JPSAロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』で植村未来のグラチャン決定!

JPSAロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』男子ベスト8、女子ベスト4決定 


植村未来が3度目となる2年連続のJPSAグランドチャンピオンを獲得する。

 

 

本日、8月28日(水)より東京都新島村 羽伏浦において、JPSAロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島 supported by LesPros entertainment』がスタートした。昨日までうねりは弱まり、シークレットポイントで開催。天気は晴れ。波はセットで腰。男子はラウンド1からラウンド3までが行われ、クオーターファイナル進出者のベスト8が決定。女子はセミファイナルを戦うベスト4が決定した。

 

今シーズン全5戦が予定されているJPSAロングボードサーキット。女子の植村未来は今回の新島に入るまでに、開幕戦のバリで準優勝、第2戦、3戦の千倉と湘南で優勝しており、完全な独走体勢に入っていた。そして今回の新島で植村未来がセミファイナルまで勝ち上がると3度目となる2年連続のグランドチャンピオが決定することになっていた。

 

ロングボードでもテールコントロールのサーフィンを得意とする植村にとって、掘れたパワーのある新島のシークレットは、彼女のバックハンドサーフィンに完全にフィットしていた。しかしラウンド2のヒート中にサーフボードを折るハプニングが発生。ボードチェンジに時間を取られるも、焦らずしっかりとラウンドアップを決め、ファイナルデイを待たずにグランドチャンピオンを決めた。

 

逆に、混戦状態のロングボード男子では、優勝こそ無いものの3試合全てファイナルまで勝ち上がっている櫻岡甲太がトップ。2位の石塚晃も 3試合のファイナリスト、それを3位のバリで優勝したユージン・ティール、4位の湘南で優勝した畑雄二が追いかける。この上位4名はしっかりとファイナルデイに勝ち残っている。非常に僅差で今回の新島を含め残り2 試合の結果でどのようにもなる感じで、目が離せない男子ロングボードとなっている。

 

JPSAロングボード第4戦「ALL JAPAN PRO 新島 supported by LesPros entertainment 」明日はシークレットに5:30AM集合。明日は更にサイズダウン傾向で、ロータイドのコンディションを上手く使って、ファイナルまで進行して行く予定だ。

 

写真、キャプション:山本貞彦

 

今年もグラチャンは植村未来!強いぜー!おめでとう!
どんなコンディションでも対応できるスキルは素晴らしい。
でも、今日は板が折れるアクシデント。走る走る!

石塚晃。細かい足さばき。玄人好みの演技。スタイルあります。渋いです。
グラチャンは射程距離内のユージン・ティール。
クオーターファイナルに勝ち上がった鈴木剛
この夏、初めてのハワイの経験した吉川広夏。サーフィンを楽しんでやっているのがこちらにも伝わる。前にくらべて自由にやっている。今はそれでいい。
ノーズライドもスタイルが出る、佐藤広はクオーターファイナル進出。
現在かランキングトップの桜岡甲太。今回の新島で差を広げたいところだ。
桜岡甲太。グラチャン争いからのプレッシャーなのか、今日は攻めあぐねていた感があった。でも、勝ち上がれば文句なし。
吉川とともにハワイのイベントに参加した田岡なつみ。自分の攻め方に納得いかない。でも勝ち上がることが大切。ファイナルに向け調子を上げて行くのも戦い方の一つ。
やっぱり新島は良いね。
ラウンド1で本日のハイエストスコア14.25をマークした尾頭信弘。ランキング5位だが巻き返せるポジションにいる。
今年、9位、13位と振るわなかったが、前回の湘南で2位となり調子を上げている秋本祥平。
JPSAの湘南、ASPの太東と今季2勝している畑雄二。優勝経験がこれほどサーフィンを変えるのか。自信が満ちあふれている。
鈴木由貴。攻めるとこ攻める。メリハリあって上手いね。

男子クオーターファイナル

QF1:尾頭 信弘  VS 鈴木 剛
QF2:秋本 祥平 VS 櫻岡 甲太
QF3:佐藤 広 VS  畑 雄二
QF4:石塚 晃対 VS ユージン ティール

女子セミファイナル

SF1:吉川 広夏  VS  田岡 なつみ
SF2:植村 未来 VS 鈴木 由貴

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

また、今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/