トリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ」がスタート。大橋海人、大野修聖は敗退。
ホノルル ― （2013年11月26日火曜日）トリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」は、ハワイ時間午前8時からコンペティションの第１ラウンドを開始。ウェイブ・フェイスは、およそ8フィートで、時折更なるビッグセットが入って来た。
今日、19歳のオーストラリアのクーパー・チャップマンと、ハワイの16歳であるセス・モニーツは、プロサーフィンの将来をサンセット・ビーチで見せた。サンセットは、長年の経験を必要とする世界で最も難しい波の1つとされているが、この2人のティーンエイジャーは、彼らの年齢以上の成熟したエキサイティングなパフォーマンスを見せた。
オーストラリアはシドニーのノース・ナラビーン出身のチャップマンにとって、ノースショアでサーフィンは3度目。トリプルクラウンは初参加だ。しかし、伝説のオーストラリアン・サーファー/シェーパーであるサイモン・アンダーソンが彼のチームに所属して、冬用に彼のためのイクイップメントを用意。準備は万端だった。そして、チャップマンは先週のリーフ・ハワイアン・プロでラウンドオブ32まで達し、現在JNシボレーVANSトリプルクラウン・ルーキー・オブ・ザ・イヤーの候補となっている。
「僕はここにやって来る前の約1ヵ月間、サイモンとじっくり腰を据えて話していたんです。」と、チャップマンが言った。「僕たちは、いくつかのグッド・ボードを考え出して、サイモンはここでの彼の成功を僕に伝授してくれたんです。ノースは3度目で、波を感じながら、思い切り楽しんでいます。ハワイは自分のサーフィンに合ってると感じます。年月を重ね、良い結果が出せればと思っています。前回のイベントが終わって63位なんです。プライムは半年しか出ていない事を考えれば、満足ですね。前回はスモールコンディションでのスタートでしたが、良い結果を残して、自分の道を切り開きたいです。」
お父さんは、サンセットの事を良く知っていて、それを僕たちに話してくれるんです。
セス・モニーツは、今日出場したモニーツ・ボーイのトリオの最年少。19歳のアイゼアは敗退、17歳のジョシュアはセスとともにラウンド1を勝ち上がった。彼らの父トニー・モニーツは、彼らのインスピレーションと洞察力の源。80年代のASPツアー・サーファーで、リスペクトされたビッグウェイブ・ライダーであった。先日中国でASPウイメンズ・ワールド・ロングボード・タイトルを獲得したケリア・モニーツは、モニーツ・ファミリーの長女で、3兄弟の姉。ファミリーは、ノースショアで暮らしている。
「たくさんグッド・ウェイブがあって、リズムを掴めました」と、セスが言った。「最初に6ポイントをゲットしてから、どんどんペースを上げ続けました。楽しかったです。ここは自分が10歳の頃からサーフィンしている場所で、素晴らしいイベントです。お父さんは、サンセットの事を良く知っていて、それを僕たちに話してくれるんです。どんな板に乗るべきかも教えてくれるんです。」
また今回のイベントには、日本から大野修聖と大橋海人の2名の出場。ラウンドオブ128のH6で大橋海人は、セス・モニーツ（HAW）ヤイディン・ニコル（AUS）ジャック・フリーストーン（AUS）と対戦。バックハンドでサンセットにチャージした大橋だったがヒートスコア6.03 で惜しくも４位敗退。
H7で大野修聖は、クーパー・チャップマン（AUS）、ギャビン・ジレット（HAW）、リアム・マクナマラ（HAW）と対戦。ビッグセットで素晴しいカーヴィングを披露して6.17をスコアした大野だったが、バックアップを見つけられず惜しくもここで敗退となった。これで今シーズンの彼らのコンテストは終了となった。
本日オープニング・デイの他のハイライトはブラジルのヘイター・アルベス。彼は、18.37ポイントのハイエスト2ウェイブ・ヒート・トータルをマーク。またイズキール・ラウ（ハワイ）も18.1ポイントをマークした。波は明日、今日の6-8フィートのスウェルからドロップが予想されて、ラージからエクストラ・ラージ・カテゴリーへの再びシリアスサーフは金曜日になる見込みだ。
オフィシャルサイトでは、ライブ中継も行われる。
http://vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2013
また見逃したヒートもヒートアナライザーでチェック！
http://vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2013/heat-analyzer
トリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」
