ココ・ホーがQS6,000ポール・ミッチェル・スーパーガール・プロで優勝。スランプに終止符

ココ・ホーがQS6,000ポール・ミッチェル・スーパーガール・プロで優勝。スランプに終止符 


ココ、マリア、ローラ WSL / Kurt Steinmetz

 

現地時間2016年7月24日、日曜日:カリフォルニアのオーシャンサイドで開催されていたWSLウイメンズQS6000「ポール・ミッチェル・スーパーガール・プロ」が終了。ココ・ホーがファイナルで、同じCTサーファーのマリア・マニュエル(HAW)を下し優勝した。

 

優勝したココ・ホー WSL / Kurt Steinmetz

 

 

2−4フィートの一貫しないコンディションのなかでも、リズムを掴んだココ・ホーは、ビッグな勝利を手に入れ、苦しんでいたコンペティション・スランプに終止符を打った。ココ・ホーはこの優勝で、6,000ポイントを獲得。QSランキング21位から6位へ急上昇した。

 

ホーは、ファイナル・デイのトップ・スコアの2つを記録、今年のイベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.00をファイナルで叩き出した。

 

今回のイベントでココ・ホーは、クオーターファイナルでニッキ・ヴァン・ダイクを。セミファイナルでは同じハワイアンのカリッサ・ムーアをインプレッシブな8.50をスコアして圧勝。ファイナル進出を決めた。

 

「今年は最悪のシーズンで、結果を出したかったんです。私はボードからトレーニング方法まで全てを変えたんです。精神的に最初からやり直すつもりでした。

 

マリアとはいつもツアーを一緒に回っていて、ヒート組が別サイドなので、ファイナルを一緒に戦いたいねって、いつも言っていたんです。やっとそれが叶って嬉しいです。どっちが勝ったかなんて気にしていませんでした。彼女とサーフィンできた事が最高の気分でしたね。」

 

第2位となったマリア・マニュエル WSL / Kurt Steinmetz

 

 

第2位となったマニュエルは、現在ウイメンズのQSランキングNo.1ポジションを獲得。彼女パワフルなサーフィンとスムーズなスタイルをディスプレイ。クオーターファイナルではメイシー・キャラハンを。セミではローラ・エネバーを下してファイナルへ勝ち上がった。

 

西元エミリ


今回のイベントには、ハワイをベースにする前田マヒナ、西元エミリ。そして田代凪沙、須田那月、大村奈央、野呂玲花といった日本のトップサーファーが参加。

 

そんな中で大村奈央が、ラウンド5でシルヴァナ・リマ、フランキー・ハラー、キーリー・アンドリューAUSとのヒートで、見事な大逆転でラウンド6進出。

 

そこではカリッサ・ムーアとキャロライン・マークスと対戦するはずだったが、ラウンド5のヒート中に足首を痛めてしまい、怪我の悪化を恐れて棄権を選んだ。それでも17位で1050ポイントと$750を獲得。QS世界ランキングも37位と日本人トップへ。早い回復を願いたい。

 

また前田マヒナはラウンド7まで勝ち上がったが、メイシー・キャラハンに敗れ9位、1550ポイントと$1,000を獲得しQSランキングは22位。野呂玲花は今回7つ順位を下げて41位となっている。

 

いよいよ現地時間7月25日より、VANS USオープンがスタート。今回もウイメンズのCT、メンズのQS10000、男女プロジュニアが行われる。

 

現地時間の 本日24日は、ジュニア・メンズのラウンド1と2が終了。2016年7月25日7時、日本時間の 2016年7月25日23時より、ウイメンズCTのトライアルからスタートする。

 

オフィシャルサイト:

http://supergirlpro.com/