ASP-WCT第6戦「ビラボン・プロ・タヒチ」は大会2日目。3本のパーフェクト10がスコアされる。

ASP-WCT第6戦「ビラボン・プロ・タヒチ」大会2日目。3本のパーフェクト10がスコアされる。 


Photo: John John Florence © ASP
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チョープー、タヒチ(2013年8月16日金曜日)ASP-WCT第6戦「ビラボン・プロ・タヒチ」は大会2日目。世界最高峰のサーファー達は、クリーンで完璧な3~5フィート・バレルを大いに楽しみ、ラウンド2終了後、ラウンド3の8ヒートまでを終了。ASPトップ34は、チョープーで信じがたいリーフ・パス・パフォーマンスを披露した。

 

ビラボン・プロ・タヒチ・ディフェンディング・チャンピオンで、現在ASP WCTランキング第1位のミック・ファニング(AUS)は、ラウンド3のヒート終了間際に、リーサル・ワイルドカードのイアン・ウォルシュ(HAW)を下し、2013年のASPワールド・タイトル・キャンペーンにとって重要なヒート勝利をもたらした。

 

ヒート終了間際、エクセレント・スコアが必要だったファニングは、完璧なバレルライドを披露。パーフェクト10をスコアして、ラウンド4へ勝ち上がった。「生きた心地がしなかったよ」と、ファニングが言った。「僕は波を見ていて、イアンは優先権を持ち、スマートなヒートを戦っていた。スペシャル・ウェイブを探していたけど、波は全てスペシャルだった。あの波をゲット出来て本当にラッキーだったね。」

 

Photo: Mick Fanning. © ASP

 

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11タイムASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.2のケリー・スレーター(USA)は、ファニングが見せたエクセレントなラウンド3のヒートを追従するかのように、20点満点のヒート・トータルに近いパーフェクトな18.97をスコア。ワイルドカード・アンソニー・ウォルシュ(AUS)を下した。

 

「僕はアンソニーが世界中のベスト・バレル・ライダーの1人であると思う。 」と、スレーターが言った。「ここで多くの時間を過ごしている彼は本当に危険だ。早いラウンドで当たりたくない選手だね。今回は、もっと後で彼と当たると予想していたんだ。僕は少しばかり貪欲にスタートした。そして、彼は良い波を掴んでスタートしたんだ。僕は運良く9とバックアップを手に入れた。良い波を何本も掴んだよ。これは、ここ数年でサーフィンしたベスト・チョープーだね。」

 

Photo: Jeremy Flores © ASP

 

ジェレミー・フローレス(FRA)は、地球上で最も優れたチューブライダーのの1人として、イベント2本目のパーフェクト10をスコア、素晴らしいライトハンダーで9.33のバックアップをマークして、パーフェクトに近い19.33で、ブレット・シンプソン(USA)を下した。「僕はチョープーで10をスコアしたことがあるんです。」と、フローレスが言った。

 

「毎年訪れるこの場所は、波という意味ではベスト・イベントの1つですね。タヒチはパラダイス。そして、それは僕が世界で最も好きな波のうちの1つです。それは小さい時でもパーフェクトであると同時に恐ろしい波です。10ポイントをゲットすることは良い気分ですよ。それに、あんなライトの波に乗れるなんて思っていなかった。それはバックドアのような感じがしました。でもメイク出来なければ、リーフの餌食になることも分かっていました。あのバレルには結構プレッシャーがありましたよ。」

 

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ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、完璧なパフォーマンスでチョープーのマニューバーを組み立てる、素晴らしいパフォーマーのひとりであった。上下に波打つバレルでパーフェクト10ポイント・ライドをスコアしたフローレンス。バックアップも9.10をスコアして、ミゲール・プポ(BRA)を下した。

 

