ASPワールド・ツアー第7戦「ハーレー・プロ」がスタート。R1とR2の4ヒートが終了。

ASPワールド・ツアー第7戦「ハーレー・プロ」がスタート。ラウンド1とR2の4ヒートが終了。 


Adriano de Souza (BRA), 26, posted both the day’s high single wave score and high heat total of opening day of the Hurley Pro at Trestles. Credit: ASP/SCHOLTZ
YouTube Preview Image

 

ロウワー・トラッスルズ、サン・クレメンテ、CA(2013年9月15日日曜日)2013年のハーレー・プロは今日、クリーン2~4フィートのロウワー・トラッスルズでコンペティションを開始。ラウンド1とラウンド2の最初の4ヒートまでが終了した。2013年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第7戦「ハーレー・プロ」は、地球上で最もハイパフォーマンスが可能とされる会場に世界最高峰のサーファーを集め、常識を覆すサーフィン・パフォーマンスとドラマティックなコンペティションをもたらす。

 

大会初日、ジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ミゲール・プポ(BRA)と、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とラウンド1で激突。ハイ-スコアリング・エクスチェンジとなった激戦のラウンドで勝利を掴んだ。ウィルソンは、レフトとライトともにハイパフォーマンスを見せ、エアとターンの印象に残るレパートリーでエクセレントなヒート・トータル17.40でラウンド3へ勝ち上がった。

この2週間ぐらいは、ずっとそのヒートのことを考えていたんです。

 

「あのヒートは良い気分でした。ハード・ヒートになるということは分かっていました。」と、ウィルソンが言った。「タヒチのあとのレイティングを見て、前回のラウンド1のリマッチになることは分かっていたんです。だから、この2週間ぐらいは、ずっとそのヒートのことを考えていたんです。良いヒートでしたね。ミゲール(プポ)の最高に強烈なライディングでヒートは始まり、それから、いくつかの良い波が来ました。いくつかのターンを決めるセクションがあるレフトを掴んでグッド・スコアを手に入れました。そして、そのあとにライトを掴んだんです。」

 

カレントASP WCT No.4のジョディ・スミス(ZAF)は、彼のラウンド1のヒートを終始支配。ロウワーズのセット・ウェイブにおいて、パワーとプログレッションのシームレスなコンビネーションで、危険なグーフィー・フッター、マット・ウィルキンソン(AUS)とワイルドカードのミッチ・クルーズ(AUS)を下した。「ミッチ(クルーズ)とウィルコ(マット・ウィルキンソン)は、いつでも、どんな状況でもやって来る。僕は7ポイントの呪いにかかっていた。でも楽しいサーフィンが出来たよ。」と、スミスが言った。「小さいレフトでリーシュプラグが外れてしまって最悪だった。でも板が完全に波打ち際まで流されなくラッキーだったよ。波数はそれほど多くなかったけど、コンテストには充分な、ファンなコンディションだったと思うよ。」

 

イベント前にコロヘと同じタイム・ゾーンでフリーサーフしたんだけど、彼はリッピングしてたね。

 

二度のASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.2であるミック・ファニング(AUS)は、ヒート終了間際の大逆転でラウンドアップを果たした。一連の猛烈なフォアハンド・ターンで、ローカルスタンドアウトのコロヘ・アンディーノ(USA)とローカル・ワイルドカードのイアン・クレーン(USA)を下した。「もう一杯いっぱいだったね。」と、ファニングが言った。「イベント前にコロヘ(アンディーノ)と同じタイム・ゾーンでフリーサーフしたんだけど、彼はリッピングしていたよ。彼が波を掴むたびに見ていたけど、気合いが入っていたね。良いヒートだった。彼は素晴しいスタートを切っていた。自分は最後の波を見つけられてラッキーだったよ。」

 

僕はヒートに集中して、自分のサーフィンをするだけです。

 

カレントASP WCT No.18のガブリエル・メディーナ(BRA)は、彼のシンボルとも言うべきパフォーマンスで、ラウンド1を勝ち上がった。この会場で行われたASPプライム・イベントの優勝経験者のメディーナは、今シーズン前半はラウンド3での敗退を強いられ、シーズン後半戦に向けて、今回のイベントで好成績を残すためにハングリーだ。「ラウンド3での敗退が続いていたので、今日のヒートは勝ちたかったんです。」と、メディーナが言った。「僕はヒートに集中して、自分のサーフィンをするだけです。何度も繰り返しコンテストのための準備をして来たので良い感じです。ヨーロッパとハワイの事を考えると興奮ますね。僕はここの波が大好きなんですよ。」

 

スレーターを倒すことは、それがマンオンマンか3人ヒートにかかわらずビッグな勝利なんです。

 

カレントASP WCT No.22のブレット・シンプソン(USA)は、今日いちばんの番狂わせを引き起こし、11タイムASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)とワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)をラウンド2へ追いやった。「最高ですね。危険なヒートでしたけど、僕はただ自分自身で出来ることをやろうとしていたんです。おそらく僕に勝ち目のないと思われるヒートなら、思いっきり自由にサーフィン出来る自分にチャンスがあるとエキサイトしてました。スレーターを克服した時はいつでも、それがマンオンマンか3人ヒートにかかわらずビッグな勝利なんです。」

