ファニング、ケリー、ジョン・ジョンがベスト8進出。WSL-CT第6戦「Jベイ・オープン」3日目

ファニング、ケリー、ジョン・ジョンがベスト8進出。WSL-CT第6戦「Jベイ・オープン」3日目 


ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)PHOTO: © WSL/ Cestari

 

ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2016年7月9日土曜日)2016年のサムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第6戦「Jベイ・オープン」はレイデーを経て再開。3~5フィートのクリーンなコンディションでクオーターファイナル進出のベスト8が決定した。

 

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大会3日ハイライト映像Crunch Time at J-Bay: Day 4 Highlights

 

ラウンド4のオープニング・ヒートに登場したジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、インプレッシブ・パフォーマンスでクオーターファイナル一番乗りを決めた。

 

フローレンスは、2度のJベイ・オープン勝利者であるジョディ・スミス(ZAF)とジョシュ・カー(AUS)と戦った。ビッグ・テール・ハイ・リバースでアカウントを開始したハワイアンは8.50をスコア。さらにエクセレントな8.93をスコアして勝利を掴んだ。

 

「僕はここの場所でのCTイベントに参加したのが1度だけなんです。」と、フローレンスが言った。「昨年は怪我だったので、クォーターにメイク出来て凄くうれしいですね。いま波は かなりファンな感じですけど、どんどん良くなって来ていて、どんな波でやれるのか今からワクワクします。」


 

ケリー・スレーター(USA)PHOTO: © WSL/ Kirstin

 

 

11-タイムWSLチャンピオン・ケリー・スレーター(USA)は、ラウンド4のヒート2でミシェル・ボレーズ(PYF)とムニーツを抑え、クオーターファイナルで彼のポジションを手に入れた。

 

スレーターは素早く仕事を開始、彼のオープニング・ライドで7.67をスコアした。本日のビッグセットを見つけ、レアなバレルを含むクリティカル・マニューバーを組み立て9.00をスコア、ファースト・ポジションを手に入れた。

 

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Kelly Slater’s Comeback

 

4-タイム・イベント勝利者のスレーターは、更に9ポイント・ライドを加え、エクセレントな18.07のヒート・トータルで勝利を固めた。

 

「ここではリラックスしてやれるんだ。」と、スレーターが言った。「ファーストヒートでは、波を待つ場所などちょっとしたミスを侵してしまった。今回は昨年のトラッスルズから乗り始めたボードの発展バージョンに乗っている。いまは再びグレート・ケリーを取り戻そうと思っているんだよ。」


 

ミック・ファニング(AUS)PHOTO: © WSL/ Kirstin

 

 

3-タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング(AUS)は、ラウンド4でウィゴリー・ダンタス(BRA)とデ・スーザを抑えて、クオーターファイナル進出を決めた。

 

3-タイムJベイ・オープン勝利者のファニングは、ソリッドな8-ポイント・ライドに加え、エクセレントな9.00をスコア。17.00のヒート・トータルで圧勝した。

 

「自分の足首は、日に日に回復している。」と、ファニングが言った。「WSLメディカル・スタッフは素晴らしかったね。パドルアウトするだけでなくサーフィンも出来て嬉しいよ。ここでは何が起るか決してわからない。だから楽しい時間を過ごしたい。この後どれぐらいツアーにいられるかも分からないからね。」

 

3-タイムWSLチャンピオン・ミック・ファニング(AUS)はコンペティションが再開するとき、Jベイ・オープンのクオーターファイナルでフリーペ・トリード(BRA)と戦う。

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)PHOTO: © WSL/ Kirstin

 

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ラウンド4のヒート3で2014WSLチャンピオンのガブリエル・メディーナ(BRA)とフリーペ・トリード(BRA)を抑えて、1位でクオーターファイナル進出を果たした。

 

