ケリーのウェイブプール続編。サーフィン界の女王ステファニー・ギルモアの映像公開。 


“Who wants to get out of this barrel?”

 

昨日お伝えしたケリーのウェイブプールで行われたCTスター選手によるテストライド。その続編としてサーフィン界の女王であるステファニー・ギルモアの映像が公開。さらにロングボーダーの初ライドを行ったエンドレス・サマーでお馴染みのロバート・ウィーバーことウィングナットのライディングだけを編集した映像も公開された。

 

“The First Longboarder Ever”

 

ページの下部に貼付けたケリー・ウェイブ初公開の時の映像と比べると、波質がかなり改良されている事が分かる。この映像が12月に公開された時は、かなりのインパクトがあったと同時に、あの波は一般の人には乗れないねと言う声も多く聞かれた。

 

今回の映像でも、もちろん世界のトップサーファーが見せる演技なので、一般の人がこうは行かないにしても、ある程度経験のある人間なら、チャレンジしてみたいと思う波のように感じる。

 

先行して一般公開されているウェイブガーデン・テクノロジーを利用したプールは、より多くの人にサーフィン体験をというコンセプトのもと多くを集客しているようだが、このケリーの波はまたもうひとつ違ったコア層を狙ったプールを打ち出して行きそうだ。

 

この波を乗り終えたギルモアは自身のSNSで「ケリー、素晴しい経験をさせてくれてありがとう。この事は絶対に忘れないわ。夢を追い続けて、何度も何度もそのビジョンをクリエイトする姿にインスパイアされます。これが今でも夢ではないのかと思っています。本当にありがとう。」



 

この「ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー」は、最先端の自然科学を融合させた設計デザインで、最も長いライダブルなオープン・バレルの人工波を世界中に造り出す事を目的に、サーフィン界のキングであるケリー・スレーターが自分の夢を追い求めるために設立した会社の一つである。

 


Kelly’s Wave

 

関連記事:ケリーのウェイブプールでカノアたちがテストライド。Saturday Super Session