【CieloMare-空・海・新島】JPSA新島プロに集結したトッププロ達のセレクト・ショット

【CieloMare-空・海・新島】JPSA新島プロに集結したトッププロのセレクト・ショット 


 

2015年9月10日からの4日間、JPSA新島プロのために、東京都新島に集結したプロサーファー達によって行われた奇跡のフリーセッション。記憶の中では、ここ数年これだけのメンバーが揃った新島でのセッションはない。

 

【CieloMare-空・海・新島】第4弾はセレクト・ショット。辻裕次郎をはじめ、仲村拓久未、田中英義、浜瀬海、渡辺寛、川畑友吾、高橋健人、松下諒大、脇田泰地らが魅せたビッグハイパフォーマンス。

 


ハワイのノースショアや、生まれ育った四国の河口で培ったバレルライドのスキルには定評のある
辻裕次郎。その経験の豊富さが、波とシンクロしたリラックス・スタイルに研ぎ澄まされた美しさを加えている。大会初日のラウンド1で村上舜が魅せたサンドバーで、辻裕次郎もバレルにプルイン。新島の怖いほど美しいグリーンルームでは、水中フォトグの神尾光輝がレンズを構え、素晴しい瞬間を切り取った。
この新島で、夢にまで見た悲願のJPSAグラドチャンピオンを決めた仲村拓久未。タクミにとって、一生忘れることの出来ない波となったに違いない。
波の大小に関わらず、ヒデヨシ・スタイルを貫き通す田中英義。どんな状況下でも波のパワーを100%利用した、ブレない安定感のあるサーフィンが彼を常に上位に君臨させる由縁でもある。
レイトなテイクオフから、とんでもない高さからのフリーフォール。見事タッチダウンをきめた浜瀬海。
宮崎の日南で鍛えたビッグ・ウェイブのスキルを持つ渡辺寛。物凄いパワーのあるビーチブレイクでは、リーフブレイクとは一味違ったスリリングな瞬間を味わえる。
川畑友吾。クリーンなブレイクを探し出し、バックハンドでトップターンを見せる。グラッシーなサーフェイスとソーダ色のアイランドブレイクを思い存分楽しんだ。
第3弾でロングシークエンスを紹介した高橋健人。これは別ショットのシークエンスで、潰されたものの、サイズと掘れ上がり方はこの波のほうが凄い。
松下諒大。午後の逆光にコバルトブルーの海が透け、際どいセクションで魅せた諒大のスナップに、刻んだトラックが波しぶきと美しく弾け飛ぶ。
脇田泰地。日本が世界に誇る、偉大なるビッグウェイバー脇田貴之のDNAを受け継ぐタイチのバレルライド。父親と比べられるプレッシャーは2世サーファーの宿命だが、タイチ独自のスタイルがコンテストでも花開きつつある。

 

撮影:山本貞彦

 

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