SURFRIDER CAMPUS【日本の海岸環境のいまと今後のビーチカルチャーの展望】セミナー開催

SURFRIDER CAMPUS【日本の海岸環境のいまと今後のビーチカルチャーの展望】セミナー開催。 


 

一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパン主催のセミナーが、明日11月13日(木)19時より、東京代官山のシアターサイバードで開催される。今回は、【日本の海岸環境のいまと今後のビーチカルチャーの展望】と題し、日本のビーチを活性化させようという主旨のもと、福島と九十九里の事例を紹介する。スピーカーは福島大学教授 奥本英樹氏と、株式会社サンコー代表取締役社長の佐藤誠氏。興味のある方は是非参加して欲しい。


 


 

 

美しい自然と世界第6位の長さの海岸線を誇り、海に囲まれた島国ニッポン。しかし日本を取り巻く海岸環境の現状は、海岸線の70%は消波堤などによる人工物で覆われており、年々砂浜は減少し、海岸は浸食され、さらには東日本大震災の原発事故による放射能の海洋汚染、そして被災地の海を巨大な壁で囲む防潮堤問題、など問題は山積しています。

このような地域住民との十分なコミュニケーションや合意形成がない中での言わばトップダウン的な公共工事・建設は、 景観を損ねるだけでなく、我々のみならず子どもたちの海や自然に対する安全管理の意識、愛着を育む機会を失ってしまいます。

本セミナーでは、さまざまなアプローチから海の持続可能な利用のあり方を考え、各地で取り組まれている事例をふまえながら、その地域の特性、暮らし、文化、風土や生態系にみあった海と共生した地域づくり、地域活性化などについて学んでいきます。

そして、次世代に残すべき美しい海岸環境を守るために、私たち一人ひとりがそれぞれの地域でいまできるアクションを探していきます。

 

 

SURFRIDER CAMPUS VOL.4

「海から考える日本の未来〜福島と千葉に見る新しい海岸利用のあり方〜」

日時:11月13日(木)19時〜21時*18時半開場
場所:シアターサイバード代官山
アクセスはこちら:http://www.cybird.co.jp/report/theatre-cy/
定員:70名(着席)
参加費:無料

 

◆参加お申し込み・お問い合わせ◆
Eメール:sfj@surfrider.jp (担当:松原広美)
氏名、フリガナ、会社名、email アドレスを明記の上、上記メール宛にお申込みください。

 

【スピーカープロフィール】
奥本英樹
福島大学教授 福島大学経済経営学類企業経営専攻
経済的観点によりその意義と有効性に関して実証的に研究している。南相馬市サーフツーリズ推進委員会では海資源を活用した街づくりで北泉海岸を始め、市民価値の向上につながる教育・福祉プログラムの開発と導入を促進しビーチマネジメントを邁進する。海の持続可能な利用のあり方を経済学者として研究している。

佐藤誠
株式会社サンコー代表取締役社長
「良いウエットスーツは都会の人を海へ誘い、地域を活性化させる」の理念の下、可能な限り自然に負荷をかけないものづくりと、売上げの1%を環境保護に寄付する、という二つのミッションを実践している。2014年ASPで世界トップランキング32名のうち半数以上サーフィン用ウエットスーツが、同工場で生産されている。