ストーミー・コンディションで上位32名が決定。WSL-QS「MURASAKI SHONAN OPEN」DAY3

ストーミー・コンディションで上位32名が決定。WSL-QS「MURASAKI SHONAN OPEN」DAY3 


大野修聖は本日唯一のエクセレント8.00をスコア。

 

(神奈川県藤沢市/湘南海岸 2015年 7月16日、木曜日)2015ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ジャパン・リージョナル・ツアー/ メンズ・クオリファイ・シリーズ(QS)1,500「MURASAKI SHONAN OPEN 2015」は大会3日目。

 

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台風11号が接近。朝から天気はめまぐるしく変わる。雨から風が回って、晴れ間が出たかと思うと強風で豪雨。波のサイズは頭オーバー。しかしセットはダブルオーバーで流れも入るハードコンディション。選手は会場の左からゲットする。

 

大きなスプレーを上げた和光大だが、惜しくもここで敗退

 


レギュレーションは1ヒート30分、パドルアウトは15分前とコールされ、R-4 H-11からスタート。アウトから乗って、ミドルかインサイドまでか。パドルバックではまるので、ほとんどの選手が早めにプルアウトした。


11時の干潮に向かい、さらにゲットはハードになった。ホワイトウォーターだらけでドルフィン不可能。最終的に大会主催者は、ラウンド4のヒート16までの6ヒートを終えて、本日のその後の予定はキャンセルと決定。大会4日目の明日(7/17金曜日)はレイデー。ネクストコールは7月18日(土)7時だ。



本日は、アクシデントに見舞われながらも、バックハンドでビッグなロールインを決めた辻裕次郎が7.25をスコアして、4位から2位にジャンプアップ。そのまま2位で勝ち上がった。

MURASAKI SHONAN OPEN。辻裕次郎のアンダーザリップでのエアドロップ・ロールインのシークエンスはこちら。

スタートから5.50をスコアし、激しいシーソーバトルを戦い抜いた大橋海人も2位でラウンドアップ。

完全に波のリズムを掴んでいた西慶次郎は1位でラウンドアップ。「30分のヒート時間で、パドルバックが1番ハードでした。」とコメント。

大野修聖はスタートからバックハンドでエクセレント8.00をスコア。バックアップも4.75を揃え、ヒートスコア12.75で1位でラウンドアップ。

ラストウェイブでビッグなロールインを見せた大原洋人だったが、逆転ならず3位で敗退。

好調な田中英義は、自分のスタイルを崩す事無く、ヒートスコア10.30でラウンドアップ。

 

 

また、2015年7月18日(土)SHONAN OPEN 2015 にて開催を予定していた『JASA SURFING SCHOOL for KIDS in SHONAN OPEN 2015』は、台風の影響により、参加者の安全を考慮し、イベントの中止が決定となっている。


 

湘南海岸において、プロフェッショナル・サーフィンの ショートボード、ロングボード、ボディーボード、アート・ショー、ミュージック・ ショーなど、国内最大のビーチ・イベントとして開催される「MURASAKI SPORTS presents SHONAN OPEN 2015 supported by NISSAN」。

 

■開催日程:2015年7月14日(火)~7月20日(月・祝/海の日)
※パークエリアイベント:7月18日(土)~20日(月・祝)
※ビーチエリアイベント:7月14日(火)~20日(月・祝)
※WSL大会は7月14日(火)より予選スタート
※JPBA BODYBOARD PRO TOUR:7月19日(日)~20日(月・祝)

■公式HP http://www.shonanopen.com/

 

 

撮影:山本貞彦

オフィシャルサイト

http://www.worldsurfleague.jp/

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辻裕次郎。
板を2ピースに折るアクシデント。
裕次郎はリーシュが無いからと、板から外し口にくわえて泳いだため、息が上がり苦しそう。

すぐに気付いた大原洋人が板を渡しに。
そこに田中英義もヒートのシュチェーションを説明。すぐにパドルバックすると、次のヒートに出る高橋健人がパドルアウトして、残り時間と状況を報告。

裕次郎はその後、残り5分でセットをつかみ、当て込んでヒュージドロップで7.25ポイント!

河村海沙。2発当てるのが精一杯だったコンディション。しかし、海沙は上手くつないで3発のリエントリー。しかし、アウトに出るのに12分ハマった。これで時間を無駄にし逆転されて敗退。うーん、残念。

大原洋人。ポジショニングが悪かったか。途中、ハマって時間をロス。しかし、最後まで諦めず攻め続けた。

自らシェイプするサーフボードを操るデーン・ハミルトン
バックハンドで得点を稼ぎトップ通過を果たしたイアン・クレーン
11.75で1位でラウンドアップ。ジョニー・ノリス
ハワイのカイマナ・ハキアスはここで敗退となる。
大橋海人
激しいチャージを見せた高橋健人だったが。
アルゼンチンのレアンドロ・ウスナ、
ハワイのマカイ・マクナマラはヒートスコア12.00で1位通過
今日の波ではヒート前のワックスアップも念入りになる、大野修聖
タクミ、ケント、マー
前回の四国で優勝した辻裕次郎は、WSLジャパンランキングのトップを走る
起死回生をかけてチャージした大原洋人のラストウェイブ