大会最年少の安室丈を含む10人の侍がサンセットに挑む。WSL-QS3,000「HICプロ」10/28開幕 


 

 

ハワイアン・ウインター・サーフ・シーズンの到来を告げる、VANSトリプルクラウンのオフィシャル予選であるWSL-QS3000イベント「HICプロ」のウエイティング期間が、現地時間10月28日(水)からスタートする。


 

このHICプロは、今年も11月12日 から12月20日まで開催される「VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィン」のローカル予選である。112名の選手のうち、約半数の59名がローカル・アスリート。更に34パーセントがティーンエイジャーと若い選手が多い。

 


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今回のHICプロ最年少選手は、日本の安室丈が14才、そして地元のフィン・マクギル(HAW)が15才となる。2005年に、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、13歳でVANSトリプルクラウンに出場して最年少記録を作り、22歳までに2度のトリプルクラウンを獲得している。

 

世界中からサーファーが集まるハワイ・ノースショアのアーリーシーズンにおいて、サンセットの頂点を目指して戦うHICプロは、昨年の優勝者であるダニー・フラーをはじめ、ジョエル・センティオ、サニー・ガルシア、ジェイミ・オブライアン、パンチョ・サリヴァンといったサンセットを知り尽くしたベテラン・ハワイアンたちも顔を揃える。

 

また今年のHICプロには、日本のからプロサーファーが多数参戦。Round of 112のラウンド1はH5に今回最年少の安室丈、H6 脇田泰地、ラウンド2からH1に河村海沙、脇田貴之、H2 渡辺寛、H6 佐藤魁、H11 西慶司郎、ラウンド3からはH7に加藤嵐、H11に仲村拓久未。H6には喜納海人も出場する。

 

毎年このイベントには多くの日本人サーファーが出場。昨年は、ビッグなコンディションの中、田中海周と河村海沙がファイナルデイまで残り、ラウンド4まで勝ち上がったが、そこで惜しくも敗退。

 

日本時間で28日更新された最新の情報では、HICプロのオープニング・デイに巨大なスウェルが予測されており、15-20フィートのウェイブ・フェイスと最良のウインド・コンディションでキックオフする見込み。

 

さらに木曜日には10-20フィート、金曜日は25-30フィートのウェイブ・フェイス。土曜日は15-20フィート・レンジと巨大なコンディションが続く予報。

 

今年もサンセットで更なるサムライ・スピリットを見せてくれるだろう! 頑張れ日本!
現地時間の 2015年10月28日7時30分 は、日本時間の 2015年10月29日2時30分です。


オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/hicpro2015

 

編集: 2015年10月28日 9:13 AM