キング・オブ・ザ・グロム(KOTG)ワールドファイナルで稲葉玲王が4位と大健闘。 


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ラ・グラヴィエール、ホセゴー/フランス(2013年10月3日木曜日)ASP-WCT第8戦「クイックシルバー・プロ・フランス」は、プライマリ会場であるラ・グラヴィエールの3-4フィートのコンディションで再開。クオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。ファイナルデイとなる予定が急なコンディションの悪化でラウンド5が終了した時点でコンテストはオンホールド。フランスの王者決定は明日以降に持ち越しとなった。

 

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▲ラウンド2ハイライト

 

一方で、同時開催の世界最強のジュニアサーファーを決める「クイックシルバー・キング・オブ・ザ・グロム(KOTG)」のワールドファイナルはファイナルまでが行われた。今年はレギュレー ションが変わり、参加者18人全員が3ラウウンドを戦い、3ラウンドの合計ポイントの上位3名がファイナルへと進出。今回、日本代表として出場していた稲葉玲王は、ラウンド1で7位という好ポジションでスタートしたものの、ラウンド2では18人中10位まで順位を落としていた。

 

しかし、本日行われた最終ラウンドでは、バックハンドのビッグマニューバーを連発して、8.87、 8.43 、8.33の3つのエクセレントをマーク。合計得点25.63としてランクアップ。惜しくもベスト3には残れずファイナル進出には届かなかったが、世界から集まった選り抜きのジュニアの中で4位でフィニッシュと大健闘。今月末にブラジルで行われるASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップでも、日本代表選出して出女が決まっている稲葉玲王。WJCでの活躍にも期待がかかる。

 

 

試合後、稲葉玲王は自身のFBで、「今日Quiksilver King Of The Groms Franceファイナルまですべてが終了しました! ファイナルにはいけませんでしたが、なんとか4位になることができました。本当に応援してくれた方、スポンサーさま、ありがとうございました! そして、もっといい結果がだせなくてすいませんでした。でも今回フランスにこれて世界の同年代のトップのやつらと戦う事ができ、ワールドツアーの選手のレベルを間近で感じることができ、最高の経験になりました!今回の試合の出場権を得るために投稿してくださった皆さんに本当に感謝感謝です! この経験を今後に活かせるように頑張ります! 今後も応援お願いします。」とコメントした。

 

ファイナルには、ジェイク・マーシャル、レオナルド・フィオラバンティ、カノア五十嵐が勝ち上がり、バックハンドで素晴しいビッグリエントリーを決め、8.77をスコアしたジェイク・マーシャルが勝利を手に入れた。

 

優勝:ジェイク・マーシャル、2位:レオナルド・フィオラバンティ、3位:カノア五十嵐

 

 

「クイックシルバー・キング・オブ・ザ・グロム(KOTG)」の模様もヒートレビューでチェック出来る

http://quiksilverlive.com/profrance/2013/kotg_heat_review.en.html#quality=med&round=1093&heat=1095