新井洋人がイベント・ハイエスト・シングルスコアをマーク。WSL-QS 3000「Vans Pro」

新井洋人がイベント・ハイエスト・シングルスコアをマーク。WSL-QS 3000「Vans Pro」 


ノア・シュワイツァー(USA)Image: WSL/Ferguson

 

ヴァージニアビーチ、ヴァージニア、アメリカ(2015年8月18日火曜日):アメリカのヴァージニアビーチで開催中のWSLメンズQS 3000「Vans Pro」は大会2日目。厳しい1~3フィートのコンディションでラウンドまでが終了。トップ・シード選手の多くがラウンドオブ32へ進出するなかでヤングガンの活躍が光った。

 

大会を通して絶好調なパフォーマンスを続けるノア・シュワイツァー(USA)は、自分の保持するハイエスト・ヒート・トータル17.04を塗りかえる17.30を記録した。

 

「良いスコアをキープ出来て嬉しいですね。」と、シュワイツァーが言った。「良い波が自分のところに入って来て、いくつかのターンをメイクしてインサイドまで繋げました。今回僕はエポキシの板を使っているんですが、この波を最大限に活用出来ていると思います。」

 

また、17.17のマッシヴなヒート・トータルを記録したベネゼイラのラファエル・ペレイラ(VEN)も注目の選手。厳しいコンディションにも関わらず、多くの波を掴み、2本のエクセレントをスコアした。


 

新井洋人がイベント・ハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアをマーク。

 

日本の新井洋人(JPN)は、さらにスモールとなった午後のコンディションで9.23というイベント・ハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアをマークした。新井は素晴しいレフトを見つけ出し、バックハンドで砂浜に上陸するまでターンを何度も繰り返した。

 

新井は、プロジュニアにもエントリーしており、ラウンド1ではエクセレントの8.17をスコアして、ラウンド2へ勝ち進んでいる。

 

「自分のホームブレイクに似た波の感じで、凄く楽しい波でした。」と、新井が言った。「ピーキーだったんですが、たくさん当て込んでいこうと思いました。9ポイントが出た時は最高でしたね。それはミッドサイズのセット・ウェイブで、あまり大きくはなかったんですが、ダブルアップして自分にパーフェクトでした。明日はリラックスして、メンタル的にも次のヒートの準備をするつもりです。」

 

村上舜

 

 

本日は多くの日本人サーファーのヒートが行われ、H12辻裕次郎、H14喜納海人。ラウンド4からは、H1カノア五十嵐と加藤嵐、H4大原洋人、村上舜、河村海沙、小林桂、H6仲村拓久未、H10大橋海人が登場。


 

加藤嵐

 

 

辻裕次郎と喜納海人はラウンド3を1位でラウンドアップ。ラウンド4では、H1でカノア五十嵐が1位でラウンドアップ、加藤嵐は4位で敗退。全員日本人となったH4では大原洋人が痛恨のインターフェアで敗退、村上舜が1位、小林桂が2位でラウンドアップ、河村海沙は4位で敗退。H6の仲村拓久未、H10の大橋海人はどちらも3位で敗退となった。

 

大原洋人と村上舜

 

同時開催のVANSプロジュニアもラウンド1が行われ、H2に仲村拓久未が登場、エクセレントスコアを出しながらもインターフェアで3位敗退。大原洋人も3位敗退、新井洋人は2位でラウンド2進出を決めた。ラウンド2からはカノア五十嵐、小林桂が出場。H15でカノアと新井洋人、H16に小林桂がクレジットされている。

 


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ttp://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1273/vans-pro

 

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