JPSAショート最終戦で辻裕次郎と田代凪沙がグランドチャンピオンを獲得するためのシナリオ

JPSAショート最終戦で辻裕次郎と田代凪沙がグランドチャンピオンを獲得するためのシナリオ。 


 

JPSAショートボード最終戦『24SURF presents 鴨川naoプロ supported by GRAND MARBLE』がいよいよ今週、10月17日(金)から千葉県鴨川市 東条海岸マルキポイントでスタートとなる。今大会は賞金総額が450万で各順位の獲得ポイントも1.5倍という、最終戦に相応しいビッグなイベントとなる。また、当日はスポンサーブースはもちろん、モニターでの大会の中継や、キッズも楽しめるレクリエーションなども用意されるようだ。

 

 

そして、気になるグラチャン争いは、前回の田原オープンで、ランキング2位の高梨直人と3位の仲村拓久未だった、ふたりがセミファイナルで破れ、辻裕次郎がファイナルまで残り3位となったため、順位は変わらずに辻裕次郎が下位の選手に700ポイントあまりの差を付けて、リードを広げることとなった。

 

JPSAは全 7戦の上位6戦のポイント合計で年間ランキングを決定。そして最終戦は1.5倍のポイントがつく。現段階での5戦にアジャストしてみると、1戦欠場している辻と仲村はそのままのポイントが適用され、高梨は7070から800をマイナスで、6270ポイント。すると1位の辻が 7777ポイントに対し、仲村7020ポイントで2位、高梨3位となる。

 

シードが無くラウンド2から出場の辻裕次郎。一方ラウンド4から登場の仲村拓久未、高梨直人には多少のアドバンテージ。しかし辻裕次郎が、彼らトップシードが登場するラウンド4まで勝ち上がると、高梨直人には優勝しか道は残されておらず、そこを辻がラウンドアップすると、グラチャンレースは辻裕次郎と仲村拓久未のふたりに絞られることとなる。

 

以下が辻裕次郎がグラチャンを獲得するためのシナリオ。

 

辻裕次郎が優勝すると、10777ポイント。グラチャン決定。

辻裕次郎が2位だと、10357ポイント。グラチャン決定。

つまり辻裕次郎はセミファイナルを勝ち、ファイナル進出でグラチャンが確定する。


辻裕次郎がセミで破れて3位だと9967ポイントで、仲村拓久未が逆転するには優勝が必要。

辻裕次郎がクオーターで破れて5位だと9607ポイントで、仲村拓久未は優勝が必要。

辻裕次郎がラウンド4で破れて9位だと9277ポイントで、仲村拓久未は2位以上が必要。

辻裕次郎がラウンド4で破れて13位だと9127ポイントで、仲村拓久未は3位以上が必要。

辻裕次郎がラウンド3で破れて33位だと8752ポイントで、仲村拓久未は5位以上が必要。

辻裕次郎がラウンド3で破れて41位だと8672ポイントで、仲村拓久未は5位以上が必要。

辻裕次郎がラウンド2で破れて49位だと8591ポイントで、仲村拓久未は5位以上が必要。

辻裕次郎がラウンド2で破れて57位だと8512ポイントで、仲村拓久未は9位以上が必要。

 

 

 

 

女子でも、ランキング2位の庵原美穂、3位の谷口 絵里菜が、前回の田原でセミファイナル敗退。ランキングトップの田代凪沙が2位となったので、更にリードを広げることとなった。また今回はランキング4位だった水野が3 位入賞したため、ランキングを3位に上げた。そして2位に庵原、4位に谷口というランキング。女子はアジャストしても順位に変化は無い。

 

 

田代凪沙が優勝すると、10780ポイント。グラチャン決定。

田代凪沙が2位だと、10360ポイント。グラチャン決定。

つまりファイナル進出で田代凪沙のグラチャンは確定する。

 

田代凪沙がセミで破れて3位だと9970ポイントで、庵原美穂が逆転するには優勝が必要。

田代凪沙がクオーター(R4)で5位だと9610ポイントで、庵原、水野、谷口は優勝が必要。

田代凪沙がクオーター(R4)で7位だと9445ポイントで、庵原、水野は2位以上が必要。谷口は優勝が必要。

田代凪沙がラウンド3で9位だと9280ポイント、庵原、水野、谷口は2位以上が必要。

田代凪沙がラウンド3で13位だと9130ポイント、庵原、水野は3位以上が必要。谷口は2位以上が必要。

田代凪沙がラウンド2で17位だと8980ポイント、庵原、水野、谷口は3位以上が必要。

田代凪沙がラウンド2で21位だと8920ポイント、庵原、水野、谷口は3位以上が必要。

田代凪沙がラウンド1で25位だと8860ポイント、庵原、水野、谷口は3位以上が必要。

田代凪沙がラウンド1で29位だと8800ポイント、庵原は5位以上が必要。水野、谷口は3位以上が必要。

 

ということは、田代が一コケしても、ライバルたちは逆転するためには、セミファイナルまで勝ち上がらなくてはならない。

 

 

最終戦の舞台は再び鴨川のマルキポイントへ。決戦は10月17日(金)~19日(日)。

 

泣いても笑っても残り1戦となったJPSAショートボード2014。辻裕次郎が逃げ切り悲願のグランドチャンピオンを獲得するのか。それとも仲村拓久未、高梨直人がそれを食い止め、栄冠を勝ち取るのだろうか。女子では、庵原美穂の連続記録に待ったをかけ、高校生の田代凪沙が初のグランドチャンピオンとなるのか。果たして、どんなドラマが待ち構えているのか。

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

https://www.facebook.com/SURFMEDIA.JP

また、今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/