ASPプライム「カスカイス・ビラボン・プロ」は番狂わせが発生。大橋海人は悔しい逆転負け。

ASPプライム「カスカイス・ビラボン・プロ」は番狂わせが発生。大橋海人は悔しい逆転負け。 


Gabriel Medina was on fire on day three of the Cascais Billabong Pro.
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プライア・デ・カルカベロス、カスカイス/ポルトガル(2013年10月23日水曜日)ASPプライム・カスカイス・ビラボン・プロは、大会2日目。カルカベロスの難しい3-5フィートのコンディションで、ラウンドオブ48のヒート11までが終了した。朝のうちは昨日よりもコンディションが上向いたように感じられたが、午後には強烈なオンショア・ウインドでコンディションは悪化した。

 

そんなコンディションの中でもガブリエル・メディーナ(BRA)は、巨大なエアリアルを決めて、2本の9ポイントをスコア。ここまでのイベント・ハイエスト・ヒート・トータルとなる18.94をマークした。「良い感じですね。今年はアップダウンが激しいんですが、全てのイベントで自分のベストで挑んでいます。」とメディーナ。「ポルトガルを楽しんでいます。僕はいつも、出場する試合は全て勝ちたいと思っています。ニュージェネレーションのグループと言われて光栄ですね。次のラウンドは凄く重要で、スーパー・ファンで楽しみです。波が良くなってくれることを願いますよ。」

 

また、カルロス・ムニョス(CRI)は、ラウンド2でマット・ウィルキンソン(AUS)とフリーペ・トリード(BRA)という2人のWCTサーファーを破る番狂わせを引き起こした。ムニョスは、カーラプト・フリップを含む、パーフェクトなエアリアルマニューバーと、バックハンドチャージでラウンドアップを決めた。そして、現在のワールドNo.18のジェレミー・フローレス(FRA)も、エクセレントな8.00ポイント・ライドを記録して、支配的なフォームでラウンドアップした。

 

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大橋海人は悔しい逆転負け。 


大橋海人

 

 

本日第1ヒートR96ヒート21で、アダム・メリング(AUS)、ブライアン・トス(PRI)、クリスチャン・キマーソン(BRA)と対戦した大橋海人(JPN)。前日より落ち着いた感もある早朝の第1ヒートだったが、ブレイクは流れも入りトリッキーなコンディション。ヒートはWCTサーファーのアダム・メリングがライトブレイクでフォアハンドのフルレールターンを繰り出し5.33 をスコアしてヒートをリードする。

 

バックハンドもキッチリ決めたメリングだけがスコアをまとめ、ダントツでヒートが進行。2位以下は団子状態で僅差の戦いとなった。リズムを掴めない大橋は4位を強いられたが、ヒート終盤に入り、ロングレフトを掴んだ大橋海人は3.00をスコア。

更にレフトの波を掴んだ大橋は、クリティカルセクションへのレイバックスナップ、そしてビッグターンとカットバックのコンビネーションで4.80をスコアして大逆転。第2位に浮上した大橋は、残り時間も僅かになり海から上がる。しかし、その後、ヒート終了ホーン直前にクリスチャン・キマーソン(BRA)がレフトをキャッチ。キマーソンはフォアハンドでアリーウープを決めて逆転。大橋海人は悔しい3位敗退となった。

 

 

日本とサマータイム中のポルトガルとの時差は8時間。明日は現地午前10時にファーストコール。強烈なオンショア・ウインドとサイズダウンの予報が出ている。

現地10時00分は日本時間18時00分です。

 

オフィシャルサイト:http://aspeurope.com/cascais/