USオープン・メンズ・ジュニア・プロで新井洋人がクオーターファイナル進出。

USオープン・メンズ・ジュニア・プロで新井洋人がクオーターファイナル進出。 


HIROTO ARAI photo:Michael Lallande/US open

 

この夏、最大のユースカルチャー・フェスティバル「USオープン・オブ・サーフィン」が、サーフ・シティUSA、カリフォルニアはハンティントン・ ビーチにおいて、7月20日からスタート。大会初日は、メンズ・ジュニア・プロのラウンド1から開始。ラウンド1では、昨年のメンズ・ジュニア・チャンピオン・コナー・コフィンが14.33をスコアして好調な滑り出しを見せる。ヒート10では、ハンティントンビーチのライジングスター、デレク・ピータースとカノア五十嵐が登場。ホームブレイクのアドバンテージを上手く使い、2人はラウンド2へ勝ち上がった。

 

今回日本から新井洋人大原洋人が出場。新井はヒート6に登場し、ヒートを通して試合をリードし、ヒートスコア11.00でジェイク・マーシャル(USA)を抑えて1位でラウンドアップ。最終16ヒートに登場した大原洋人は、ヒート終盤6.47をスコア。16.43の本日のハイ・スコアをマークしたクーパー・チャップマンに次いで2位でラウンドアップした。

 

ラウンド1の16ヒート終了後には、ラウンド2が行われ、ブラジルのイタロ・フェレイラが素晴らしいパフォーマンスを見せて、16.30のヒート・スコアでラウンドアップ。ハワイのカラニ・デビッドはヒート終了間際の大逆転で辛くも2位でラウンドアップを果たした。新井洋人はヒート3でカルロス・ムニョス(CRI)らと対戦。オープニングライドから6.50をスコアしてヒートをリード。更にバックアップも5.77を揃えてヒート前半をリードした。ヒート後半にカルロスに逆転されるも2位でクオーターファイナル進出を果たした。大原洋人は、テイラー・クラーク(USA)、ジェイク・シルヴェスター(AUS)らと対戦。ヒート前半に5.67をスコアした大原だったが、バックアップを見つけられず惜しくも3位敗退となった。

 

前田マヒナがジュニア・ウイメンズでセミファイナル

 

また日本時間で昨晩となる大会2日には、ASPプライムのメンズ・トライアル・ラウンドとウイメンズ・ジュニア・プロがスタート。ガブリエル・メディーナ(BRA)、ギャレット・パークス(AUS)、マキシム・フスナット(FRA)、ヒース・ジョスキ(AUS)の4名がメインラウンド(ラウンドオブ96)のスポットを手に入れた。

 

ウイメンズ・ジュニア・プロでは野呂玲花前田マヒナが出場。野呂玲花はラウンド1ヒート1に登場。対戦相手の一人、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)がエクセレントをマークする中、リズムを掴めなかった野呂玲花は惜しくも4位敗退。ヒート2の前田マヒナはアベレージを2本揃え、1位でラウンドアップ。続けて行われたクオーターでもヒートスコア10.40をマーク。1位でセミファイナルへ勝ち上がった。

 

メンズ・ジュニア・プロのクオーターファイナルは木曜日の午後に行われる予定で、新井洋人はヒート1でセス・モニーツ(HAW)、イタロ・フェレイラ(BRA)、イズキール・ラウ(HAW)と対戦。ジュニア・ウイメンズのセミファイナルは土曜日の予定だ。彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!

 

http://www.vansusopenofsurfing.com/