ASP 6スター・クオリファイ・シリーズ・ポート・タラナキ・プロでシルヴァナ・リマ(BRA)が優勝。

ASP 6スターQS「ポート・タラナキ・プロ」でシルヴァナ・リマ(BRA)が優勝。 


シルヴァナ・リマ(BRA)が優勝。Pic ASP/Robertson
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ASP 2014 Port Taranaki Pro Finalsハイライト

 

タラナキ、ニュー・ジーランド(2014年5月4日日曜日)ニュージーランドのフィッツロイ・ビーチで開催されていたASP 6スター・クオリファイ・シリーズ・ポート・タラナキ・プロが終了。シルヴァナ・リマ(ブラジル)がファイナルで、ローラ・エネバーを破り、見事優勝した。

 

リマは、ファイナルの残り時間3分まで2位のポジションだったが、レフトをキャッチして、タイトなテクニカル・ターンの集中砲火をアンロード。8.00のエクセレントをスコアして大逆転で勝利を掴んだ。サムスン・ギャラクシーASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアーで7年間戦い続けていたリマだったが、ヒザの怪我が再発。昨年リクオリファイできなかった。しかし、彼女は、来年のツアー復帰を目指し、今季は好調な仕上がりを見せ、ASP QSランキングでNo.1スポットをついに手に入れた。

 

Pic ASP/Robertson

 

「自分はヒザを怪我してしまい、3年間ファイナルまで勝ち上がれなかった。いま復活出来て最高の気分です。」と、リマが言った。「自分にとって最高のイベントでした。寒いのは苦手だけど、ニュージーランドは大好きです。このイベントの皆さん、そして自分をサポートしてくれた人たちに感謝したい。来年のWCTカムバックにより近づき、集中していきたいですね。」

 

2位となったローラ・エネバー(ノース・ナラビーン、NSW/AUS)は、クオーターファイナルとセミファイナルでは、スピードとパワーのサーフィンでエクセレントをスコア。絶好調でファイナルに挑んだが、終了間際のリマの攻防に勝利を逃した。また、3位には、セージ・エリクソン(CA、USA)、プロジュニアで優勝したタティアナ・ウエストン-ウェッブ(ハワイ)。タティアナは、ブラジルで開催されるWCTイベントにおいて、怪我で欠場のコートニー・コンローグのリプレスメントで出場が決まっている。

 

ポート・タラナキ・プロ・ファイナル結果:
優勝:シルヴァナ・リマ(BRA)15.17
第2位:ローラ・エネバー(AUS)13.43

 

ポート・タラナキ・プロ・セミファイナル結果:
SF1:シルヴァナ・リマ(BRA)16.87 def.
セージ・エリクソン(USA)11.50
SF2:ローラ・エネバー(AUS)17.26 def.
タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)8.93

 

ポート・タラナキ・プロ・クオーターファイナル結果:
QF 1:シルヴァナ・リマ(BRA)16.20 def.アリゼ・アルノー(FRA)14.73
QF 2:セージ・エリクソン(USA)17.17 def.キーリー・アンドリュー(AUS)13.04
QF 3:ローラ・エネバー(AUS)17.46 def.ジャスティーン・デュポン(FRA)14.00
QF 4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)14.33 def.レイラ・ハースト(HAW)14.00

 

 

ウェブサイトhttp://www.nzsurffestival.co.nz

 

 

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