JPSA「I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」金尾玲生と三浦涼が公認プロ資格獲得

JPSA「I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」金尾玲生と三浦涼が公認プロ資格獲得 


 

2015年9月3日(木)、茨城県大洗町 大洗海岸:オールジャパンの興奮冷めやらぬまま、本日より9月6日(日)まで、茨城県大洗町大洗海岸において、JPSAショートボード第6戦「第20回 I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」が行われる。

 


 

今回も昨年に続き、海に向かって右側の県営駐車場前の中央トイレ付近の磯場ポイントがコンテスト開催。本日は、 会場の今日の天候は曇り。風はサイドオン。波はコシハラのコンディション。プロトライアル男子ラウンド1から7:30AMスタート。パワーなくダラダラで、水は冷たくウェットスーツが必要だ。

 

 

念願のプロ合格を決めた金尾玲生

 

 

本日は男女ともプロトライアルがラウンド2まで予定通り行われ、明日のプロ本へ勝ち上がる選手が決定した。


 

大橋海人とプロ合格を喜ぶ金尾玲生

 

 

男子はプロトライアルのラウンド2を勝ち上がった各ヒート2名と、3位の高得点者1名、計13名がプロ本戦に出場することが出来、プロ本戦のラウンド3を勝ち上がった選手がJPSA公認プロ資格を獲得できる。またベスト2のスコアで12点以上を出した選手にも公認プロ資格を与えられる。

 

 

プロ合格の三浦涼

 

 

女子は、ラウンド2を勝ち上がった各ヒート2名・3位の上位高得点者1名の計5名がプロ本戦に出場することが出来、プロ本戦のラウンド1を勝ち上がった選手に公認プロ資格を与えられる。

 

金尾玲生

 

 

そんな中で、トータル12.00ポイント以上を出した金尾玲生と三浦涼の二人が、公認プロ資格をゲット。何度もチャレンジを繰り返していた金尾は念願かなってのプロ公認。会場では多くの仲間が声を上げて祝福した。

 

大矢ひいな

 

 

明日はいよいよプロ本戦がスタート。「第20回 I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」は4日~6日:本戦でイベントも同時開催。6日のファイナルヒート前にはISUエクスプレッションセッションも同時開催。また無料で参加できるビーチヨガ、スケートボードのイベントも開催予定。

 

幸 総一郎
田辺 楠磨 ライ
島田 真凜
山本 竜平
大田 友貴
田中 透生
粂 浩平と金尾玲生
金尾玲生

 

 

今回の茨城での仲村拓久未がグランドチャンピオンを決定するシナリオ 


オールジャパンでは2位となった仲村拓久未

 

 

後半戦に入り、気になるグランドチャンピオン争い。ここまで5戦全てでファイナルまで勝ち上がり、3戦で優勝している仲村拓久未がトップを独走。2位の加藤嵐との差を3100ポイントと大きく広げている。

 

今回もラウンド4から登場する現在9440ポイントを持つ仲村拓久未。彼が今後集めるスコアが最も少なくなるケースを考えてみる。可能性は低いが仲村拓久未が仮に一コケが3戦続いたとしても、

9440+(720+720+1080−720)=11240ポイント。

逆に、現在6340ポイントの加藤が、残りの試合を全て優勝して最も多くポイントを稼げる数字が、

6340+(2000+2000+3000-720)=12620。

仮に茨城で仲村が優勝すると、残りを全て一コケしても

9440+(2000+720+1080−720)=12520。

そうなると加藤が茨城で2位になるとしても最終戦はポイントが1.5倍だが

6340+(1720+2000+3000-720)=12340。

と、最終戦まで全て優勝しても仲村の数字を逆転する事は出来ない。

つまり最速で今回の茨城での仲村拓久未が優勝すると、

グランドチャンピオンが決定する可能性もあると言う事になる。

 

昨年のディフェンディング・チャンピオンでもあり、今シーズンの勢いを持った仲村拓久未であれば、充分に優勝する可能性はあるだろう。仲村拓久未はこの茨城で悲願のグランドチャンピオンを決めてしまうのか。

 

JPSAショートボード第5戦「第20回 I.S.U茨城サーフィンクラシックさわかみ杯」。

明日は会場に選手集合AM 6:30。

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

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今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

 

取材、撮影:山本貞彦