トリプルクラウン第1戦「リーフ・ハワイアン・プロ」がようやく再開。ベスト16が決定。

トリプルクラウン第1戦「リーフ・ハワイアン・プロ」がようやく再開。ベスト16が決定。 


Bourez threw everything he had at the small surf today and it paid off. Photo: ASP/Cestari.

 

ノースショア、オアフ、ハワイ ― (2013年11月23日土曜日) ―コンディション不良のため、レイデイが続いていたトリプルクラウン第1戦「リーフ・ハワイアン・プロ」が再開。ベスト16が決定した。

 

タヒチのミシェル・ボウレズが、リーフ・ハワイアン・プロでキャリア初のメジャー勝利を収めた時から5年が経った。しかしハレイワは、まだ彼にとって特別な場所であり、彼のベストを延ばし続ける。この季節のハワイにしては、異常なスモール・サーフにもかかわらず、ボウレズは、デーン・レイノルズ(USA)、エイドリアーノ・デ・スーザ(ブラジル)、ミック・ファニング(オーストラリア)等と共に素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 

僕が初めて優勝した場所なので、本当にスペシャルな感じがします

 

「ここは、僕が初めて優勝した場所なので、本当にスペシャルな感じがします。」と、ボウレズが言った。「毎年、この場所に戻って来るたび、素晴しくポジティブなバイブレーショーンを感じる。だから毎年この場所に居るのです。世界タイトルを勝ち取らなければ、トリプル・クラウンは得るべき次のトロフィーです。誰もがハワイで勝つためにやって来るって凄い事ですよ。みんなにとって特別な場所である事は間違いありません。」

 

Dane Reynolds (USA) posted the highest heat total of the event so far. © ASP / Rowland

 

今日のデーン・レイノルズは、非常にコンペティティブだった。彼は、自らがシェイプしたサーフボードを使い、正確且つパワフルなマニューバーで2ウェイブ・トータル18.27(9.47、8.8)をマークした。レイノルズは朝起きた瞬間から調和を感じたと言い、海の中で意気込みとエネルギーを爆発させた。

 

Mick Fanning (AUS) won his heat today and advanced into he quarterfinals. © ASP / Rowland

 

飛行機で家に戻って、僕は充分なトレーニングをしていたんだよ。

 

コンテストが最後に行われた日から、今日までの1週間を使って、オーストラリアへ戻っていたカレントリーダーのミック・ファニング。リフレッシュしてハワイに戻って来た彼は、誰よりも多く波を見つけ、彼のVANSトリプルクラウン・キャンペーンをフレッシュかつシャープに続けた。

 

「飛行機で家に戻ったんだ。家の前では今日のようなパーフェクトで小さいレフトが割れていて、みんなが波のない時、僕は充分なトレーニングをしていたんだよ。」と、ファニングが言った。「犬をビーチに連れて行ったり、妻と一緒に時間を過ごせて良かった。どんな波がやって来るか分からないし、異なったレンジの波との出会い、それがハワイの興奮させるもの。それがトリプル・クラウンが素晴しいワールド・クラス・シリーズである理由なのだと思う。」

 

Dion Atkinson (AUS) advanced to the quarterfinals. © ASP / Cestari

 

ミッチ・コルボーン(オーストラリア)は、レイノルズらとのヒートで、完全にリズムを失い敗退した。コルボーンは、2014年の最後のクオリファイ・ポジションに居るサーファー。彼のすぐ後についているのが、ディオン・アトキンソンである。彼は今日のラウンドを勝ち上がり、ミッチのポジションを手に入れるチャンスがある。

 

リーフ・ハワイアン・プロは明日、クォーターファイナルからファイナルが行われ、現地時間の正午頃にはチャンピオンが決定するだろう。

 

オフィシャルサイトでは、ライブ中継も行われる。

http://vanstriplecrownofsurfing.com/reefhawaiianpro2013

また見逃したヒートもヒートアナライザーでチェック!

http://vanstriplecrownofsurfing.com/reefhawaiianpro2013/heat-analyzer

 

 

結果:リーフ・ハワイアン・プロ2013
ラウンドオブ32
(;3rd=17th;4th=25th)

H1:
フレデリック・パターチア(HAW)15.43pt;
アリツ・アランブルー(EUK)13.60pt;
ディラン・グッディール(HAW)12.00pt;
ナット・ヤング(USA)11.50pt
H2:
ジェレミー・フローレス(FRA)14.03pt;
パトリック・グダスカス(USA)12.93pt;
タナー・グダスカス12.50pt;
ラムジィ・ボウカム(MAR)11.27pt
H3:
ミック・ファニング(AUS)17.07pt;
ヤイディン・ニコル(AUS)14.50pt;
デール・ステイプルズ(ZAF)14.40pt;
フリーペ・トリード(BRA)12.10pt
H4:
デーン・レイノルズ(USA)18.27pt;
マット・バンティング(AUS)18.10pt;
ミッチェル・コルボーン(AUS)14.07pt;
トラヴィス・ロギー(ZAF)9.26pt
H5:
ディオン・アトキンソン(AUS)14.84pt;
ネイザン・ヨーマン(USA)14.07pt;
クーパー・チャップマン(AUS)10.87pt;
ミゲール・プポ(BRA)10.76pt
H6:
エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)17.93pt;
エヴァン・バリエール(HAW)16.13pt;
ジャドソン・アンドレ(BRA)14.57pt;
レアンドロ・ウスナ(ARG)13.90pt
H7:
ミシェル・ボウレズ(PYF)18.47pt;
セバスチャン・ジーツ(HAW)13.30pt;
アダム・メリング(AUS)13.17pt;
メイソン・ホー(HAW)12.87pt
H8:
ジョシュ・カー(AUS)13.84pt;
ホデイ・コラゾ(EUK)13.10pt;
ジェシー・メンデス(BRA)12.63pt;
ウエイド・カーマイケル(AUS)7.97pt