【訃報】ハワイアン・サーフィンレジェンドのバテンス・カルヒオカラニが他界。

【訃報】ハワイアン・サーフィンレジェンドのバテンス・カルヒオカラニが他界。 


 

サーフィン界は、また偉大なレジェンドを失った。ハワイアン・サーフィン・レジェンドのバテンス・カルヒオカラニは2013年11月2日、肺がんから合併症を併発、家族や友人に看取られて、静かにその生涯を閉じた。54歳だった。

 

1970年代、マーク・リデルとラリー・バートルマンと共に、ネクストレベルのラディカルなスケート・インスパイア・マニューバーで、ショートボード・レボリューションに一役買ったバテンス・カルヒオカラニ。彼の十八番はスイッチ・スタンスのオフザリップや、スリーシックスティ、レイバック。彼のサーフィンは当時のサーフィン界では信じられないほど未来的だった。人気のサーフムービー「メニィクラシックモーメンツ」などで砂を食べるシーンなど、インパクトのある風貌とともに、その独特なキャラクターで人気を集めた。

 

今年の9月には、ステージ4の肺がんと診断されたバテンスのために治療資金を集めるイベントが開催されるなど、多くの人々から愛され続けたバテンス。3年前に再婚し、サーフィンに対する情熱も昔とは変わらなかった。「若い頃は本気で世界チャンピオンになりたかったけど、今はサーフィンを楽しんでやっているよ」と当時のインタビューに応えていたのが記憶に残っている。

 

故人のご冥福をお祈り致します。

 

YouTube Preview Image