エディ・アイカウ2015/16のオープニング・セレモニー開催。脇田貴之、堀口真平が参加。

エディ・アイカウ2015/16のオープニング・セレモニー開催。脇田貴之、堀口真平が参加


photo:bbielmann/Quiksilver

 

ノースショア、オアフ、ハワイ-(2015年12月4日)ハワイ・ノースショアの神聖なるワイメアベイ で20フィート以上の大波がブレイクするとき開催される、ワンデイ・ビッグ・ ウェイブ・インヴィテーショナル・サーフィン・イベントの元祖である、「第31回クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ」のウエイティング・ピリオドがスタート。

 

 

世界のビッグウェイバーが集結 photo:s.yamamoto

 


そして、アイカウ・ファミリーによるオフィシャル・オープニング・セレモニーが、現地時間12月3日木曜日に、ワイメア・ベイで行われた。

 

この場所に立てる事がサーファーの誇りなのだ。 photo:Ed_Sloane/Quiksilver

 

 

ワイメアベイのビーチパークには、アイカウ・ファミリーをはじめ、ビッグウェイバーのレジェンド、コンテンポラリー・ビッグウェイブ・サーフィンのライジング・スターが一堂に会した。

 

 

photo:s.yamamoto

 

エディ・アイカウの弟であるクライドは、40年以上前にザ・ベイ初のライフガードとなった彼のビッグ・ブラザーとジャイアント・ウェイブにチャージを続けて来たが、今年のイベントで神聖なラインナップへパドルアウトする事を最後にする事を発表した。

 

66才の彼は「地球上で最も年をとった、最もシリアスなビッグ・ウェイブ・ライダーである」と、自分自身のことをいった。彼は1985年にスタートしたエディ・アイカウ・イベントにおいて、開催された全てのイベントに出場して、1989/90イベントで優勝している。


 

サーファーズサークル photo:s.yamamoto

 

 

サーファーズサークルは、ワイメアベイでセレモニーの日に行われる伝統的な祈り。招待されたサーファー達がパドルアウトし、円を作り、グループとなり、友情とつながりに感謝し、祈りを捧げる。「アイカウが1つの家族であるように、ビッグ・ウェイブ・ライダーは1つの家族である」と、アイカウが言った。

 

 

脇田貴之 photo:s.yamamoto

 


 

招待選手の中には、日本屈指のビッグウェイバーで、パイプラインに「wakita peak」という自分の名前の付いた場所をもつ男として知られる脇田貴之の名前がある。今年9年目の招待となる脇田。その中で大会がオンされたのは1度だけ。しかし、そのときの彼の勇姿は今でも目に焼き付いている。

 

堀口真平 photo:s.yamamoto

 

堀口真平。今回、インビテーションメンバー、またアルタネイトのメンバーではない。ハワイに住んで、1年半、その生活ぶりやハートの良さが認められ、さらに、アイカウファミリーからのプッシュもあり、来年以降の推薦枠で今回のセレモニーに参加した。今週末マウイのジョーズがアップする予報を聞きつけ、そこに行って実力を見せると言った。

 

二人がワイメアにラインナップする姿を見たい。堀口真平と脇田貴之 photo:s.yamamoto
彼の子供たちも成長した。脇田泰地、脇田沙良
誇り高き招待者に贈られるエディのトロフィー。photo;s.yamamoto

 

 

イベントのウエイティング期間は、2015年12月1日から2015年2月29日までの3ヶ月間。彼の生き方を称えたフレーズは「Eddie would go(エディなら行くぜ)」。ザ・クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウは、30年の歴史の中で、過去8回行われ、最近では2009年12月8日にカリフォルニアのグレッグ・ロングが優勝し、その栄冠を手にした。今シーズンは果たして開催されるのか。今後も注目して行きたい。


 

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オフィシャルサイトをご覧下さい。

http://quiksilver.com/surf/events/eddie-aikau/