海側の文化のすばらしさを、海側にいない人へ。ビーチカルチャーマガジン「UNABARA 」 


 

GO OUTの三栄書房 から2015年9月25日に発売となったビーチカルチャーマガジン「UNABARA」は、海が好きで、海を身近に感じる暮らしをおくる人たちとつくっていく雑誌。

 

今回の1号目では、日本のビーチカルチャーをテーマに取材を敢行。青森のコーストラインを旅し、宮崎に生まれた新感覚のビーチエリアを体感し、日本屈指のサーフタウンで ある千葉・一宮の最新アドレスを網羅。その他、ライフスタイルグッズも紹介している。

 

一ヶ月以上も前に発売になった雑誌なので、ご存知の方も多いと思うので、内容は割愛させて頂くとして、あえて言うならば、サーフィンなどを取り巻くビーチカルチャーを「中から外へ向けた」雑誌。

 

編集長が、UNABARAをはじめるにあたって考えていたことは、海側の文化のすばらしさを、海側にいない人へ伝えていきたい、ということだった。

 

だから、敢えて書店で平積みされている姿を見ても、サーファーしか手に取らないようなルックスには仕上げていない。

 

このUNABARAを生み出した、編集長の小山内 隆氏が、サーフィンやスノーボードのクラスマガジンの編集長を経て辿り着いた、彼が本当にやりたかった事が形になったのだと思う。

 

彼は東京都生まれの編集者。月刊サーフィンライフ編集長を経てフリーランスとなり、ザ・サーファーズ・ジャーナル日本語版の創刊にも携わった。海も好きだが山も好き。海側の価値観を都会へ。都会的な視点を海側へをテーマに、創刊時より寄稿するブルー、オーシャンズなど業界の内外問わず海やサーフ関連の記事を執筆している。


 



昨年、小山内編集長が自費でつくったリトルプレスの「SEAWARD」。海外の先進的なビーチタウンの様子や、日本国内に見られる進化するビーチ事情を取材した「SEAWARD」の発展版が、今回のUNABARAなのだ。これも非常に深い内容なので、興味のある人は是非チェックして欲しい。※ブエノブックスのオンラインから購入可能

 

 

ビーチカルチャーマガジン「UNABARA 」。次の発行は来春予定。この冬には出張取材がはじまるそうだ。海側の文化のすばらしさを、海側にいない人へ。これはサーフィン業界内では見落としがちな、大切なキーワードなのだと思う。

 

今後もビーチカルチャーマガジン「UNABARA 」を応援していきたい。


 

「UNABARA」は電子版もあります。
http://goo.gl/Pl80Ah

 

オフィシャルサイトでは最新ニュースも配信中。
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