カノア五十嵐、コナー・オリアリーがSF進出。マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル

カノア五十嵐とコナー・オリアリーがSF進出。「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」 


Connor O'Leary (AUS) - Photo: Daniel Smorigo

 

イタカレ、バイーア、ブラジル 2015年10月31日土曜日:WSLブラジルQS3 連戦の第2戦目となるQS6,000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」は大会5日目。2-3フィート・レンジのコンパクトながらパワーのあるコンディションで、ラウンド4と5、そしてクオーターファイナルまでが完了した。

 

 

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DAY05のハイライト映像


 

元日本チャンピオンの柄沢明美の長男であるコナー・オリアリー(AUS)は、今回のイベントで絶好調。エクセレント・レンジのハイ・スコアを記録し続けていた。

 

マイケル・ライト(AUS)に対したラウンド5のヒート7で、オリアリーはライトハンダーのポケットで3つのバーティカル・スナップをメイク。イベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.57を叩き出した。

 

更に8.87のバックアップスコアを叩き出し、イベントのハイエスト・ヒート・トータルとなる18.44で勝ち上がった。

 

「マイキーとの本当にタフなヒートでしたね。」と、オリアリーが言った。「彼はオーストラリア、世界でベストなアップカミング・サーファーの1人なんです。それは本当に良いヒートでした。我々はどちらもグッドスコアをゲットしていました。自分たちのヒートから波が良くなりましたね。

 

我々は良い仲間で、フロリアノポリスから同じホテルで滞在していたんです。トランプをしたりサーフィンしたりしていました。だから最高です。」

 

ライトを破った後に、オリアリーはクオーターファイナルでベイリック・デ・ブリース(ZAF)と対戦。そして、9.07と8.83のエクセレントスコアを集め、17.90のヒートスコアでサウス・アフリカを破った。

 

今日の結果でオリアリーは、QSランキング第10位のポジションを確定、2016年のチャンピオンシップ・ツアーへクオリファイ出来るポジションに入った。「あまり気にしていないんです。」と、オリアリーが言った。「自分が出来る事をするだけで、ここからどうなるかですよね。」

 

オリアリーはクオーターファイナルのヒート3でノエ・マー・マクゴナグルを破ったデビッド・ドゥ・カルモ(BRA)とセミファイナルで対戦する。

 

Kanoa Igarashi (USA) - Photo: Daniel Smorigo

 

ヒートドローの別サイドからセミファイナルに勝ち上がった二人は、QSランキングの上位にいるサーファー。現在その2015年のクオリファイング・シリーズにおいて、ライアン・キャリナン(AUS)は、第7位のポジション、カノア五十嵐(USA)は第6位のポジション。このイベントを優勝する事でクオリファイが確実となって来るだろう。

 

「それを決めるにはここで優勝するとか、もう少し必要かなって思っています。狙っていきますよ。トップ10でいられる事は嬉しいですけど、ハワイで何があるかわからないですからね。」と、キャリナン。

 

8.90と8.73という2本のエクセレントをマークし、ラムジィ・ボウカム(MAR)を下したカノア五十嵐は、クオーターファイナルでも、スラッシュバック・スナップからエアリバース、カーヴィングターンと多くの技のレパートリーを披露。自分のペースでサーフィンをしてヒートスコア15.50でサンチァゴ・ムニーツ(ARG)を破った。

 


 

「サンチァゴ(ムニーツ)がコナー・オリアリーと共に、イベントのインフォーム・サーファーであると自分は考えていたんです。」と、五十嵐が言った。「だからベストウェイブが必要だと思ったんです。今回のイベントは自分にとって良いですね。フロリアノポリスではクオータで負けましたが、今回はセミファイナル。ここまでは自分にとって良いブラジリアンレッグです。この勢いで優勝したいです」

 

ネクストコールは、ローカル・タイム午前8時。日本時間の19時です。

 

 

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