WSL-QS1000イベント「サンセット・プロ」でケオニ・ヤンがWSL初ファイナルで初優勝

WSL-QS1000イベント「サンセット・プロ」でケオニ・ヤンがWSL初ファイナルで初優勝 


ファイナリスト Image: WSL/Freesurf/Heff

 

サンセット・ビーチ、ノースショア、オアフ、ハワイ(日曜日、2016年1月24日)―ワールド・サーフ・リーグ(WSL)メンズ・クオリファイ・シリーズ(QS)1,000イベント「サンセット・プロ」がようやくファイナルデイを迎え、ホノルル生まれタヒチ育ちのケオニ・ヤンが優勝。ワールド・サーフ・リーグ(WSL)初優勝を飾り、WSLハワイ・リージョナル・ランキングをリードする。

 

最高12フィートのウェイブ・フェイスは十分なスコア・ポテンシャルを提供したが、予測不可能なサイズアップするニュー・スウェルにポジショニングが勝利の鍵となった。

 

母親がリアルジャパニーズで、父親がチャイニーズタヒチアンのケオニは、シフトするラインナップで、ベテランのサンセット・サーファー、マイルス・パダカ、エヴァン・バリエール(カウアイ)、タナー・ヘンドリクソン(マウイ)と対戦。勝利を掴んだ。

 

ケオニ・ヤンが初優勝 Image: WSL/Freesurf/Heff

 

 

「これは自分にとってWSL初ファイナルで、初優勝なので、なんだか変な感じです。」と、ケオニが言った。「波がファイナルの時は良くなれば良いなと思っていましたが、勝ちは勝ち。たとえ波が良くないとしても、そこで自分のベストを出すしかない。サーフィンはそんなものですからね。だから優勝できて本当に嬉しいです。」

 

最近ハワイに戻ってコンペティションでいいスタートを切った彼は、ハワイの冬の試合を戦い、海外での試合にも積極的に出場して行くつもりだ。

 

ケオニ Image: WSL/Freesurf/Heff

 

「タヒチのハイ・スクールを卒業した後、僕はここ(ハワイ)に引っ越すことを決めたんです。移動するのが安いですし、自分のスポンサーに近いですから。」と、ヤンがコメントした。

 

マイルス・パダカ Image: WSL/Freesurf/Heff

 

「波はかなりスローで、潮も少し上げていたね。アウトサイド・ピークが無くなって、インサイドへシフトしていたようだったので、僕は皆よりもインで待ったんだ」と、2位となったパダカが言った。

 

タナー・ヘンドリクソン Image: WSL/Freesurf/Heff

 

 

第4位となったヘンドリクソンは、クオーターファイナルで3つのビッグクリティカル・ターンとソリッド・フィニッシュで9.25という、本日の最高得点をマークした。昨年VANS USオープンで2位、HICプロでもセミファイナルまで勝ち上がるなど頭角を現しており、今シーズンの更なる活躍に期待したい。

 

2016年のWSLハワイツアーは場所をパイプラインへと移動。QS3,000の「ボルコム・パイプ・プロ」が現地時間の木曜日からウエイティングに入る。これにはサーフィン・ジャイアントのケリー・スレーター(USA)とジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を含む、今日活躍したローカル・スターも多数出場。

 

このイベントには大原洋人、仲村拓久未、大橋海人、安井拓海、辻裕次郎、脇田貴之、喜納海人が参戦予定。現段階では大野修聖、村上舜、稲葉玲王、加藤嵐、佐藤魁もキャンセル待ちでエントリー。毎年素晴しいパフォーマンスを見せてくれるサムライサーファー達の活躍に今年も期待したい。

 

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サンセット・プロ・メンズQS1,000

ファイナル
優勝:ケオニ・ヤン(HAW)2500ドルと1,000pt。
第2位:マイルス・パダカ(HAW)1500ドルと750pt
第3位:エヴァン・バリエール(HAW)1100ドルと560pt
第4位:タナー・ヘンドリクソン900ドルと525pt

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1365/sunset-pro