VISSLA ISAワールド・ジュニアでハワイが金メダル。マヒナ&タティアナが2年連続優勝。

VISSLA ISAワールド・ジュニアでチームハワイが金メダル。マヒナ&タティアナが2年連続優勝。 


金メダルを獲得したTeam Hawaii . Photo: ISA/Michael Tweddle
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現地時間、2014年4月13日:エクアドルで開催中のVISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)は大会最終日。長かったISAワールド・ジュニアがついにファイナルデイを迎え、クリーンなコンディションでコンテストがスタートした。本日は予報通り、今回のコンテスト 最大となる6-8フィート・レンジのスウェルがメイン会場にヒット。ファイナルデイに相応しいコンディションで、ガールズ・アンダー16クオリファイ5か らスタートした。

 

32のナショナル・チームの間で行われたコンペティション、VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)は ファイナル・デイは、素晴らしい波でエキサイティングなサーフィン・パフォーマンスが披露され、全ての競技でのチャンピオンが決定した。

 

ハワイは、VISSLA ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップのゴールド・メダル・チームと昨日行われたチーム・チャレンジの「アロハカップ」の2つのチャンピオン・トロフィーを獲得した。

 

個人戦では、ブラジルのルアン・ウッドがボーイズU-18で優勝、ハワイのタティアナ・ウエストン-ウェッブはガールズU-18で2年連続のゴールド・メダルを獲得し、タイトル防衛に成功した。また、フランスのレオ-ポール・エティエンヌはボーイズU-16で優勝、そして、ハワイのマヒナ・マエダもガールズU-16で彼女のゴールド・メダルを獲得。タイトル防衛に成功した。

 

予報通り、ビッグ・スウェルがファイナルデイに届き、6-8フィート・レンジのスウェルはパワルフルなブレイクを選手に提供した。最初に行われたファイナルはガールズU-16で、ハワイのマヒナ・マエダはヒートスコア10.90を記録。2年連続でゴールド・メダルを獲得した。

 

マヒナ前田_isa_tweddle

自分が思い描いていた最大の夢が叶いました。

 

「本当に信じられないです。正直に言って、自分が思い描いていた最大の夢が叶いました。」と、有頂天のハワイアンが言った。「自分は考えていた戦略に忠実に、まずひとつのスコアを手に入れて、それから、そのスコアを上げて行こうとしていました。最終的には、最後の2本の波が、自分のスコアを上げ、本当にハッピーでした。私は本当に優勝したかったんです。そして優勝出来ました。2つの金メダルを得ることが私の全体的な目標だったんです。」

 

第2位には、コスタ・リカのレイラニ・マクゴナグル(8.94)、第3位は、オーストラリアのローラ・ポンチーニ(10.57)、第4位は、アメリカのマディ・ピーターソン(5.50)という結果となった。

 

フランスのレオ-ポール・エティエンヌがゴールド・メダルを獲得。_isa_rommel_gonzales

 

僕がワールド・チャンピオンになるなんて考えられません。

 

ボーイズU-16のグランドファイナルでは、フランスのレオ-ポール・エティエンヌがゴールド・メダルを獲得。「信じられません! 今回初めてISAワールド・チャンピオンシップには参加しました。僕がワールド・チャンピオンになるなんて考えられません。本当に驚きです。来年も参加して、再びISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップで優勝したいです!」

 

ハワイのタティアナ・ウエストン-ウェッブがゴールド・メダル。_isa_tweddle

 

ハワイのタティアナ・ウエストン-ウェッブは、再びハワイにゴールド・メダルをもたらすために、彼女のストロング・スキルを示した 。2014年のISA WJSCゴールド・メダリストとなったウエストン-ウェッブがマークした18.16は、ボーイズ&ガールズ・ディビジョンの全てのイベントにおけるハイエスト・トータル・ヒート・スコアとなった。更に、グランドファイナルのガールズ・ディビジョンでスコアした9.83は、ハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアとなった。

 

去年のようにマヒナが優勝するのを見て、気合いが入りました。

 

「家に帰って、自分の家族に感謝を言いたいですね。また、ここエクアドルで面倒をみてもらったファミリーも最高でした。自分のヒートの前からずっと波を見ていて、去年のようにマヒナが優勝するのも見ていました。そこから、かなり気合いが入りました。波は自分のフロント・ハンドで、ここの波は本当に楽しかった。私は、このような素晴らしい会場で素晴らしいイベントを開催して下さったISAに感謝したいと思います。コーチやハワイ・チーム・メンバーとして、キッズ達をサポートして、またここに来たいと思います。」

 

第2位には、キム・ヴェトゥ(FRA、11.86)、第3位はティア・ブランコ(USA、9.37)、第4位はレイラニ・マクゴナグル(CRI、9.17)という結果となった。

 

Boy´s U-18 World Champion Luan Wood from Brazil. Photo: ISA/Michael Tweddle

 

ボーイズU-18では、ブラジルのルアン・ウッドが、ファイナルの最初の波で8.60のビッグスコアをマークし、金メダルを獲得した。また、チームメイトのエリベウトン・サントスはヒートスコア10.93のスコアで銀メダルを獲得。ブラジルのランクアップに大きく貢献した。

 

「神に感謝します。言葉がありませんね。ブラジルの勝利にとても興奮しています。私の家族とサンタカタリーナの事務局の人たちに本当に感謝しています。彼らと家族の力が無ければ、僕はここに居なかったと思います。」そして、第3位にはペルーのルッカ・メッシーナ、第4位はハワイのイマイ・デヴォルトという結果となった。

 

 

2014年04月14日

VISSLA ISAワールド・ジュニアでアンダー18の仲村拓久未は6位。日本は総合7位となる。

 

個人結果

U-18ボーイズ
1. ルアン・ウッド(BRA)
2. エリベウトン・サントス(BRA)
3. ルッカ・メッシーナ(PER)
4. イマイ・デヴォルト(HAW)

 

仲村拓久未:6位、大原洋人:16位、
河谷佐助:61位、西修司:37位

 

U-16ボーイズ
1. レオ-ポール・エティエンヌ(FRA)
2. ジョー・ヴァン・ダイク(AUS)
3. ノーラン・ラポザ(USA)
4. グリフィン・カラピント(USA)

 

安室丈:19位、中塩裕貴:22位、
野呂海利:49位、西優司:49位

 

U-18ガールズ
1. タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)
2. キム・ヴェトゥ(FRA)
3. ティア・ブランコ(USA)
4. レイラニ・マクゴナグル(CRI)

 

田代凪沙:11位、黒川日菜子:13位

 

U-16ガールズ
1. マヒナ・マエダ(HAW)
2. レイラニ・マクゴナグル(CRI)
3. ローラ・ポンチーニ(AUS)
4. マディ・ピーターソン(USA)

 

川合美乃里:16位、大矢ひいな:19位

 

国別総合ランキング(32カ国出場)

優勝:ハワイ
2位:フランス
3位:オーストラリア
4位:アメリカ
5位:ブラジル
6位:ペルー
7位:日本


ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)

オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/

 

 

 

 

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オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/

チームジャパンの現地ブログ http://blog.livedoor.jp/nsaorg/