WSL-QS6000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」カノア五十嵐がR4進出

WSL-QS6000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」カノア五十嵐がラウンド4進出 


Bruno Galini (BRA) - Photo: Daniel Smorigo

 

 

イタカレ、バイーア、ブラジル 2015年10月30日金曜日:WSLブラジルQS3 連戦の第2戦目となるQS6,000「マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバル」は大会4日目は土砂降りの雨の影響でオンホールド。熱帯地方特有の天候ですぐに晴れ間が出てコンテストは再開となった。

 

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今大会で好調なサーフィンを見せるブルーノ・ガリーニ(BRA)が、再び高得点をマーク。エクセレントの8.50を7.57でバックアップし、2つのベスト・スコアリング・ライドのトータル16.07で、ニック・ボン・ラップ(PRT)とタナー・グダスカス(USA)を下し勝ち上がった。

 

「昨日(木曜日)そのヒート・ドローがわかったとき、自分のベストを出さなければ、これらの選手を克服するということは難しいと思っていました。」と、ガリーニが言った。

 

「次のラウンドに進みたければ、僕は少なくともヒートのベスト・ウェイブを手に入れなければならないと思っていたんです。みんなリップしていましたからね。レフトがキーだと感じていました。自分のヒートの前に、ヤジェ(アラウージョ)がスコアをゲットするのを見ていたので、僕も同じようにしようと思いました。最初は、何も見つけることができなかったのですが、ヒート中盤から、2つの素晴らしい波を見つけ、僕はそのヒートに勝つことが出来たんです。」

 

 

Santiago Muniz (ARG) - Photo: Daniel Smorigo


 

ラウンド3のヒート5では、CTサーファーのジャドソン・アンドレ(BRA)が、 QSサーファーのサンチァゴ・ムニーツ(ARG)、カノア五十嵐(USA)、デレク・ピータース(USA)に敗退。

 

サンチァゴ・ムニーツは、9.00ポイント・ライドを含む16.00というソリッドなヒート・スコアを組み立て、トップでラウンドアップ。カノア五十嵐はブラジルのQSイベントでの安定したパフォーマンスを維持し2位でラウンドアップを果たした。

 

 

Kanoa Igarashi (USA) - Photo: Daniel Smorigo


 

「それは僕にとってスーパー重要なヒートでした。他の全てのヒートが重要ですけど、それは本当にハード・ヒートでした。そのヒートはCTサーファーと2人の本当に素晴らしいQSサーファーがいたんです。」と、五十嵐が言った。

 

「波がかなり良かったので、それがハイ・スコア・ヒートになると分かっていました。最後はサンティアゴが抜け出して。自分も波を待って、逆転することが出来て最高でした。」

 

ここは本当に美しい場所ですね。このイベントがまだ4スターだったとき、僕は2年前にここに来ました。だから、この波が本当に素晴らしいポテンシャルがあるということを知っていたんです。ツーリズム・ボードは本当に支えとなってくれて、サーフィンにも協力的なので、僕たちはここに来れて本当に最高ですよ。パラダイスのようで、試合できている事を忘れてしまいそうです。」

 

 

Connor O'Leary (AUS) - Photo: Daniel Smorigo

 

 

今シーズンの終わりにWSLクオリファイ・シリーズのトップ10にランクされるサーファーだけが、2016年のチャンピオンシップ・ツアーへクオリファイする事が出来る。マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバルQS 6000の結果は、QSランキングにおける彼らのポジションを固める事となる。

 

ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)は、トップ10woメイクするために、このイベントに優勝する必要がある。ソリ・ベイリー(AUS)とディオン・アトキンソン(AUS)は、QSランキングで現在15,100ポイントを持つマキシム・フスナット(FRA)を越えるためには、セミファイナルをメイクする必要がある。

 

クオリファイを射程距離内に置くために、エヴァン・ガイゼルマン(USA)、デイヴィ・キャスルズ(AUS)、コナー・オリアリー(AUS)は、クオーターファイナルをメイクする必要があだろう。

 

ラウンド3のヒート11、2-3フィート・レンジのコンディションで、コナー・オリアリー(AUS)は、本日のハイエスト・ヒート・トータルを16.70(8.93 + 7.77)をスコアした。

 

「潮が上げて来ているので、ちょっとスローなヒートになっていましたが、自分は前半にスコアを手に入れることが出来てラッキーでしたね」と、オリアリーが言った。「僕はいま22才なので、それについてあまり多くの事は考えていないですね。僕は昨年の中間でプライムに出始めたので、ちょっと形だけみたいなところもあって、ヒート毎勝ち上がれるように挑んでいる感じなんです。」

 

QSランキングの激しいポジション・バトルは、明日の土曜日もプライア・ダ・チリリッカで続く。コンテストは3ラウンドを行う予定で、日曜日にQS 6000マハロ・サーフ・エーコ・フェスティバルのタイトルを争う、4人のセミファイナル出場選手を決定する。

 

新井洋人は、ラウンド3でキロン・ジャボーHAW、ライアン・キャリナンAUS、イズキール・ラウHAWと対戦。ヒート開始直後から先制攻撃を仕掛けた新井洋人は、高速なフォアハンドのカーヴィングをコンビネーションさせて4.83をスコア。さらに積極的に波を掴むが、スコアは伸びない。3位を強いられた新井洋人。ラストウェイブで4.70をスコアするも3位で敗退。25位でフィニッシュとなった。


ネクストコールは、ローカル・タイム午前8時。日本時間の19時です。

 

 

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