JPBAツアー第2戦「KPS PRO ISUMI 2014」コンテストレポート。榎戸崇人が2連覇。

JPBAツアー第2戦「KPS PRO ISUMI 2014」コンテストレポート。榎戸崇人が2連覇。 


Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2014

 

 

2014年6月7日・8日、千葉県いすみ市夷隅ポイントで、JPBAツアー第2戦『KPS PRO ISUMI 2014』が「サースタウンフェスタ2014」のサーフイベントとして開催された。大会初日の6月7日は、発達した低気圧の影響により風雨の強いストーミー・コンディションで大会はキャンセル。翌日の6月8日は、天候、波ともに回復し、最高のコンディションの中での大会開催となった。また同時開催のプロテストでは谷中めぐみが合格して、念願のプロ転向を果たした。

 

畠山美南海 Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2014

 

 

WOMENSクラスのファイナルでは、アマチュアながら予選から勝ち上がってきた岡澤紫織がファイナル進出。4位入賞で今後期待の選手です。また選手育成にも力を入れている三輪浩加は、ファイナルでは良い波をつかむことが出来ず3位。大原沙痢は、エルロロからエルロロのコンビネーションを決め、ハイポイントを出すが、もう一本足らず準優勝。昨年度のグランドチャンピオンである畠山美南海は、ホレたセクションで、スピンやリバーススピンをかけ攻めのライディング、ダブルアップする波にスムーズなレールワークをみせ2本まとめて優勝を勝ち取りました。

 

 

榎戸崇人 Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2014

 

MENSクラスファイナルは、初めてのファイナリストとなる名高佑樹がスタート同時に一本目からARSを決めて勢いがあったが、もう一本が良い波に恵まれず4位。新島からの2戦連続優勝を狙う京谷雄策は、ショアブレイクの難しい所でARSを決めるが3位。近藤義忠は、アウトからパワーゾーンをキープしながら、スムーズなコンビネーションで、ARSなど他の選手とは異なるマニューバーを描くが惜しくも2位。ディフェンディング・イベント・チャンピオンの榎戸崇人は、彼らしいスピードのあるターンからARSやバックフリップを連発。リップから前へ体ごと飛び出すほどのキレと完成度で10ポイントを含む合計19ポイントを叩き出し圧勝。見事2連覇を達成しました。

 

山田幸久  Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2014

DKクラスでは王者、山田幸久がキレのあるライディングで新島に続き2連勝。

 

今大会では、Youtubeを使って、ライディング映像、勝利者インタビュー映像等を全国のボディボードファンに配信。湘南、伊良湖と続くJPBAツアー。今年のグランドチャンピオンの座は果たして誰が手にするのか?!

 

2連覇を決めた榎戸崇人と相田桃 Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2014

 

Masahiko Yoshioka JPBA / Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2014
機材協力:(株)ニコンイメージングジャパン

 

オフィシャルサイト:http://www.jpba.org/

 

 

MENSクラス
優勝 榎戸 崇人
2位 近藤 義忠
3位 京谷 雄策
4位 名高 佑樹

WOMENSクラス
優勝 畠山 美南海
2位 大原 沙莉
3位 三輪 浩加
4位 岡澤 紫織

DKクラス
優勝 山田 幸久
2位 近江 豊人
3位 藤岡 慶
4位 西澤 慎也

 

 

今後のJPBAツアー2014スケジュール

第3戦 MURASAKI SPORTS PRESENTS 『湘南OPEN2014』
7月19日(土)〜21日(祝)     神奈川県藤沢市鵠沼海岸     M/W/DK
第4戦 『AQA鬼怒川プロ』
8月2日(土) 3日(日)     愛知県田原市赤羽根ロングビーチ又はロコポイント     M/W/DK
特別イベント『Water Marine Sports Ichinomiya Cup』
8月9日(土) (10日(日)予備日)     千葉県長生郡一宮町一宮海岸     Womensのみ
第5戦 『木崎浜クリーンビーチカップ』
10月11日(土) 12日(日)     宮崎県宮崎市木崎浜海岸     M/W/DK