村上舜がファイナル進出を果たし第4位。川合美乃里5位で日本総合第5位。ISA世界ジュニア

村上舜がU18ファイナル進出を果たし第4位。川合美乃里も5位で日本総合第5位。ISA世界ジュニア 


村上舜 ISA_Chris_Grant

 

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Day 7 – 2015 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship

 

オーシャンサイド、カリフォルニア、2015年10月18日日曜日:11日からカリフォルニアのオーシャンサイドで開催されていた「VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(ISA世界ジュニア選手権)」もついに大会最終日を迎えた。

 

村上舜 ISA_Chris_Grant

 


ファイナルデイは、U16ガールズ – リパチャージのラウンド 7からスタート。敗者復活のラウンドを強いられながら勝ち上がって来た川合美乃里が登場。川合はヒート後半フォアハンドでスピードとコミットメントのある、 ドライブの効いたターンを見せて6.57をスコア。バックアップを5.50とし、ヒートスコア12.07で1位でラウンドアップ。

 

村上舜 ISA_SeanEvans

 


アンダー18ボーイズのラウンド6では、イベントを通じて、快進撃を続ける村上舜が、今回の最強選手であるアメリカのコルト・ワード、ジェイク・マーシャル、フランスのノミ・ミニョと対戦。ヒートはミニョがエアリバースでエクセレントをマークしヒートをリード。アメリカのジェイク・マーシャルがバックハンドでグッドスコアを2本まとめて2位。村上舜は思ったような波が掴めず3位を強いられる。


 

ついにファイナル進出を決めた村上舜_ISA_Chris_Grant

 

 

ワードが終盤にエアリバースを決めて3位へ。4位と追い込まれた村上舜。しかし、ヒート終盤にヒート最大のレフトをゲットした村上舜。クリティカルセクションでのビッグリエントリーを2発メイクして、9.67のエクセレントをマーク。一気に2位に浮上。大逆転でファイナル進出を決めた。

 

 

 

アンダー16ガールズのリパチャージ8では、再びサマー・マセードとブリーサ・ヘネシーの二人のハワイアン、そしてオーストラリアのインディア・ロビンソンと対戦した川合美乃里。フォハンドで4.67をスコアするも、二人のハワイアンがハイスコアをまとめて上位を独占。3位だった川合美乃里がバックハンドで6.50をスコアして、一気に1位へ。

 

しかし、再びハワイアン・ペアがグッドスコアをマークして3位を強いられる川合。ニード7.57の川合を1位のサマーが完全にをブロックして、そのままタイムアウト。

 

サーフィンのレベルでは負けていなかった川合美乃里だったが、ハワイアンの作戦に敗れた。ファイナル目前で惜しくも敗退。それでも大健闘の5位でフィニッシュとなった。

 

村上舜_ISA_Chris_Grant

 

村上舜は、フランスのノミ・ミニョ、イタリアのレオナルド・フィオラバンティ、アメリカのジェイク・マーシャルとファイナルを戦った。


ミニョがオープニングライドでブローテール・リバースをメイクし、エクセレントの8.83でファイナルがスタート。続けてフィオラバンティがビッグなフルローテーション・エアでパーフェクト10をマーク。信じられないような激しい戦いがスタート。


 

レオナルド・フィオラバンティ_ISA_Chris_Grant

ノミ・ミニョ_ISA_SeanEvans

 



村上舜もバックハンドサーフィンで6.17をスコアするも、フィオラバンティが今度はバックハンドで9.23をスコア。ヒート開始僅か5分で下位の選手をコンビネーションに追い込んだ。


 

エアリアル・マニューバーで攻めるフランスのノミ・ミニョも2本目のエクセレントをスコア。17.43のヒートスコアで2位に付ける。大会を通して、エクセレントを連発した村上舜だったが、ファイナルは全くリズムを掴めないまま終了。第4位という成績でフィニッシュ。

 

 

アロハカップで銀メダルを獲得した日本チーム

 

 

今回、日本は総合第5位。昨年の7位を上回る結果を残した。今回のISAワールドジュニアは、チームジャパンにとって、東京オリンピックに向け大きく注目される中、これまでにない期待とプ レッシャーが課せられていた。

 

Team_Japan_ISA_Chris_Grant

 

今回キャプテンとして挑んだ稲葉玲王は、一昨年のイベントのU16で4位という記録を持っての出場。周囲からの期待とプレッシャーを力に変え、アロハカップではアンカーを務め、メダル獲得に大きく貢献した。

 

今回大活躍の村上舜。物怖じしない舜の思い切りの良いサーフィンが爆発して、アンダー18でリパチャージに回る事無く、見事ファイナル進出。セミファイナルでは、9.67のエクセレントをマーク。大逆転劇を演じたが、そのピークをファイナルに持って来ることが出来なかった。

 

Team_Japan_ISA_Chris_Grant

 

これで長かった8日間に渡るイベントが全て終了。国別総合ランキングでは、開催国のアメリカが圧倒的な強さで優勝。日本は昨年の7位から2つ順位を上げて、35カ国中5位でフィニッシュ。次の目標に向って前進して行こう!頑張ろう!日本!


 

日本チームの成績

 

U-18 Boys/村上舜(4位)、稲葉玲王(15位)、中塩裕貴(21位)、田中大貴(57位)
U-16 Boys/都筑百斗(17位)、西優司(21位)、伊東李安琉(21位)、安室丈(33位)
U-18 Girls/鈴木姫七(9位)、田代凪沙(11位)
U-16 Girls/川合美乃里(5位)、野中美波(17位)


国別順位は総合第5位。

 

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ライブ中継はこちら。

http://isaworlds.com/juniors/en/live/

 

日本サーフィン連盟のオフィシャルページ

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