WSLウイメンズQS6,000「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」はベスト4が決定。

WSLウイメンズQS6,000「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」はベスト4が決定。 


Malia Manuel (HAW). Pantin 2015 - WSL / Laurent Masurel

 

 

2015年9月3日木曜日、プラヤ・デ・パンティン、ガリシア ― スペイン :WSL「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」は大会3日目。ウイメンズQS6,000がクオーターファイナルまで行われ、セミファイナルを戦うベスト4が決定した。

 

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オープニング・クオーターファイナルでは、カレント・ワールドNo.15アレッサ・クイゾン(HAW)が、地元スペインの期待を集めたレティシア・カナーレス・ビルバオ(EUK)と対戦。激しいシーソーバトルの末、バスク・サーファーがセミファイナル進出を決めた。

 

また、チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターのマリア・マニュエル(HAW)は、パーフェクトに近い9.57をスコア。更にもうひとつのエクセレントを叩き出し、ヒートスコア17.74で勝ち上がった。

 

「コンディションは物凄く変わりますね。、全てが自分の良いように働いたラッキー・ヒートでした。」と、マニュエルが言った。「CTのほうにプレッシャーを与えたくなくて、QSの方で良い結果を残しておきたいと思ってました。セミファイナルまでこれて安心しました。これでCTツアーに残れるだけのポイントは稼げたと思います。」


 

Pauline Ado (FRA), 2015 European Women Champion - WSL / Laurent Masurel

 

 

セレクトした戦略で戦ったフィリッパ・アンダーソン(AUS)は、クォーターファイナルのヒートでフランスのポーリーン・アドゥ(FRA)に対して4本だけ波に乗っただけ。そしてエクセレントの8.50にバックアップ6.67を揃えて勝ち上がった。

 

惜しくもQFで破れたポーリーン・アドゥ(FRA)だったが、今回のイベントで5位となり、2015年のヨーロピアン・ウイメンズ・チャンピオンが決定、4度目のリージョナル・タイトルを勝ちとった。


Mahina Maeda (HAW) and Reika Noro (JPN). Pantin 2015 - WSL / Laurent Masurel


日本の野呂玲花は、ラウンド4のヒート3で、ページ・ハレブ(NZL) 前田マヒナ(HAW)と対戦。ヒートは前半、ページハレブが6.00、前田マヒナが5.50をスコアしてリード。野呂玲花は思ったような波が掴めずショートライドが続き3位を強いられる。

 

Mahina Maeda (HAW) . Pantin 2015 - WSL / Laurent Masurel

 

 

ヒート後半に入り、前田がカーヴィングのコンビネーションでバックアップを塗り替えてトップへ躍り出る。しかし、ヒート終盤にハレブが5.93でバックアップを塗り替えトップへ。野呂玲花はスコアを伸ばすもニード6.84と追い込まれ、そこでタイムアップ。惜しくもここで敗退となった。

 

また、前田マヒナはラウンド5でオーストラリアのイザベラ・ニコルズと対戦。惜しくもここで敗退となった。


明日はメンズが再開されれば、ラウンド3のH-2 安井拓海、勝ち上がった佐藤魁がH-9 、H-15に稲葉玲王が登場する。

 

 

 

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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1280/pantin-classic-galicia-pro