真夏のオーストラリアでWSL-JQSイベントが開幕。イーサン・ユーイングが優勝。

真夏のオーストラリアでWSL-JQSイベントが開幕。イーサン・ユーイング(AUS)が優勝。


ファイナリスト

 

真夏のオーストラリア、シドニーのマルーブラビーチで行われていた、今シーズン初となるWSLプロジュニア「2015 Carveプロジュニア」が終了。

 

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)初のジュニア・クオリファイ・シリーズ(JQS)イベントで、クイーンズランド州のノースストラドブローク島、ポイント・ルックアウトのイーサン・ユーイング(AUS)が、ファイナルで同じクイーンズランドのカイ・ヒングを下して優勝した。

 

また、3日間に渡って開催された今回の大会では、「オーシャン&アース・ティーンエイジ・ランページ」という男女アンダー14、16のグロム・イベントも同時開催。サーフィン大国オーストラリアの懐の深さを実感する大規模なジュニア・イベントとなった。

 

ジャイアント・バックハンド・スナップで勝利を引き寄せたユーイング

 

 

ユーイングはイベントを通して、ソリッドなパフォーマンスを披露。そして、2015Carveプロ・ジュニア・タイトルを獲得し、賞金4000ドルと1000ポイントのWSL JQSポイントを手に入れた。ユーイングはトリッキーなコンディションとなったファイナルでもライト・ワークをメイク。ジャイアント・バックハンド・スナップの集中砲火でパーフェクトに近い9.5のウェイブ・スコア。勝利を決めた。

 

「ジュニア[クオリファイ]シリーズ・イベントでの優勝は初めてなので、このフィーリングは信じられません。」と、ユーイングが言った。「僕はこのイベントで多くの本当に素晴らしいサーフィンを見ました。そこには多くのパワフルなパフォーマンスがあった。それで自分のサーフィンが、より激しく、より速くさせたのだと思います。

 

ファイナルの終盤では、カイにリードされて、時間が過ぎて行くばかりで心配していました。でも、ありがたいことにあの爆弾セットが入って来て、そのとき僕に優先権があり、僕が必要なスコアを手に入れることが出来たのです。」

 

エキサイティングなターンとエアリアルを見せたカイ・ヒング

 

 

また、今回のジュニアイベントには、日本から千葉の平砂浦をホームとする粟田海、生の兄弟が参戦したが、41位という結果に終わっている。

 

結果:
カーヴ・プロ・ジュニア
ファイナル
優勝:イーサン・ユーイング(Qld/AUS) 4000ドル
第2位:カイ・ヒング(Qld/AUS) 1500ドル
セミファイナル
H1:イーサン・ユーイングdef.ジャクソン・ジャイルズ(NSW/AUS)
H2:カイ・ヒングdef.カラニ・ボール(NSW/AUS)

 

Click here for full event site – www.carveprojunior.com