ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」大会初日。番狂わせが続出。

ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」大会初日。トリッキーなコンディションで番狂わせが続出。 


オーストラリアのステュー・ケネディ
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バリート、サウス・アフリカ(2013年7月2日火曜日)ASPプライム「ミスター・プライス・プロ・バリート」大会初日は、ハイ・スコアと大番狂わせによるエキサイティングなスタートとなった。今年8戦行 われるプライムの第3戦である「ミスター・プライス・プロ・バリート」は厳しいコンディションのなか、ワールド・ベスト・サーファーへ増加するチャンスとスコアリング・ポテンシャルを提供した。

 

オーストラリアのステュー・ケネディは、フォアハンドのエア・ローテーションを成功させ、今日のトップ・スコアの1つである9.07をマーク。モーニング・コンペティションで印象に残るサーフィンを見せた。そしてバラエティ豊かなマニューバーでリードを固めたケネディは、ラウンド2へ勝ち上がった。「ここでどんなボードに乗ったら良いか少し悩んでいたので、勝ち上がれて少し驚いているんです。」と、ケネディが言った。「波が結構早かったので、セクションを見つけたら、行くしか無いと思っていました。」

 

リユニオン・アイランドの前ワールド・ジュニア・チャンピオンであるマキシム・フスナットは、コントロールされたクリティカル・サーフィンをプロデュース。そして、ASPワールドNo.4ジョディ・スミスと元WCTサーファーのネイト・ヨーマンズ(USA)とのラウンド1ヒートに勝った。「僕にとって、それはタフなヒートでした。ジョディはいまのベスト・サーファーですからね」と、フスナットが言った。「バリートはパワフルなウェイブです。僕はビッグ・ターンとビッグ・エアをやって楽しんでいました。でもバンプでボードをコントロールするのはトリッキーでしたね。」

 

今回のイベントでナンバー1シードのジョディ・スミス。エクセレントな8.00ポイント・ライドで試合をスタートしたが、バックアップを見つけられずにフスナットに次いで2位を強いられた。「いくつかのファン・ウェイブとセクションがあり、マキシムはウェイブ・マグネットだったね。いくつかの波をゲット出来てストークしました。ホームでなら誰もが自信もってサーフィンするはずです。いま自分がそんな状態ですね。ファン・ウェイブで、ツアーの真ん中でリラックスするチャンスですね。」

 

ハワイのイズキール・ラウは、スタイリッシュなオーストラリアのミッチ・コルボーンに対してタフなヒートを乗り越えた。2人は、15.57対15.17という僅差でラウンド2へラウンドアップした。「自分はヒートを通してラフな感じでした。リズムを掴んで波をキャッチし続けなければならなかった。」と、ラウが言った。「ホームではこのようなバンピーな波は多いです。勝ち上がれて嬉しいですよ。」

 

ローカル・サーファーで、イベントの中で、ハイエスト・ランクの非WCTサウス・アフリカン・サーファーであるASPワールドNo.41のベイリック・デ・ブリースも1位でラウンドアップ。ASPワールドNo.31のブラジリアン、アレホ・ムニーツはマット・バンティング(AUS)とエヴァン・ガイゼルマンとのエアリアル・ゲームを制し、ラウンドアップ。ASPワールドNo.11のジュリアン・ウィルソンに対した、ジェフリーズベイのディラン・ライトフットもインスパイアされたパフォーマンスで勝ち上がった。今日、最大の番狂わせはサウス・アフリカのワールドNo.21トラヴィス・ロギーが、ヒート終了間際にデイブ・キャスルズ(AUS)に逆転されイベントから姿を消した。ASPワールドNo.19マット・ウィルキンソン(AUS)、ASPワールドNo.27ウイリアン・カルドゾ(BRA)といった選手もラウンド1で敗退している。

 

 

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