バンズ USオープンは、男子ジュニアがスタート。ベスト16決定。大原、仲村R1敗退。

バンズ USオープンは、男子ジュニアがスタートしベスト16が決定。大原、仲村はR1敗退。 


Young Kanoa representing his hometown at the opening day. Photo: Brandon Means

 

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2014年7月26日土曜日):この夏、最大のユースカルチャー・フェスティバルである、9日間 のマラソン・イベント「バンズ USオープン・オブ・サーフィン」がスタートした。サーフイベントは、ジュニアの男子がラウンド1とラウンド2が行われ、クオーターファイナル進出のベスト16が決定した。

 

朝のファースト・ヒートで、サウス・カロライナのカム・リチャーズが、霧を吹き飛ばすハイパフォーマンスを披露。15.06のトータル・ウェイブ・スコアをマークした。そのスコアはヒートが進むに連れて塗り替えられ、オーストラリアのマット・バンティング、ブラジルのヤゴ・ドラもハイスコアをマーク。マリブのテーレン・マキナは、9.33のシングル・ウェイブ・スコアを含む16.66を叩き出した。

 

ラウンド2では、ホームタウン・キッズのカノア五十嵐が、本日のハイエスト・トータルとなる17.16のウェイブ・スコアをマーク。ソリッドなパフォーマンスを見せたマット・バンティングとカム・リチャーズとともに、現地木曜日に行われるクオーターファイナルへ進んだ。

 

日本の大原洋人、仲村拓久未は、ラウンド1から出場。大原洋人は、ヒート9でフロリダのキッズ、ルーク・マークス、日本でも活躍するハワイの喜納海人、ブラジルのアップカマー、ヤゴ・ドラと対戦。大原はファーストウェイブで6.00をマーク。ラストウェイブで5.13をマークするも、惜しくも3位敗退。仲村拓久未は、ヒート11でハワイのコナ・オリベラ、マリブのテーレン・マキナ-ウォーレル、サンクレメンテのトレヴァー・ソーントンと対戦。しかしリズムを掴めないまま3位敗退となった。

 

喜納海人は、ラウンド1で8.93のエクセレントに、バックアップ5.10を揃えて2位でラウンドアップ。ラウンド2でも6.67をスコアするも、テイラー・クラーク、ジェイク・ハルステッドに抑えられ3位敗退となった。

 

明日は、男子プライムのトライアル・ラウンドが行われ、ジュニア・ウイメンズのコンペティションもスタート。野呂玲花はラウンド1のラウンドブ24のヒート2に登場する。また現地月曜日に行われる予定の男子プライムには、昨年のASP-WJCで日本人初のセミファイナル進出し、3位入賞してプライム・イベントへの出場権を獲得した大原洋人が出場。イラウンドオブ96のヒート5で、WCTサーファーのCJホブグッド、ブラジルのジェシー・メンデス、ハワイのイズキール・ラウと対戦。

 

彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!

 

ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。ライブ中継は28日月曜日からの予定。

http://www.vansusopenofsurfing.com/2014

 

現在の日本とロサンゼルスとの時差は、16時間 (サマータイム中)。

 

関連記事:バンズ USオープン・オブ・サーフィンは、日本時間7月27日午前0時(26日深夜)にスタート。

ASP「VANS USオープン」ジュニアプロは日本時間27日0時開始。大原、仲村、野呂が出場。

USオープン・メンズ・ジュニア・プロで新井洋人が7位となる。

USオープン・メンズ・ジュニア・プロで新井洋人がセミファイナル進出。