11月24日〜12月6日、サンセット・ビーチ
ASPプライム
賞金：250,000ドル
ディフェンディング・チャンピオン：アダム・メリング（オーストラリア）
RESULTS:
Round of 128 (1st & 2nd advance; 3rd=97th; 4th=113th)
H1: Ian Walsh (HAW) 12.00pts ; Makai McNamara (HAW) 9.26pts ; Thomas Woods (AUS) 9.17pts ; Evan Geiselman (USA) 7.44pts
H2: Makuakai Rothman 14.83pts ; Hodei Collazo (EUK) 14.20pts ; Evan Valiere (HAW) 12.20pts ; Gony Zubizarreta (ESP) 11.04pts
H3: Hank Gaskell (HAW) 14.10pts ; Ian Gentil (HAW) 13.50pts ; Santiago Muniz 13.37pts ; Jean Da Silva (BRA) 11.64pts
H4: Kalani David (HAW) 9.67pts ; Ryan Callinan (AUS) 7.60pts ;Nic Von Rupp (PRT) 5.57pts ; Tanner Hendrickson (HAW) 3.56pts
H5: Frederico Morais (PRT) 14.00pts ; Joshua Moniz (HAW) 11.24pts ; Felix Messias (BRA) 8.77pts ; Sunny Garcia (HAW) 6.34pts
H6: Seth Moniz (HAW) 14.83pts ; Yadin Nicol (AUS) 11.36pts ; Jack Freestone (AUS) 9.94pts ; Kaito Ohashi (JPN) 6.03pts
H7: Cooper Champman (AUS) 15.77pts ; Gavin Gillette (HAW) 13.33pts ; Masatoshi Ohno (JPN) 9.24pts
H8: Chris Ward (USA) 14.93pts ; Kaimana Jaquias (HAW) 13.60 ; Kahea Hart (HAW) 11.74pts ; Nathaniel Curran (USA) 5.56pts
H9: Heitor Alves (BRA) 18.37pts ; Alex Smith (HAW) 11.77pts ; Vicente Romero (ESP) 10.47pts ; Kaoliopuwai Kahokula (HAW) 6.10pts
H10: Torrey Meister (HAW) 13.90pts ; Dale Staples (ZAF) 13.10pts ; Isaiah Moniz (HAW) 11.06pts ; Bino Lopes (BRA) 10.67pts
H11: Ezekiel Lau (HAW) 18.10pts ; Marcus Hickman (HAW) 10.34pts ; Dylan Goodale (HAW) 9.94pts ; Cory Arrambide (USA) 9.63pts
H12: Davey Cathels (AUS) 14.40pts ; Thiago Camarao (BRA) 12.03pts ; Billy Stairmand (NZL) 10.74pts ; Eala Stewart (HAW) 5.43pts
H13: Tom Whitaker (AUS) 15.10pts ; Olamana Eleogram (HAW) 14.26pts ;Steven Pierson (PFY) 10.76pts ; Kevin Sullivan (HAW) 2.17pts
H14: Tim Reyes (USA) 12.73pts ; Koa Smith (HAW) 11.07pts ;Kai Barger (HAW) 10.66pts ; Gabriel Villaran (PER) 10.60pts
H15: Ian Gouveia (BRA) 12.13pts ; Nathan Yeomans (USA) 10.23pts ;Gabe King (USA) 9.33pts ; Gregg Nakamura (HAW) 8.33pts
H16: Ricardo Christie (NZL) 17.44pts ; Joel Centeio (HAW) 15.93pts ;Kylen Yamakawa (HAW) 12.66pts ; Hizunome Bettero (BRA) 8.00pts
