ハワイのビリー・ケンパが歴史に残るWSL-BWT「ピアヒ・チャレンジ」で大勝利を収める

ハワイのビリー・ケンパが歴史に残るWSL-BWT「ピアヒ・チャレンジ」で大勝利を収める


ビリー・ケンパー(HAW)が優勝 IMAGE CREDIT: WSL / Cestari

 

 

ピアヒ、マウイ/ハワイ(日曜日、2015年12月6日)世界のベスト・ビッグウェイブ・ライダーが集結し、ハワイ・ マウイ島で初めて開催されたWSLビッグウェイブ・ツアー(BWT)「Pe’ahi Challenge/ピアヒ・チャレンジ」で、ローカル・ハワイアンのビリー・ケンパー(HAW)が優勝した。

 

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ケンパーは、40-50フィートのコンディションにおいて、世界中から集結したビッグウェイブ・グラジエーター達の頂点に立った。インプレッシブ・サーフィンを見せたケンパーは、素晴らしいライディングを続け、ラウンド毎にシングル・ウェイブ・スコアを引き上げた。インプレッシブ・サーフィンのハイライト・リールを続けたケンパーは、歴史に残る勝利者となりBWTランキング・リーダーとなった。

 

ビリー・ケンパー(HAW)IMAGE CREDIT: WSL / Cestari

 

 

「これが長年の夢でした。」と、ケンパーが言った。「我々は長い間、このモーメントについて話していました。自分のバックヤードでパドルイベントを開催することは、自分にとって最もプレミアなことで、世界で最も優れた波。これは自分の全てを意味します。この勝利を自分の兄弟に捧げたい。

 

ピアヒをパドルすること、そして自分の尊敬するサーファーや友人達とラインナップする事は、ほんとうに長い間の自分の夢でした。」

 

危険なスウェルが入る中でのイベント開催において、選手とWSLウォーターセーフティ・スタッフが厳しく監視を続けるなか、信じ難いワイプアウトがライブ中継された。

 

アルビー・レイヤー(HAW IMAGE CREDIT: WSL / Cestari

 

 

第2位となったのは、スタンドアップ・チューブ・ライドを見せたアルビー・レイヤー(HAW)。8’8”という今回のイベントで最も短いサーフボードでチャージした。

 

グレッグ・ロング(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Cestari

 

 

 

第3位には、ビッグ・ウェイブ・サーフィン界の本当のレジェンド、グレッグ・ロング(USA)。彼はショーン・ウォルシュ(HAW)とタイとなる今回のハイエスト・シングル・スコアリング・ウェイブ9.00をスコア。

 

グレッグ・ロング(USA)は、巨大なセットで息を飲むクリティカル・ドロップからマッシヴなバレルに激しいチャージを見せ、クローズアウトに突っ込んでいった。


 

「メイクは出来なかったですが、あれは自分の人生で最高の波のひとつでしたね。」と、ロングが言った。「このようなバレルの1本を捕えて、あの光景を見ることが夢だったんです。パーフェクトなディレクションでしたね。自分のヒートは風が少し止んでラッキーでした。クリーンになってセットもあって、それで、あの波がが入って来たんです。」

 

 

BWT北半球のウエイティング・ウインドウは、
2015年10月12日から
2016年2月28日まで。以下の3つのコンテストを予定している:
「オレゴン・チャレンジ」ネルスコット・リーフ、リンコーン・シティ、オレゴン
「プンタ・ガレア・チャレンジ」プンタ・ガレア、バスク、スペイン
「トドス・サントス・チャレンジ」トドス・サントス、バハ・カリフォルニア、メキシコ。

 

 

 

IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

ピアヒ・チャレンジ・ファイナル結果:
優勝:ビリー・ケンパー(HAW)22.77
第2位:アルビー・レイヤー(HAW)19.33
第3位:グレッグ・ロング(USA)16.26
第4位:イアン・ウォルシュ(HAW)1.00
第5位:ガブリエル・ヴィラーラン(PER)0.80
第6位:シェーン・ドリアン(HAW)0.00

 

オフィシャルサイトのヒートアナライザーでは各ヒートをチェック出来る。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mbwt/1339/peahi-challenge/heatanalyzer


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