WSL-QS3000「マルティニーク・サーフ・プロ」でジョシュア・モニーツ(HAW)が優勝。

WSL-QS3000「マルティニーク・サーフ・プロ」でジョシュア・モニーツ(HAW)が優勝。 


Joshua Moniz (HAW) Martinique, 2015 - WSL

 

現地時間、2015年4月25日土曜日:カリブ海に浮かぶフランス領西インド諸島の「マルティニーク」で、WSL初のQS3000イベントとして開催された「マルティニーク・サーフ・プロ」が終了。

 

バス-ポワーントのライトハンド・ポイントブレイクで行われたエキサイティングなファイナルで、18才のジョシュア・モニーツ(HAW)が、マイケル・フェブラリー(ZAF)を抑えて、見事優勝した。

 

Joshua Moniz (HAW) Martinique, 2015 - WSL

 

 

最高のスタートを切ったモニーツは、ファイナルで持てる力を余すところなく発揮。開始直後にエクセレント・ウェイブをつかみ、エキサンティングなフロントハンド・ターンで9.07をスコアした。

 

最後まで攻めの姿勢を緩めないモニーツは、あらゆるチャンスを利用し続けて、バックアップも8.87を揃えて、勝利をつかんだ。

 

「ファイナルに入って僕は凄くナーバスになっていました。勝つためには、ビッグスコアが必要だと分かっていたからです。」と、モニーツが言った。「これは自分にとって初のQS勝利なので、本当に嬉しいです。ハワイでのジュニアの試合で優勝できて、凄く自分に自信が持てました。ちょっと軌道に乗れた感じなので、このペースをキープしたいですね。」

 

イベントの前半では、目立った存在ではなかったモニーツだったが、絶好調で優勝候補の筆頭だったベイリック・デ・ブリース(ZAF)をクオーターファイナルで下したことで、一気に優勝候補の一人に名乗り出た。

 

「ベイリックとのヒートでの勝利から多くの自信を得ることが出来ました。」と、モニーツが続けた。「彼を克服出来れば、全ての選手に勝つことが出来るかもと思いました。今回のイベントの選手は全員が素晴しかったです。

 

更には自分の親友のテイラー・クラークと彼の兄クリスチャンは自分を本当に助けてくれました。ハワイにいる家族や友達も、遅くまで自分のヒートを見ていてくれて、全てのヒート後にメールをくれました。この優勝は本当に興奮しましたよ。

 

Michael February (ZAF) - WSL

 

 


惜しくも2位となったフェブラリー。彼は大会4日目のクォーターで、今回のイベントでスコアされた2つのパーフェクト10ポイントライドの1つをマーク。ファイナルでは、モニーツのファースト・スコアにもモチベーションをキープし、最後の最後まで戦い続け、逆転に必要な9.37を探し続けた。

 

「これは、僕にとって過去最高の結果で、本当にハッピーです」と、フェブラリーが言った。「残念なことに、その最後の波は、必要なだけのスコアを出すだけのターンを与えなかった。自分がミスをしたのかもしれません。しかし、自分のベストを尽くし、再び素晴しいコンテストを上手くやり遂げたことが最高に嬉しいです。」

 

そして、第3位には、ミゲール・トゥデラ(PER)とクーパー・チャップマン(AUS)という結果となった。

 

世界中で続くワールドサーフリーグのクオリファイ・シリーズ。次回は 2015年4月28日-5月02日、カリフォルニアのサンクレメンテにある、超ハイパフォーマンスブレイクと知られるロウワー・トラッスルズで行われるメンズのクオリファイング・シリーズ10,000という以前のプライムに値する「オークリー・ロウワーズ・プロ」。このイベントはQSとはいえ、多くのCT選手が出場予定。こちらのリポートもお楽しみに。

 

 

 

オフィシャルサイトはこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1228/martinique-surf-pro

 

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