カノア五十嵐が9.50。大原洋人もR4進出。WSL-QS6000「レッド・ノーズ・プロ」

カノア五十嵐が9.50をスコア。大原洋人もR4進出。WSL-QS6000「レッド・ノーズ・プロ」 


Kanoa Igarashi (USA) - Red Nose Pro15 Florianopolis SC

 

 

フロリアノポリス、サンタカタリーナ、ブラジル、2015年10月23日金曜 日:WSLクオリファイ・シリーズ・ブラジル3連戦の初戦となるQS6000「レッド・ノーズ・プロ・フロリアノポリスSC」の大会4日目は、厳しいコンディションを強いられた。

 

イベント主催者、ヘッド・ジャッジとサーファー代表は、朝ミーティングをして、コンテストが不可能な波により、イベントは午後1時30分までオンホールドとなった。

 

コンディションは午後にようやく改善されて、コンペティションは日暮れまで続けられ、ラウンド3の12ヒートのうち11までが終了した。

 

そんなコンディションの中、ラウンド3のヒート1で、カノア五十嵐(USA)がライトハンダーで、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.50をスコアした。

 

ミッド・レンジ・スコアによるスタートの後、五十嵐は、連続的なフロントサイド・スラッシュのコンビネーションから、インサイド・セクションでソリッドなフィニッシュを見せ、アーリーリードを取った。


 

「午後にスタートが決定するまで随分長い事待ちました。でもその決断は正解だったかなと思います。自分のヒートで波は良くなって来ましたから。潮が上げて来て、みんなが波を探していました。」と、五十嵐が言った。

 

現在、2015WSLクオリファイング・シリーズ・ランキング第7位の五十嵐は、彼のいまの精神状態についてコメントした。

 

「本当に素晴らしい年で、これまでのキャリアで最高なシーズンだと思っています。今回のイベントでは良いサーフィンのフィーリングはありながらも、自信に満ちたものではなかった。でも、この数ヒートでは、僕が今年感じてきた最も自信に満ちたフィーリングでした。今回は、ヴァージニアのQS 3000に勝ったときに使っていたボードに乗っているので、失敗は出来ないって感じですよ。」

 


大原洋人- Red Nose Pro15 Florianopolis SC

大原洋人(JPN)はR3のヒート3で、デイヴィ・キャスルズ(AUS)ディラン・ライトフット(ZAF)イアン・ゴウベイア(BRA)と対戦

 

ヒートスコア6とし、2位で前半を折り返し後半に挑んだ大原洋人は、レフトブレイクをキャッチして、バックハンドのコンビネーション・マニューバーで7.67をスコア。一気にトップポジションを奪う。

 

キャスルズもバックハンドでハイパフォーマンスを見せてエクセレントの8.17をスコアして大原を逆転。ゴウベイアもエアリバースで反撃。大原にプレッシャーをかけてくるが、大原洋人は逃げ切り、2位でラウンドアップを果たした。

 

これでカノア五十嵐と大原洋人は、ラウンド4のヒート1で行われる3人ヒートをブラジルのディビッッド・シルバと対戦。

 

USオープン以来の対決となるカノア五十嵐と大原洋人の対決。ハンティントンでは大原洋人に軍配が上がったが、今回はカノア五十嵐がリベンジするか?それとも大原洋人が勝ち上がるか。注目のヒートとなる。

 

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ネクストコールは、現地時間の 2015年10月24日7時30分 、日本時間の 2015年10月24日18時30分です。

 

ライブ中継はこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1250/red-nose-pro15-florianpolis-sc/live