「あの10は、ラッキーなワイドな波の1つでした」と、フローレンスが言った。「そのワイドな波をゲットするために、 よりピークに近い位置にいなければならなかったんです。僕は充分すぎる位置でした。逆に奧に入りすぎて、レールを掴まなければならなかった。あのバレルの中はちょっとした感動的なローラーコースターって感じでしたね。そして何とかしてバレルを抜け出たら、ターンをする素晴らしいリップがあっんです。」

 

カレントASP WCT No.9のジョシュ・カー(AUS)は、今朝の最高のコンディションにおいて、多くのエキサイティングなバレルを仲間のパトリック・グダスカス(USA)ととバトルを繰り広げた。「僕はセットを待つべきでした。でもパットがあの9ポイントの波に乗れなくて、ラッキーでしたね。」と、カーが言った。「最後の20分は楽しいヒートでしたね。5ポイントの波はファンライドでした。9ポイントをゲットした後は、プレッシャーも無くなり、素晴しいコンディションを上手く利用してサーフィンすることが出来ました。」ラウンド2で勢いをつけたカーは、ハイ-スコアリングのラウンド3ヒートの終了間際にオーストラリアン・チャージャのキーレン・ペロー(AUS)を下してラウンド4へ勝ち上がった。

 

その他にカレントASP WCT No.4のジョディ・スミス(ZAF)は、危険なワイルドカード・ネイザン・ヘッジ(AUS)を下して、彼のASPワールド・タイトル・キャンペーンを続け、カイ・オットン(AUS)も、ディープなフォアハンドバレルで19.06というヒートスコアでヤング・アメリカン、コロヘ・アンディーノ(USA)を下してラウンドアップを果たした。

 

イベント主催者は、明朝、午前6時30分にファーストコール。午前7時のスタートを目指す。

 

オフィシャルサイト:http://www.billabongpro.com/tahiti13

 

BILLABONG PRO TAHITI ROUND 3 RESULTS:
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) 17.90 def. Nathan Hedge (AUS) 17.70
Heat 2: Jeremy Flores (FRA) 17.87 def. Damien Hobgood (USA) 15.60
Heat 3: Josh Kerr (AUS) 18.53 def. Kieren Perrow (AUS) 17.83
Heat 4: John John Florence (HAW) 19.10 def. Miguel Pupo (BRA) 11.13
Heat 5: Adrian Buchan (AUS) 17.03 def. Bede Durbidge (AUS) 16.27
Heat 6: Mick Fanning (AUS) 17.83 def. Ian Walsh (HAW) 17.60
Heat 7: Kelly Slater (USA) 18.97 def. Anthony Walsh (AUS) 16.23
Heat 8: Kai Otton (AUS) 16.43 def. Matt Wilkinson (AUS) 16.27

REMAINING BILLABONG PRO TAHITI REMAINING ROUND 3 MATCH-UPS:
Heat 9: Julian Wilson (AUS) vs. Adam Melling (AUS)
Heat 10: C.J. Hobgood (USA) vs. Yadin Nicol (AUS)
Heat 11: Gabriel Medina (BRA) vs. Fredrick Patacchia (HAW)
Heat 12: Joel Parkinson (AUS) vs. Alain Riou (PYF)

BILLABONG PRO TAHITI REMAINING ROUND 2 RESULTS:
Heat 5: Nathan Hedge (AUS) 15.53 def. Michel Bourez (PYF) 14.76
Heat 6: Josh Kerr (AUS) 17.17 def. Patrick Gudauskas (USA) 13.17
Heat 7: Julian Wilson 14.77 def. Alejo Muniz (BRA) 8.60
Heat 8: Adam Melling (AUS) 14.10 def. Sebastian Zietz (HAW) 14.10
Heat 9: Miguel Pupo (BRA) 15.30 def. Filipe Toledo (BRA) 14.97
Heat 10: Jeremy Flores (FRA) 19.33 def. Brett Simpson (USA) 17.10
Heat 11: Kai Otton (AUS) 19.06 def. Kolohe Andino (USA) 14.33
Heat 12: Adrian Buchan (AUS) 13.90 def. Travis Logie (ZAF) 13.60