト　Copyright (C) Kenji Sahara

 

クリーンながら、生憎のスモールコンディションで、スタートした大会初日は、女子のラウンド1からスタート。男子ラウンド2までが終了した。

 

会場は茅ヶ崎パーク　Copyright (C) Kenji Sahara

 

JPSAロングの今シーズン最終戦ということで、気になるのはグラチャン争い。男子のグランドチャンピオン争いは現ランキングのトップ5による混戦状態。

 

ローカルサーファーをサポートする茅ヶ崎サーフィン協会の応援団。　Copyright (C) Kenji Sahara

 

 

男子ロングは、畑雄二がランキングトップをキープ。前回のオールジャパン3位となった森大騎がランキング2位に浮上。3位に堀井哲、4位に秋本祥平、5位の櫻岡甲太と、グラチャン争いは僅差で最終戦にもつれ込む。


ぴろたん　Copyright (C) Kenji Sahara

 

本日の最高得点を叩き出した吉川広夏　Copyright (C) Kenji Sahara

 

 

また女子は田岡なつみと吉川広夏の一騎討ち。

 

今シーズンは海外遠征、DVD発売など話題に事欠かない、桜美林大学4年生の女子大生プロサーファー田岡なつみ。
カレントリーダーの田岡なつみ Copyright (C) Kenji Sahara


前回のオールジャパンで、ライバルで2年連続グラチャンの吉川広夏が海外遠征で欠場している隙に、今シーズン2度目の勝利を獲得して、事実上のカレントリーダーとなった。


 

田岡なつみ　Copyright (C) Kenji Sahara

 

 



最終的には全５戦中、上位４戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSAロング女子。これまでの4戦を仲良く2勝つづしている二人は、アジャストすると全くの同点で、この最終戦で勝った方がグラチャンという熾烈なバトルが繰り広げられる。


 

安定感のある圧倒的なサーフィンを見せた吉川　Copyright (C) Kenji Sahara

 

 

 

 

 



本日行われたラウンド3では、吉川広夏がカリフォルニアで磨きをかけたスタイリッシュなノーズライドを披露。7.50という本日のベストスコアを6.50でバックアップ。本日のハイエスト・ヒートスコア14.00を叩き出した。

 

美しいノーズライドを見せた田岡なつみ　photo:kenji sahara

 

 

 

 

 


また田岡なつみも、レフトブレイクに的を絞り、バックハンドの華麗な足さばきで11.65のヒートスコアでセミファイナルへラウンドアップ。


明日のファイナルデイは、吉川広夏がセミファイナルのヒート1、田岡なつみがヒート2と分かれ、最終的にファイナルでの直接対決でグランドチャンピオンが決定しそうだ。

田岡なつみ Copyright (C) Kenji Sahara
セミファイナル進出を果たした橋本梨花 Copyright (C) Kenji Sahara
菅谷裕美はセミファイナル進出。Copyright (C) Kenji Sahara
地元開催で気合いのサーフィンを見せる牧野拓滋 Copyright (C) Kenji Sahara
地元の大声援に応え、ラウンド2を勝ち上がった田沼亮。Copyright (C) Kenji Sahara
ローカルナレッジを使い1位で勝ち上がった田沼Copyright (C) Kenji Sahara
最年長の現役プロとしてコンテストに出場し続ける小室正則プロ。Copyright (C) Kenji Sahara

撮影：佐原健司　http://kenjisahara.com/

 

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