メンズQS10000「ビラボン・プロ・カスカイス」新井R2進出。タイラーはタイトル獲得へ前進

メンズQS10000「ビラボン・プロ・カスカイス」新井R2進出。タイラーはタイトル獲得へ前進 


Luel Felipe Image: © WSL / Masurel

 

プライア・ド・ギンショ、カスカイス ― ポルトガル(日曜日、2016年9月25日) ―サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第8戦「カスカイス・ウイメンズプロ」がポルトガルで開幕した。

 

このイベントは、今シーズン10戦が予定されているウイメンズCTの第8戦。また今回は、メンズQS10000「ビラボン・プロ・カスカイス」と同時開催されている。

 

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Opening Day Highlights from Cascais

 

昨日はウイメンズに続き、メンズのラウンド1がスタート。日本から大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、大橋海人が参戦。ハワイから喜納海人、前回のスペインのQSで優勝したカノア五十嵐をはじめ、多くのCTサーファー達も出場している。

 

新井洋人

 

本日はメンズのラウンド1とラウンド2のヒート4まで行われ、ラウンド1から登場した新井洋人は、仲村拓久未と同じヒートで、ルエル・フェリペBRAとネルソン・クローラックFRAと対戦。スタートからバックハンドで6.50をスコアした新井は、5.00でバックアップ。ヒートスコア11.50で2位でラウンド2へ勝ち上がった。

 

仲村拓久未 poullenot

 

新井洋人は、ラウンド2でヒート12にクレジット。イタロ・フェレイラBRA、ヒズノメ・ベテーロBRA、フレデリコ・モライスPRTと対戦。カノア五十嵐はヒート24に登場する。

 

本日ヒートのあった大橋海人、仲村拓久未、喜納海人はラウンド1で惜しくも敗退。シードでラウンド2から登場した大原洋人は、5.93 、5.33でヒートスコア11.26をマークするも3位で敗退となった。

 


 

タイラー・ライト Image: (C) WSL / Masurel

 

 

また今大会で注目は、ジープ・リーダーボード第1位のポジションにいるタイラー・ライト(AUS)が今回のポルトガルでワールドタイトルを獲得出来るか否かという点。

 

コートニー・コンローグ Image: (C) WSL / Masurel

 

 

今シーズン4つのCTイベントで優勝しているライトは、53,450ポイントを集め、ポルトガルでWSLウイメンズの世界タイトルを、獲得するチャンスを持っている唯一人のサーファーである。ライトの今回のワールドタイトル獲得へのシナリオは、以下の通りである:

 

タイラー・ライトが優勝し、現在ランキング2位のコートニー・コンローグが5位以下という2つの条件をクリアすれば、タイラーのワールドチャンピオンが決定する。

 

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Day 1 Highlights from Cascais Women’s Pro

大会は既に進行しており、タイラー・ライトとコートニー・コンローグのふたりはクオーターファイナル進出を決めており、ここでコートニーが勝ち上がれば、タイラーのワールドチャンピオン決定は、フランス以降へ持ち越しとなる。とはいえ、独走のタイラー。どこで決めるのかという問題のようだ。

 

現在の日本とポルトガルとの時差は8時間。明日のファーストコールは

現地時間の 2016年9月26日7時30分、日本時間の 2016年9月26日15時30分です。


ウイメンズサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/wct/1511/cascais-womens-pro

メンズサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1510/billabong-pro-cascais