WSL-QS3,000「マルティニーク・サーフ・プロ」稲葉玲王、喜納海人は惜しくもここで敗退。

WSL-QS3,000「マルティニーク・サーフ・プロ」稲葉玲王、喜納海人は惜しくもここで敗退 


パトリック・グダスカス(USA)- WSL / Poullenot/Aquashot

(現地時間2016年4月19日、火曜日)カリブ海のフランス領、西インド諸島のマルティニークで開催中のWSLメンズQS3,000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」は大会3日目。

 

YouTube Preview Image

MSP2016 HIGHLIGHT DAY 3映像

 

トリッキーな波数の少ない厳しいコンディションに、トップ・シードがアップカマーに破れる番狂わせも発生し、ラウンド3の残り8ヒートを行ったあと、本日の予定はキャンセルとなった。

 

セス・モニーツ(HAW)- WSL / Poullenot/Aquashot

 

 

昨年の勝利者であるジョシュア・モニーツ(HAW)の弟セス・モニーツ(HAW)は、7.33のヒートのハイエスト・シングル・ウェイブをスコアしたにも関わらず、エヴァン・ガイゼルマン(USA)に次いで2位でラウンドアップした。モニーツは昨年の兄と同じトロフィーを家に持ち帰るためチャージする。

 

かなりスローなヒートで、僕は2本しか波に乗りませんでした。」と、モニーツが言った。「最初の波で7ポイントを手に入れて、もうひとつ小さい波を掴んだんです。パドルアウトするとき場所を変えようと考えたのですが、ずっと波を待っていました。その他は波に乗れなかったです。」

 

稲葉玲王-WSL/Poullenot/Aquashot


厳しいコンディションの中で、ラウンド4のヒート9で稲葉玲王は、パトリック・グダスカス(USA)アーサー・ラスゼー(FRA)ラファエル・テイクセラ(BRA)と対戦。

 

パトリック・グダスカス(USA)は、今日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアとなるエクセレントの8.60をスコアした。稲葉玲王もバックハンドでエクセレントの8.17で応戦。稲葉はバックアップを探しながら2位をキープした。

 

今シーズン、カリフォルニア、ハワイ、オーストラリアのQSで上位入賞を果たし現在ランキング4に付けているグダスカス。ヒート終了間際まで3位を強いられていたが、ラストウェイブで大逆転。稲葉玲王は3位で惜しくも敗退となった。

 

「最後の波を掴めてラッキーだった」と、グダスカスがコメント。「玲王を含め、みんな燃えていたから、タフな試合になると思っていた。波はコンスタントではなかったけど、来れば良い波だった。ここの波はビデオで良いのを見ていたから、かなりインスパイヤされて来た。カリブ海の島はたくさん旅して来たけど、ここは初めて。大好きだね。」

 

また、同じくラウンド4へ2位で勝ち上がった喜納海人も、アリツ・アランブルー(ESP)フレデリコ・モライス(PRT)キロン・ジャボー(HAW)とヒート15で対戦。5.00と6.07 のヒートスコア11.07をマークするも、3位で敗退となった。

 

明日、大会が再開されれば、ラウンド5に勝ち上がった大原洋人は、ヒート4でグリフィン・コラピント(USA)チャーリー・マーティン(GLP)ゴンサーロ・スビサレッタ(ESP)と対戦する。

 

ライブ中継はこちら。http://www.martiniquesurfpro.com/

 

明日は、現地時間午前7時に、ファーストコール。現地時間の 2016年4月20日7時0分 は、
日本時間の 2016年4月20日20時0分です。

現在の日本とマルティニークとの時差は、13時間です。日本の方が、13時間進んでいます。

 

関連記事:

WSL-QS3,000「マルティニーク・サーフ・プロ」大原洋人、稲葉玲王、喜納海人アップ

WSLメンズQS3,000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」稲葉玲王、村上舜が好発進

WSLメンズQS3,000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」に7人のサムライ出場

 

オフィシャルサイトはこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1424/martinique-surf-pro