JPSAロング第1戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」男子8強、女子4強が決定。

JPSAロング第1戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」男子8強、女子4強決定 


 

バリ島、クラマス(2016年4月14日、木曜日)JPSAロングボード第1戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ」の大会2日目は、朝の8時には引きいっぱいを待ち、上げ込を狙って男子のR-2からスタート。

パフォーマンスに更に磨きをかけ、2連覇を目指す森大騎

 

潮止まりで、セットが来ないヒートもあったが、女子のR-2からはクラマスらしい形の良い波がブレイク。素晴らしいコンディションで男子はクォーターファイナル、女子はセミファイナルまで消化した。

 

クリーンな掘れたセクションでハングファイブをきめる吉川広夏

 

男子のラウンド2では、トップシードの選手が順当に勝ち上がるなかで、昨年度ランキング10位の藤井 辰緒が敗退する番狂わせが発生。


また女子では、昨年度ランキング5位の岡澤紫穂をはじめ、大島みどり、小栗瑞恵、鈴木由貴といったシード選手が敗退する波乱の展開となった。

見事なハングテンを決める秋本祥平。

 


本日のハイエスト・ヒートスコアは、森 大騎がクオーターファイナルで叩き出した17.00、秋本 祥平も16.00をスコア。女子では2Xグラチャンの吉川広夏が14.75、田岡なつみが12.25というハイポイントを叩き出した。ちなみに女子のファイナルは菅谷以外は昨年の同じメンバー。


  • 明日のロング・ファイナルデイの組み合わせ。
  • メンズSF:H1 森 大騎、櫻岡 甲太、佐久間秀人、ユージン・ティール
  • メンズSF:H2 畑雄二、鈴木剛、秋本祥平、堀井哲
  • ウイメンズ:ファイナル 吉川広夏、田岡なつみ、菅谷裕美、遠藤夕子

吉川広夏。
インタビューで「3連覇は?」と聞かれ、「まだそこまで考えていない。今はノーズとのコンビネーションが課題です」と。この謙虚さと前向きな姿勢。今年もグラチャン候補は間違いない。 

田岡なつみ。
今回は弟の遼平君(ショートボードのプロトライアルに挑戦)とバリに参戦。積極的な攻めのサーフィンで決勝進出。

森大騎。
オーストラリアで修行して、この初戦に臨む。波が良くなったQFでは、ノーズ、リップとマニュバーを絡めて、9.00、8.00トータル17.00ポイントを叩き出しSF進出。

秋本祥平。
昨年、結婚して幸せいっぱいの秋本祥平。試合でも自信を持って魅せる演技。

ユージン・ティール。
JPSAフル参戦は今年で最後。来年は自分の好きなポイントでのスポット参戦をインタビューで表明。だからこそ、今年は絶対に勝って、有終の美をおさめたいとコメント。

畑雄二
R-2ではパドリングインターフェアをしながらも、ラウンドアップ。グラチャン経験者の地力をみせて、そのままQFも勝ち上がり。サスガです。

木下デイヴィッド。
背丈があるだけに、波がでかくなると演技も冴えてくる。

 

菅谷 裕美。
一週間前から初めてのバリに入り、調整を行っていた菅谷。安定感のあるサーフィンでスコアを伸ばして、ファイナル進出を決めた。
鈴木剛。カーヴィングからノーズライドのコンビネーションで技のバリエーションを披露する。
佐久間秀人。得意のバックハンドサーフィンでチャージを見せるセミファイナル進出。
遠藤夕子。2年連続でクラマスのファイナルに残った福島出身の遠藤。
千葉のパワーハウス、櫻岡甲太はセミファイナルの進出。
昨年のクラマスでは2位となった堀井哲。今年は更なる頂を目指す気合いのサーフィンを見せる。

ロングボードは4月13日~15日ショートボードは4月15日~19日でバリ島 クラマスにおいて開催予定となっている。サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!

取材、撮影:山本貞彦

 

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今回もサーフメディアでは、現地から速報で最新情報をお伝えします。

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大会日程

ロング:2016年4月13日(水)~15日(金)

ショート:2016年4月15日(金)~19日(火)

※ロング・ショートともにプロトライアル開催