ASP5スター「ソルーズ・ラカナウ・プロ」が再開。大橋、新井、大澤はR64で敗退

ASP5スター「ソルーズ・ラカナウ・プロ」が再開。大橋海人、新井洋人、大澤伸幸はR64敗退

Peterson Crisanto (BRA) launching in to the Round of 16 at the Sooruz Lacanau Pro.

グランデ・プラージュ、ラカナウ□フランス（2013年8月17日土曜日）2日連続のレイデイの後、ASP 5-スター・ソルーズ・ラカナウ・プロは、サイズアップするクリーンな3−4フィートのコンディションで、ラウンドオブ64とラウンドオブ32が行われ、ベスト16が決定した。

ハンティントンで行われたＵＳオープン・プロジュニアの勝利者であるコナー・コフィン（USA）は、今日の午後のフォーム・サーファーの1人だった。「スーパー・ファン・ヒートでしたね。少しスロースタートでしたが、最後の方に波がコンペティション・エリアの北側に動いて、いくつかのスーパー・ファン・ウェイブがありました！」と、コフィンが言った。「朝のヒートは、選手がみんな一カ所に集中してかなりタフなヒートでした。でも午後のヒートは散って、いくつもファン・ウェイブをゲットすることが出来ました！」

ラウンドオブ64のヒート5 に大橋海人が、ラウンドアップを続ける新井洋人と同じヒートに登場。ブラジルのジェシー・メンデスとミディ・ヴィミナルディと対戦した。ヒートスタートと同時に先制攻撃を仕掛ける新井洋人。大橋海人はセカンドウェイブのフォアハンドで4.50をスコアしてヒートスコア6.83として3位をキープする。メンデスはスタートから6.67、6.00を連続してスコアしてリードする。ヴィミナルディもバックハンドチャージを見せて、ヒートスコア10.56で2位に付ける。新井洋人はフォアハンド、バックハンドでチャージするもスコアが伸びず4位を強いられる。

後半に入り、新井洋人がバックハンドで3.50をスコアして3位に浮上するもニード6.79。ヴィミナルディとメンデスは後半に入り更にリードを広げ、エクセレントが必要な状況へ。最後まで諦めない大橋海人は、フォアハンドのカービングのコンビネーションで4.47をスコア。更にフォアハンドのエアリバースを決め5.27をスコア。3位に浮上する。新井洋人も、終盤に入りバックハンドでチャージを見せて5.63をスコア。しかしタイムアップとなり、大橋が3位、新井が4位で敗退。5スターのマネーラウンドの壁に阻まれた。

大澤伸幸は、ラウンドオブ 64のヒート14でヴィンセント・デヴィニャック、ニック・ボン・ルップ、マテイア・ヒクイリーと対戦。オープニングライドでロングウォールのライトを掴み、ファアハンドのカーヴィングターンのコンビネーションで6.33をスコアする大澤。続けてバックハンドでシャープなリエントリーを披露した大澤は、6.87をスコアして、ヒートスコア13.20で前半をリードする。

後半に入りニックがビッグセットを掴み、バックハンドでチャージを見せ8.17のエクセレントをスコア。トップに躍り出る。2位となった大澤。3位のヴィンセントとも僅差の戦いを強いられる。残り時間10分を切り、大澤は再びバックハンドでリエントリーを連打するがバックアップは塗り替えられない。残り時間5分を切り、ノーマークだった4位の選手が、右奧のレフトでハイスコアをマーク。2位へジャンプアップで大逆転。3位に押し出された大澤は、最後は完全にマークされてタイムアップ。充分に勝てていたヒートだっただけに悔しい敗退となった。

ヨーロッパからアメリカ東海岸へ

今回参戦した、大橋海人、大澤伸幸、新井洋人の3名はヨーロッパからアメリカ東海岸へ移動。8月19-25日、アメリカ東海岸バージニア州南東端に位置するバージニアビーチで開催される ASP 4スターイベント「Vans Pro 」に参戦する。このイベントは、プロジュニアとイースト・コースト・サーフィン・チャンピオンシップが同時開催され、今回のイベントには、加藤嵐、大原洋人、辻裕次郎、稲葉玲王も参戦。プロジュニアには加藤嵐と大原洋人がエントリーしている。ライブ中継も行われる予定だ。Watch the event LIVE via www.vans.com/ecsc

また、8/21-25日にはASPウイメンズ 6スターイベント「スウォッチ・ガールズ・プロ・フランス」（イベントサイト）がフランスのホセゴーで開催。こちらには大村奈央、武知実波、北澤麗奈、野呂玲花、水野亜彩子が参戦予定。世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい！　頑張れ！日本！