ケリー今季2度目のR2敗退。カノアR3進出。WSL-CT第3戦「マーガレット・リヴァー・プロ」

ケリー今季2度目のR2敗退。カノアR3進出。WSL-CT第3戦「マーガレット・リヴァープロ」 


ケリーを破ったレオナルド・フィオラバンティ PHOTO: © WSL/ Cestari

 

マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア/AUS(2016年4月9日土曜日)WSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」は大会2日目。本日のメイン・ブレイクは4~6フィートとサイズアップするもトリッキーなコンディションで、メンズのラウンド1の残りの3ヒートから再開。その後ラウンド2が続けて行われた。

 

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Highlights: Big Airs, First Eliminations at Margarets

 

今シーズン不調か続く、11-タイムWSLチャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、今回もラウンド2を強いられ、怪我で欠場する選手のリプレイスメントで出場している、18才のレオナルド・フィオラバンティ(ITA)に破れた。ケリーはこれで今季2度目のラウンド2敗退。未だラウンド3を勝ち上がれていない。


ラウンド2敗退は今季2度目のケリー。PHOTO: © WSL/ Cestari

 

 

ラウンド2のヒート3でCTスーパースターを下す、番狂わせを引き起こしたフィオラバンティは、ヒートを通してチャージ。最初に7.93でスコアを固めて、それから8.67をスコア。13.43を持っていたスレーターは、その3.17のポイント・ギャップを埋めることが出来なかった。

 

「ケリーとヒートでサーフィンすることが、いつも自分の夢でした」と、フィオラバンティが言った。「実際のところヒートで彼を倒したなんて信じられないです。すごくショックです。みんなワールドベストサーファーなので100パーセントのサーフィンをしなければならないのです。これは特別なチャンスですね。こんな事は滅多にないことなので、楽しんでやりたいと思います。」

 

 

18.87の2-ウェイブスコアを組み立てたジョン・ジョン、- WSL / Ed Sloane

 

今回も好調なジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、エイドリアン・バカン(AUS)、リプレイスメントのセバスチャン・ジーツ(HAW)とラウンド1で激しいバトルを展開。ジーツの9.77、フローレンスの9.87を含み、3名のコンペティターは、ヒートを通して、ソリッド・ライドを記録した。しかしフローレンスは18.87の2-ウェイブスコアを組み立て、最終的にはジーツとバカンに大差を付けて圧勝した。

 

「今回はここで多くサーフィンしていたんです。ここ数年は、イベントの前はフリーサーフトリップに出掛けて、ここ以外の様々な場所でサーフィンしていたんです。」と、フローレンスが言った。

 

「今年はここでサーフィンをすることに集中しています。今回は何度もここに来て、この波でかなりサーフィンしていますね。ここの波が大好きなんです。」

 

フローレンスにラウンド1で敗れた、エイドリアン・バカン(AUS)だったが、ラウンド2でリプレイスメントの元CTチャージャであるダスティー・ペイン(HAW)と対戦して、ラウンド3へ勝ち上がった。

 

スチュアート・ケネディ(AUS)を下したマット・バンティング(AUS)PHOTO: © WSL/ Cestari

 

ラウンド2は、2016WSLルーキー・クラス・バトルが繰り広げられ、ヒート7でアレックス・リベイロ(BRA)がカイオ・イベリ(BRA)と、ヒート10ではライアン・キャリナン(AUS)がカノア五十嵐(USA)と対戦。
イベリと五十嵐は、
リベイロとキャリナンを倒しラウンド3へ進出した。

 


ウィゴリー・ダンタス(BRA)は、地元期待のジャック・ロビンソン(AUS)を下す。PHOTO: © WSL/ Cestari

リプレイスメントのセバスチャン・ジーツ(HAW)もラウンド3進出

 

 

イベント主催者は明日、ローカル・タイムで午前8時にファーストコールする。

 

サーフメディアでは引き続き情報をリポートして行くのでお楽しみに。

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オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1418/drug-aware-margaret-river-pro

 

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・残っていたメンズのラウンド1結果:
ヒート10:コロヘ・アンディーノ(USA)15.70、ケリー・スレーター(USA)12.16、ミゲール・プポ(BRA)5.10
ヒート11:ジョシュ・カー(AUS)14.93、ウィゴリー・ダンタス(BRA)14.50、ジェイ・デイヴィス(AUS)9.50
ヒート12:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)18.87、エイドリアン・バカン(AUS)15.27、セバスチャン・ジーツ(HAW)13.20

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・ラウンド2結果:
ヒート1:ジェレミー・フローレス(13.00)14.80 def.ジェイ・デーヴィス(AUS)14.60
ヒート2:ジョディ・スミス(ZAF)15.94 def.ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)13.73
ヒート3:レオナルド・フィオラバンティ(ITA)16.60 def.ケリー・スレーター(USA)13.43
ヒート4:ウィゴリー・ダンタス(BRA)18.06 def.ジャック・ロビンソン(AUS)14.37
ヒート5:エイドリアン・バカン(AUS)18.00 def.ダスティー・ペイン(HAW)17.93
ヒート6:アダム・メリング(AUS)13.84 def.コナー・コフィン(USA)12.63
ヒート7:カイオ・イベリ(BRA)14.74 def.アレックス・リベイロ(BRA)12.83
ヒート8:アレホ・ムニーツ(BRA)12.23 def.カイ・オットン(AUS)10.57
ヒート9:マット・バンティング(AUS)14.90 def.スチュアート・ケネディ(AUS)13.30
ヒート10:カノア五十嵐(USA)14.23 def.ライアン・キャリナン(AUS)13.64
ヒート11:ミゲール・プポ(BRA)14.50 def.デイヴィ・キャスルズ(AUS)13.33
ヒート12:セバスチャン・ジーツ(HAW)15.40 def.キアヌ・アシン(HAW)13.00

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・ラウンド3マッチアップ:
ヒート1:マット・ウィルキンソン(AUS)対マット・バンティング(AUS)
ヒート2:ジョエル・パーキンソン(AUS)対ミシェル・ボレーズ(PYF)
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート4:ナット・ヤング(USA)対タジ・バロウ(AUS)
ヒート5:ジョシュ・カー(AUS)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート6:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート8:ウィゴリー・ダンタス(BRA)対コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート9:ジョディ・スミス(ZAF)対カノア五十嵐(USA)
ヒート10:ジェレミー・フローレス(FRA)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート11:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対カイオ・イベリ(BRA)
ヒート12:イタロ・フェレイラ(BRA)対アレホ・ムニーツ(BRA)

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズのラウンド2マッチアップ:
ヒート1:マリア・マニュエル(HAW)対キーリー・アンドリュー(AUS)
ヒート2:ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)対チェルシー・トアーシュ(BRB)
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)対フェリシティ・パーメター(AUS)
ヒート4:ジョアン・デフェイ(FRA)対ローラ・エネバー(AUS)
ヒート5:ステファニー・ギルモア(AUS)対ココ・ホー(HAW)
ヒート6:セージ・エリクソン(USA)対アレッサ・クイゾン(HAW)