ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」でトーマス・ヘルメスが優勝。

ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」でトーマス・ヘルメスが優勝。 


YouTube Preview Image

 

プライア・デ・サンタバーバラ、サンミゲル/アゾレス・アイランド(2013年9月7日土曜日)ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」が終了。サンミゲル・アイランドはサンタバーバラ・ビーチのプライマリ・ロケーションの3-4フィートのコンディションで行われたファイナルでトーマス・ヘルメス(BRA)が優勝した。波数の減った30分間のファイナルで、ヘルメスはファイナルを終始リードしてアダム・メリング(AUS)を下した。今回のイベントで、ジャイアントキラーだったヘルメスは、ミゲール・プポ(BRA)、フリーペ・トリード(BRA)、ミッチ・クルーズ(AUS)を破ってファイナルステージにたどり着いた。洗練されたパワー・ターンとエアマニューバーを武器に、初のASPメジャータイトルを獲得。ワールドランキングも34位へジャンプアップした。

 

「信じられないです。僕はASPーWQS初優勝で、今日は人生最高の日になりました。」と、ヘルメスが言った。「ブラジル人はここアゾレスで何か特別のものを持っているに違いありません。ここで優勝した3人目のブラジリアンになれて最高です。毎日コンテストが終わってから、ここで練習をしていたので、凄くリラックスして自信を持ってサーフィン出来ました。それが上手く行ったのだと思います。ランキングのことは気にせず、良いサーフィンをすることに集中していました。1ヒート毎に勝ち上がって、次のカルカベロスでのイベントでもこの勢いを続けるつもりです。」

 

現在ワールド・チャンピオンシップ・ツアー27位のアダム・メリング(AUS)は、昨日までのような掘れたレフトブレイクが見つけられず、惜しくも第2位となった。「ハイタイドで波が入って来なくて残念でした。でも結果には満足です。今回は本当に表彰台に上がり、これからヨーロッパで開催されるいくつかのイベントへ向けた、ポジティブなヴァイヴをゲットしたかったんです。良いスタートになりました。次のイベントが楽しみですね。」

 

いくつもセクションが提供された長くクリーンなレフトハンダーを使い、エクセレントな9ポイント・ライドでファイナルデイをスタートしたコロヘ・アンディーノ(USA)だったが、セミファイナルの終了間際にアダム・メリングに破れ、3位でフィニッシュ。また、ミッチ・クルーズ(AUS)もセミファイナルを終始リードしたものの、プライオリティを持ちながら波をヘルメスに渡し、逆転負けを食らった。

 

今回のASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」と、10月に開催予定のASP-WCT「リップ・カール・プロ・ペニシェ」、ASPプライム 「カスカイス・プロ」の3試合は「ポルチュギー・ウェイブ・シリーズ」と呼ばれ、3試合のベスト2のリザルトを元にシリーズの優勝を決定。優勝者には優勝 賞金50,000ドルが用意されている。

 

 

SATAエアライン・アゾレス・プロ・ファイナル結果:
優勝:トーマス・ヘルメス(BRA)12.17
2位:アダム・メリング(AUS)9.10

 

SATAエアライン・アゾレス・プロ・セミ・ファイナル結果:
ヒート1:アダム・メリング(AUS)16.60 def.。コロヘ・アンディーノ(USA)15.67
ヒート2:トーマス・ヘルメス(BRA)12.16 def.。ミッチ・クルーズ(AUS)11.00

 

SATAエアライン・アゾレス・プロ・クォーター-ファイナル結果:
ヒート1:コロヘ・アンディーノ(USA)16.50 def.。アレホ・ムニーツ(BRA)12.63
ヒート2:アダム・メリング(AUS)13.10 def.。C.Jホブグッド(USA)11.10
ヒート3:トーマス・ヘルメス(BRA)15.27 def.。フリーペ・トリード(BRA)12.16
ヒート4:ミッチ・クルーズ(AUS)12.00 def.。ウィゴリー・ダンタス(BRA)8.03

 

オフィシャルサイト:

http://www.aspeurope.com/azores/