雑誌『ファイン』は、大人の海オトコが夢中になれるライフスタイル誌へ。 


 

日之出出版が発行している、1978年9月創刊のサーフ&ストリートマガジン『Fine(ファイン)』。ストリートファッション、ボードスポーツ、音楽、カルチャーなどの様々な情報を提供。読者をモデルに起用する読者参加型雑誌の草分け的存在として、サーフィン、スノーボード、ボディボードなどボードスポーツを愛するアクティブな若者たちに支持を得ていた。

 

創刊当時は、日本のサーフィンブームの先陣を切り、ファッションとサーフィンを結び付け、サーフィン記事が満載のファッション誌としても人気を博し、女性誌のイメージながら男性サーファーの読者も多く集めた。そんな『Fine(ファイン)』が、ロゴも新たに、大人の海オトコのためのファッション&ライフスタイルマガジンとして、いま発売中の2014年5月号から生まれ変わった。もはや書店で、その姿を見てもファインだと気付く人はいないだろう。

 

これまで培って来た、海やサーフというアイデンティティを受け継ぎながら、大人の海オトコが夢中になれるライフスタイル誌を目指す『ファイン』。今回のリニューアルでは、同じ日乃出から発売されているアラフォー男性に向けたメンズ・ライフスタイル誌「Safari」の弟分的な読者をターゲットにする。

 

それゆえ誌面構成から「Safari」を感じた読者も多いはず判型もA4変形サイズの無線綴じに変更。風合いもそのものだが、登場モデル、掲載ブランド、十八番のTOKIO山口達也のトリップ記事など、特集にサーフ系のものを多く残し、その辺りで差別化を図っているように感じた。

 

ケリーとクイックの離別、そして、今回のファインのリニューアルといい、一つの時代が終わった感が強い。専門誌を読んでも理解出来ないサーファーや、サーフィンをはじめたい人をこの世界へ誘い入れてくれたのがファインだったと思う。ある意味、日本のサーフィンブームの一翼を担っていたことは間違いないだろう。

 

「海でサーフィン三昧の生活を送って来た男が、大人になったら」が、これからのファインの一つのテーマだという。これからはサーフィンをはじめたい読者というよりは、サーフィンをやって来た読者へ向けた本作りとなる。雑誌業界もミドルエイジをターゲットにしたものが増えているが、サーフィン界にも少子高齢化の波が押し寄せ、ジュニア育成が急務といわれながらも、海の中の平均年齢は上がり続けるばかりだ。

 

2014年4月7日 5:47 PM –

 

リニューアル告知:http://hinode.co.jp/sub/finerenew/

・「Fine」オフィシャルサイト http://hinode.co.jp/fine