ガブリエル・メディーナが、ブラジリアン初のワールドチャンピオンとなり歴史を塗り替える。

ガブリエル・メディーナが、ブラジリアン初のワールドチャンピオンとなり、プロサーフィンの歴史を塗り替える。 


 

バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2014年12月19日金曜日)二十歳のブラジリアン、ガブリエル・メディーナは今日、ASPワールド・タイトルを獲得した初のブラジリアンとなり、プロサーフィンの歴史を塗り替えた。

 

Gabriel Medina (BRA) is the 2014 ASP World Champion. Image: ASP / Kirstin Scholtz

 

 

「ワールド・タイトルに勝つことは自分の夢でした。そして、それが現実となった今、僕は本当に衝撃を受けています。」と、メディーナが言った。「ブラジルはこの歴史的瞬間に大騒ぎになっていると思いますよ。多くの人が目指す世界タイトルを自分が獲得出来たことを本当に誇りに感じます。それが何故、自分なのかは分かりませんが、ブラジリアンであることを誇りに思います。」

 

メディーナは、オーストラリアのゴールド・コーストでの感動的な勝利で、彼の歴史に残る2014年のシーズンを始めた。そして、続くベルズ、マーガレット・リヴァーで、その勢いを続けた。ホームのブラジルでは僅かに失速するも、フィジーでは圧倒的な勝利で、それを跳ね返した。メディーナのサウス・パシフィック・フォームはフィジーだけでなく、素晴らしいコンディションで行われたタヒチのチョープーで、ライバル・ケリー・スレーター(USA)とのファイナルで、センセーショナルな勝利を収めた。

 

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Congratulations, Gabriel Medina! 2014 ASP World Champion

 

「チョープーが、ターニング・ポイントだったかもしれません。」と、メディーナが言った。「我々はシリアスな波でコンペティションに挑み、そして、ファイナルでケリー(スレーター)を克服したんです。そのことが今年は自分の年に出来ると思いました。」

 

ヨーロピアン・レッグに入り、メディーナがハワイアン・シーズンの前にタイトルをロックアップすると思われた。しかし、フランスとポルトガルでは、思うような結果が出せず、ライバルのミック・ファニング(AUS)とスレーターにドアを開き、そして、パイプラインにタイトルレースが持ち越された。

 

今朝、ビラボン・パイプ・マスターズのラウンド3でリーサル・ワイルドカードのダスティー・ペイン(HAW)に対するソリッドな勝利を収めたメディーナは、タイトル争いからスレーターの望みを消し去った。そして、仲間のブラジリアン、アレホ・ムニーツ(BRA)の援護で、ラウンド5でファニングが敗退。メディーナのタイトル獲得が決定し、ビーチに溢れるギャラリーは初のブラジリアン・チャンピオンの誕生に狂気乱舞した。

 


 

「ワールドタイトルを獲得出来て本当に信じられない気分です。なんて言えば良いか分からないですよ。」と、メディーナが言った。「ここでは本当に素晴しいサポートを受けていました。アレホ(ムニーツ)は、自分の勝利を助けてくれましたね。ギャラリーのみんなに感謝したいです。このサーフィンというスポーツを愛しています。全てが上手く行きました。トロフィーを早く手にしたいですね。」

 

「僕は、ケリー(スレーター)とミック(ファニング)をいつも尊敬しています。」と、メディーナが言った。「たぶんケリーは僕は生まれた時に初めてワールドタイトルを獲得したんだと思います。ミックは僕にいつもインスピレーションを与えてくれて、いつも尊敬しています。」

 

今日のメディーナのタイトル獲得は、ブラジルに初のワールドタイトルをもたらしただけでなく、スレーターが1992年に達成した20歳という最年少ワールドチャンピオン記録に匹敵するものだった。

 

「僕は、ワールドチャンピオンになるために、自分が出来る全てのことを激しくトレーニングしてきました。」と、メディーナが言った。「僕は一年中、上を目指して挑み続け、自分のゴールに到達したんです。本当に最高です。全てを愛してます。まだ信じていることができないですよ。誰かが嘘をついているんじゃないかと思う。明日になれば、それが本当に思えるかもしれませんね。今はそれについて考えることさえできない。みんなのサポートに本当に感謝したいです。」と、メディーナが言った。

 

「今日は僕だけでなく、自分の家族、ファン、およびサーフィンというスポーツのために、本当に特別な日です。ギャラリーとファンの人たちが更にスペシャルなものにしてくれました。本当にありがとう。」

 

 

 

メディーナの2014のサムスン・ギャラクシーASP WCT結果:
クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト:優勝
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ:第5位
リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ:第9位
ビラボン・リオ・プロ:第13位
フィジー・プロ:優勝
Jベイ・オープン:第5位
ビラボン・プロ・チョープー:優勝
ハーレー・プロ:第5位
クイックシルバー・プロ・フランス:第5位
Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル:第13位
ビラボン・パイプ・マスターズ:第2位