ウィルソンは、彼のオープニング・ライドでヒートのハイエスト・スコア8.83をゲット。ラウンド5にメディーナとトリードを追いやった。

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)PHOTO: © WSL/ Cestari

 

 

ラウンド5を強いられたガブリエル・メディーナ(BRA)は、ヒート3でWSLチャンピオンに君臨するエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)を下し、クオーターファイナル進出。デ・スーザはヒート前半を通してリードを持ったが、メディーナはエアで8.43をスコア。大逆転で勝ち上がった。

 

フリーペ・トリード(BRA)PHOTO: © WSL/ Kirstin

 

 

 

本日のファイナル・ヒートは、もうひとつのオール・ブラジリアン・マッチアップとなり、フリーペ・トリード(BRA)がダンタスと対戦。トリードは、12.50の2-ウェイブ・ヒート・スコアで、ダンタスを破った。トリードは、クオーターファイナルでファニングと戦う。

 

また、ジープ・リーダーボードのカレント・ワールドNo.1であるマット・ウィルキンソン(AUS)は、ムニーツによる12.20のヒート・トータルでラウンド3で敗退。期待のカノア五十嵐は、ラウンド3でファニングとのヒートでエアゲームを仕掛けるも惜しくも敗退となった。

 

 

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Heat Recap: Mick Fanning vs Kanoa Igarashi

 

 

ネクストコールは明朝午前7時30分。現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間です。現地時間の朝午前7時30分は、日本時間の同日14時30分です。

 

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ファニング・リターン TO J-BAY。カノア五十嵐がマッシヴスコアでR3進出「Jベイオープン」

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1457/j-bay-open

 

 

Jベイ・オープン・ラウンド3結果:
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)18.20 def.コロヘ・アンディーノ(USA)10.10
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)14.83 def.ダスティー・ペイン(HAW)13.93
ヒート3:ジョシュ・カー(AUS)16.40 def.イタロ・フェレイラ(BRA)14.20
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)11.73 def.エイドリアン・バカン(AUS)5.20

 

ヒート5:ミシェル・ボレーズ(PYF)14.67 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)11.26
ヒート6:アレホ・ムニーツ(BRA)12.20 def.マット・ウィルキンソン(AUS)10.27
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)16.00 def.アダム・メリング(AUS)15.17
ヒート8:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.80 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)13.67
ヒート9:フリーペ・トリード(BRA)16.67 def.ミゲール・プポ(BRA)6.04
ヒート10:ミック・ファニング(AUS)18.37 def.カノア五十嵐(USA)14.60
ヒート11:ウィゴリー・ダンタス(BRA)13.93 def.カイオ・イベリ(BRA)10.66
ヒート12:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)14.73 def.デイヴィ・キャスルズ(AUS)12.30

 

Jベイ・オープン・ラウンド4結果:
ヒート1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.43、ジョディ・スミス(ZAF)15.43、ジョシュ・カー(AUS)11.77
ヒート2:ケリー・スレーター(USA)18.07、ミシェル・ボレーズ(PYF)17.67、アレホ・ムニーツ(BRA)10.50
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.43、ガブリエル・メディーナ(BRA)13.83、フリーペ・トリード(BRA)13.77
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)17.00、ウィゴリー・ダンタス(BRA)16.93、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)15.27

 

Jベイ・オープン:ラウンド5結果
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)17.73 def.アレホ・ムニーツ(BRA)10.00
ヒート2:ジョシュ・カー(AUS)15.30 def.ミシェル・ボレーズ(PYF)14.93
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)15.03 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)12.40
ヒート4:フリーペ・トリード(BRA)12.50 def.ウィゴリー・ダンタス(BRA)10.27

 

Jベイ・オープン・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ジョディ・スミス(ZAF)
QF 2:ケリー・スレーター(USA)対ジョシュ・カー(AUS)
QF 3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ガブリエル・メディーナ(BRA)
QF 4:ミック・ファニング(AUS)対フリーペ・トリード(BRA)