 

スローヒートとなったのは全く不運だった。

 

3年連続のイベントチャンピオンであるケリー・スレーター(USA)は、ラウンド2でプログレッシブ・ウィザードのデーン・レイノルズと対戦。波数の少ないヒートを勝ち上がった。「それは本当にスローだったね。そして、ラウンド2でデーンと戦わなければならないのは残念だった。」と、スレーターが言った。「残念ながら彼は全く波を掴めず、勝ち上がれなかったよ。ローシードで彼とサーフィンしなければならないのは確信していた。しかし、それがスローヒートとなったのは、まったく不運だね。」

 

カレントASPワールドNo.1のスレーターは、このトラッスルズでのラウンド2の勝利が、12回目のASPワールド・タイトルへ向けた重要なリザルトであったと認めた。「あのヒートには、ちょっとしたプレッシャーが確かにあった。ミック(ファニング)は良い成績ばかりで、ジョエル(パーキンソン)は13位の悪い結果を2つ持っているからね。」と、スレーターが言った。「さらに僕にはこれまでのリザルトで捨てるものは何もない。ジョディもどの点から見てもこのレースの中にいる。だから、あのヒートをクリアすることは僕にとって本当に重要だったんだ。」

 

イベント主催者は、現地時間の明朝午前7時30分にファーストコールする。

 

見たいヒートだけをオンデマンドでチェック!

 

http://thehurleypro.com/on-demand/dvr

 

ビデオハイライト映像

http://www.thehurleypro.com/video/day-1-highlights

 

大会の詳細はオフィシャルサイトで詳細をご覧下さい。

 

http://www.thehurleypro.com/

 

 

HURLEY PRO AT TRESTLES ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Nat Young (USA) 14.20, Fred Patacchia (HAW) 8.87, Kieren Perrow (AUS) 8.84
Heat 2: Taj Burrow (AUS) 14.54, Patrick Gudauskas (USA) 11.03, Bede Durbidge (AUS) 10.17
Heat 3: Jordy Smith (ZAF) 15.77, Mitch Crews (AUS) 10.50, Matt Wilkinson (AUS) 9.23
Heat 4: Travis Logie (ZAF) 12.26, Joel Parkinson (AUS) 11.70, Nathan Yeomans (USA) 11.67
Heat 5: Mick Fanning (AUS) 15.50, Kolohe Andino (USA) 15.00, Ian Crane (USA) 9.33
Heat 6: Brett Simpson (USA) 15.60, Kelly Slater (USA) 14.73, Dane Reynolds (USA) 6.93
Heat 7: Gabriel Medina (BRA) 15.94, Alejo Muniz (BRA) 15.70, Josh Kerr (AUS) 10.03
Heat 8: Filipe Toledo (BRA) 14.63, Adriano de Souza (BRA) 14.17, Yadin Nicol (AUS) 10.03
Heat 9: C.J. Hobgood (USA) 14.07, Sebastian Zietz (HAW) 13.67, Raoni Monteiro (BRA) 8.60
Heat 10: Adam Melling (AUS) 13.30, Jeremy Flores (FRA) 11.96, Adrian Buchan (AUS) 11.23
Heat 11: Julian Wilson (AUS) 17.40, Miguel Pupo (BRA) 15.50, John John Florence (HAW) 12.97
Heat 12: Michel Bourez (PYF) 15.36, Damien Hobgood (USA) 12.50, Kai Otton (AUS) 11.57

HURLEY PRO AT TRESTLES ROUND 2 RESULTS:
Heat 1: Kelly Slater (USA) 13.67 def. Dane Reynolds (USA) 10.00
Heat 2: Joel Parkinson (AUS) 16.13 def. Ian Crane (USA) 12.74
Heat 3: Josh Kerr (AUS) 14.40 def. Nathan Yeomans (USA) 10.17
Heat 4: Adriano de Souza (BRA) 18.83 def. Mitch Crews (AUS) 12.90

REMAINING HURLEY PRO AT TRESTLES ROUND 2 MATCH UPS:
Heat 5: Adrian Buchan (AUS) vs. Patrick Gudauskas (USA)
Heat 6: Kai Otton (AUS) vs. Kieren Perrow (AUS)
Heat 7: John John Florence (HAW) vs. Alejo Muniz (BRA)
Heat 8: Jeremy Flores (FRA) vs. Yadin Nicol (AUS)
Heat 9: Sebastian Zietz (HAW) vs. Raoni Monteiro (BRA)
Heat 10: Fred Patacchia (HAW) vs. Miguel Pupo (BRA)
Heat 11: Bede Durbidge (AUS) vs. Damien Hobgood (USA)
Heat 12: Matt Wilkinson (AUS) vs. Kolohe Andino (USA)