ケリーがコロヘに敗退。男女ベスト12が決定。WSL-CT「クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス」

ケリー敗退。男女ベスト12が決定。WSL-CT「クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス」 


ガブリエル・メディーナ(BRA)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

セノッス/ホセゴー/カップブルトン、ランド、アキテーヌ/フランス(2015年10月10日土曜日)WSL-CT「クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス」は大会3日目。再びレ・ガーディアンとキュルス・ニューのリッパブルなビーチブレイクで、ウイメンズのラウンド2と、メンズのラウンド3が行われた。

 

 

YouTube Preview Image大会3日目のハイライト映像


 

シーズン前半は思ったような結果を出せなかった、WSLチャンピオンに君臨する、ガブリエル・メディーナ(BRA)は、後半に入りJベイ、タヒチ、トラッスルズと調子を上げ、今回のフランスでも好調なサーフィンを見せている。

 

ベテランのC.Jホブグッド(USA)に対したラウンド3では、クリーンなライトハンダーを見事なバックハンドで料理。インプレッシブな18.70のヒート・トータルを叩き出した。

 

「C.J.と僕は波について話をしていたんです。太陽で何も見ることができなかったので、どの波が良いか話をしていました。 」と、メディーナが言った。

 

「我々が、この前にヒートで戦ったのがいつかはわかりませんが、彼と一緒にサーフィンできる事に名誉を感じると彼に話しました。C.J.とは、いつも素晴らしいマッチアップでした。今日のヒートがバレルになることを願っていました。とても楽しいヒートでしたね!」

 

ビード・ダービッジ IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

ビード・ダービッジは、ポイントブレイク・スタイルのライトで、洗練されたフォアハンド・アタックを披露し、9ポイントを越える2つのエクセレントスコアを集めた。

 

「それはラウンドピンを使っていた、6フィートプラスのバレルになる自分のファースト・ヒートとは明らかに異なるものでしたね。」と、ダービッジが言った。

 

「今日は3フィート、本当にリッパブルな波で、僕は自分のマジック・スティックに乗ったんです。エースは開始直後から高得点を連打して、僕は反対側にいたので直ぐに作戦を変更したんです。潮は上げて来るし、エースはリードを保っていて、僕はスピードを上げて遅れを取り戻す必要があったのです。それで僕はその2本の9ポイントを手に入れたのです。」

 

コロヘ・アンディーノ(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

先日ポルトガルで行われた、クオリファイング・シリーズ(QS)10,000イベントでの優勝が記憶に新しいコロヘ・アンディーノ(USA)は、ホセゴーでもインプレッシブ・キャンペーンを続け、11-タイムWSLチャンピオンのケリー・スレーター(USA)を下して、ラウンド4へ勝ち上がった。

 

アンディーノは、マッシヴなスロブ・エアでヒート・ハイの8.50をスコアしてヒートを開始した。

 

「波はクローズアウトだったので、僕はただビッグな何かをしたかった。 僕は自分のヒートの前に、エア・リバースが、おそらくベターオプションだと思ったんです。でもジャッジがビッグなストレート・エアに点を出してくれたことが嬉しかったですね。」と、アンディーノが言った。

 

 

ミック・ファニング(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

ローカル・イベント・ワイルドカードのマキシム・フスナット(FRA)は、3-タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング(AUS)と対戦。フスナットは終了間際までファニングを追い込んでいた。

 

そして終了間際にラストウェイブをつかんだファニングは、シグネチャー・パワフル・カーヴィングを爆発させ続けて、9.03をスコアし大逆転でラウンドアップした。

 

「それは本当にストレスを感じたヒートだった。マキシムがクイック・スタートから、どんどんスコアを重ねて行ったからね。」と、ファニングが言った。

 

「僕は波を見つけ出す事が出来ないと感じていた。残り時間もなくなって、あの最後の波で自分の全てを出すしかないって思ったんだ。それは素晴しいシェイプを保ち、ヒートのベストウェイブで、本当にラッキーだった。」

 

ウイメンズは、ラウンド2の残っている3つのヒートから行われた。

 

ステファニー・ギルモア(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

6-タイムWSLチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)は、ヒザの怪我のために5試合を欠場。今回のフランスが今シーズン復帰第1戦となった。

 

ギルモアはクリーンなバレルを見つけ、マリア・マニュエル(HAW)を下してラウンド3へ勝ち上がった。「私は、全然100%に近いとは感じないですね。再び自分のリズムを見つけるためにトライ続けている感じです。」と、ギルモアが言った。

 

「とはいえ、私はロキシー・アンバサダーで、ここに来ざるを得なかった。自分の膝が良い感じならば、サーフィンをするべきで、楽しむべきであると考えたんです。サーフィンをするたびに良い感触があり、自信とリズムを取り戻している感じですね。」


 

関連記事:

トリードR2敗退、タティアナが10、WSL-CTクイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス

ソリッドなビーチブレイク・バレルでWSL-CT第9戦「クイックシルバー・プロ・フランス」開幕

オフィシャルサイト

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1302/quiksilver-pro-france

 

 

 

クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド4マッチアップ:

ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート2:イタロ・フェレイラ(BRA)、ビード・ダービッジ(AUS)、ミック・ファニング(AUS)
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)、マット・ウィルキンソン(AUS)、オーウェン・ライト(AUS)

 

クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド3結果:
ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)11.17 def.ブレット・シンプソン(USA)10.34
ヒート2:ジャドソン・アンドレ(BRA)13.17 def.ナット・ヤング12.97(USA)
ヒート3:コロヘ・アンディーノ(USA)15.77 def.ケリー・スレーター(USA)14.20
ヒート4:イタロ・フェレイラ(BRA)13.60 def.キアヌ・アシン(HAW)13.10
ヒート5:ビード・ダービッジ(AUS)18.37 def.エイドリアン・バカン(AUS)17.40
ヒート6:ミック・ファニング(AUS)17.83 def.マキシム・フスナット(FRA)16.04
ヒート7:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)14.17 def.トーマス・ヘルメス(BRA)12.73
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.33 def.カイ・オットン(AUS)15.33
ヒート9:ジェレミー・フローレス(FRA)10.46 def.ミシェル・ボレーズ(PYF)10.14
ヒート10:ガブリエル・メディーナ(BRA)18.70 def.C.J.ホブグッド(USA)14.23
ヒート11:マット・ウィルキンソン(AUS)16.00 def.ジョシュ・カー(AUS)12.50
ヒート12:オーウェン・ライト(AUS)14.83 def.デーン・レイノルズ(USA)10.97

 

ロキシー・プロ・フランス:ラウンド3マッチアップ
ヒート1:ジョアン・デフェイ(FRA)、タイラー・ライト(AUS)、セージ・エリクソン(USA)
ヒート2:コートニー・コンローグ(USA)、ステファニー・ギルモア(AUS)、ココ・ホー(HAW)
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、アレッサ・クイゾン(HAW)
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、ディミティ・ストイル(AUS)

 

ロキシー・プロ・フランス:ラウンド2結果
ヒート1:ジョアン・デフェイ(FRA)18.17 def.シルヴァナ・リマ(BRA)10.50
ヒート2:アレッサ・クイゾン(HAW)10.80 def.ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)10.20
ヒート3:コートニー・コンローグ(USA)13.23 def.チェルシー・トゥアク(BRB)5.97
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.43 def.ポーリーン・アドゥ(FRA)4.60
ヒート5:セージ・エリクソン(USA)13.23 def.レイキー・ピーターソン(USA)7.76
ヒート6:ステファニー・ギルモア(AUS)13.50 def.。マリア・マニュエル(HAW)13.40