WSL QS3000「ソルーズ・ラカナウ・プロ」でマキシム・フスナット(FRA)が優勝

WSL QS3000「ソルーズ・ラカナウ・プロ」でマキシム・フスナット(FRA)が優勝 


IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

グランデ・プラージュ、ラカナウ、フランス、2015年8月23日、日曜日:フランスのラカナウで開催中の WSL QS3000「ソルーズ・ラカナウ・プロ」が終了。マキシム・フスナット(FRA)がオール・フレンチ・ファイナルで、エアウォーク・プロ・ジュニア勝利者であるノミ・ミニョ(FRA)を下し優勝した。

 

一晩でパワフルな3-5フィートのコンディションとなったファイナルデイは、8つのクォーターファイナル・スポットのうち6つがフレンチ・サーファーによって支配された。

 

マキシム・フスナット(FRA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

フスナットは、ファイナルのファースト・ウェイブで、ファイナルのハイエスト・ライドとなる8.50をスコア。最終的に7.10のバックアップスコアを叩き出して、勝利を手に入れた。そのクローズアウト・セクションでのパワフルなバックハンド・ハック&コミットメントをジャッジは高く評価した。

 

マキシム・フスナット(FRA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

「自分にとって初のQS優勝で最高です」と、フスナットが言った。「いま純粋に喜んでいます。自分の友達が応援に来てくれていたので本当に嬉しいです。メジャー・イベントで結果を残すためにトレーニングをやって来ました。それが報われて本当にハッピーです。

 

ラカナウで3,000のランキング・ポイントを手に入れたフスナットは、インターナショナルQSランキングで9位へジャンプアップ。サムスン・ギャラクシー・チャンピオンシップ・ツアーへクオリファイを目指し勝ち進む。

 

「この結果がランキング上で自分のカレント・シチュエーションを助けてくれることは間違いないですね。でもまだ長い道程ですから、将来のイベントに自分のフォーカスをキープしていきます。次のアングレットのイベントもファンウェイブとなりそうです。今回同様に楽しんでやるつもりです。このようなロングレフトは自分のサーフィンを際立たせてくれます。僕はこのような波でサーフィンして育ったんです。それが今回は自分を助けてくれたんだと思います。」

 

ノミ・ミニョ(FRA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

今回のエアウォーク・プロ・ジュニア勝利者であるノミ・ミニョ(FRA)。イベントを通して素晴しいサーフィンを披露し、ワールド・チャンピオンのガブリエル・メディーナ(BRA)だけがラカナウで達成した、ジュニアとQSのダブル優勝も目前だったが惜しくも2位でフィニッシュとなった。

 

 

稲葉玲王と 佐藤魁は、8月25日から開催されるQS1,500「プロ・アングレット」に出場

 

 

まだまだ続くWSLヨーロピアンレッグ。日本から参戦する稲葉玲王と 佐藤魁は、このあと8月25日から30日までフランスのアグレットで開催されるQS1,500「プロ・アングレット」。これはウイメンズQS も同時開催でハワイのジュニア世界チャンプ、前田マヒナが参戦。

 

佐藤魁はラウンド3のROUND of 96からの出場でヒート12に登場。稲葉玲王は、ラウンド4のトップシードが登場するROUND of 64のヒート13に登場。QS15000とはいえ、トップシードは今回の3000イベントからの流れの選手が多い。

 

また9月1日からのパンティン・クラシックには安井拓海も加わり、ウイメンズでは、は大村奈央、野呂玲花、須田那月が参戦予定。そして9月12日まで開催されるモロッコのイベントは稲葉玲王、佐藤魁、河村海沙が出場予定。約1ヶ月以上の長期遠 征となる。WSLヨーロピアン・レッグでの彼らの戦いは続く。

 

世界を目指して、頑張れ!日本!

 

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オフィシャルサイト:

http://sooruzlacanaupro.com/live-webcast/

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1274/mens-sooruz-lacanau-pro/live