ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」はラウンド2の残りの2ヒートのみを消化

ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」はラウンド2の残りの2ヒートのみを消化 


Matt Wilkinson (AUS), 24, bashes into Round 3 of the Oakley Pro Bali. Credit: ASP

 

 

クラマス、バリ/インドネシア(2013年6月20日木曜日)ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」は、3-5フィートのクリーン・コンディションのクラマスで、昨日終了出来なかったラウンド2の残りの2ヒートのみを行って終了となった。「オークリー・プロ・バリ」は、大会初日からエクセレントでエキサイティングなスタートを切った。予報では、数日のうちにより改善されたコンディションが期待出来る。

 

今回のイベントに出場予定だった、フィジーで怪我を負ったトラヴィス・ロギー(ZAF)の欠場することが急遽決まったため、リプレイスメントとしてラウンド2から出場することとなったヤング・バリニーズのプトラ・ヘルマワン(IND)。彼はその与えられたチャンスをモノにして、今日のオープニング・ヒートでカリフォルニアのブレット・シンプソン(USA)を下した。ヘルマワンは、多くの印象的なバレルをメイクし、ASP WCTのヒートに勝った史上初のインドネシアン・サーファーとなった。

 

インドネシアを代表することが出来たことを誇りに感じています。

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「僕はイベントに出場出来て、とても興奮しています。」と、ヘルマワンが言った。「インドネシアを代表することが出来たことを誇りに感じています。そして、波は本当にファンでした。この調子でサーフィンを続けたいです。」ヘルマワンは、コンペティションのラウンド3で、11タイムASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.1のケリー・スレーター(USA)と戦う。

 

素晴らしいスコアをゲットするチャンスがたくさんあったから、僕はコンテストを再開するように主張したんですよ。

 

今朝、電撃的なバックハンドを見せたマット・ウィルキンソン(AUS)は、グラッシーなモーニング・コンディションのクラマスをを思い通りにサーフした。ウィルキンソンの14.90のヒート・トータルは、コロヘ・アンディーノ(USA)を下してラウンド3へ勝ち上がるには充分すぎるスコアだった。「僕は朝ずっとサーフィンをしていて、波が本当にファンだったんです。」と、ウィルキンソンが言った。「素晴らしいスコアをゲットするチャンスがたくさんあったから、僕はコンテストを再開するように主張したんですよ。マニューバーをたくさん提供する波と、神頼み的な波が来ていましたね。最高のヒートでテンションあがりました。バリに来られて最高です!」ウィルキンソンは、オークリー・プロ・バリのラウンド3で、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)と戦う。

 

イベント主催者は、明日午前7時30分に再びコール。午前8時30分のスタートを目指しコンディションをチェックする。コンペティションが再開するとき、ラウンド3のオープニング・ヒートでミゲール・プポ(BRA)がタジ・バロウ(AUS)と戦う。

 

オークリー・プロ・バリのオフィシャル予報によれば、現在のSWスウェルは週末にかけてサイズダウン。クラマスのかすかな小さなスウェルは、土曜日の午後にサイズアップしたあと日曜日にピークとなる。潜在的でソリッドなSWからSSWのスウェルは、24日の月曜日の午後から24日の金曜日かけて見込まれているようだ。

 

また本日は、ASPトップ34によるナイトサーフィンのライブ中継が、午後6時30分(現地時間)から行われる予定だ。

 

オフィシャルサイト:http://www.oakleyprobali.com/

 

本日行われたオークリー・プロ・バリ・ラウンド2の2ヒートの結果:
ヒート11:プトラ・ヘルマワン(IDN)12.00 def.ブレット・シンプソン(USA)11.07
ヒート12:マット・ウィルキンソン(AUS)14.90 def.コロヘ・アンディーノ(USA)13.50

 

オークリー・プロ・バリ・ラウンド3マッチアップ:

 

ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート2:C.Jホブグッド(USA)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート3:ジョエル・パーキンソン(AUS)対ダミアン・ホブグッド(USA)
ヒート4:ジョシュ・カー(AUS)対フリーペ・トリード(BRA)
ヒート5:セバスチャン・ジーツ(HAW)対ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対プトラ・ヘルマワン(IDN)
ヒート7:ミック・ファニング(AUS)対ヤイディン・ニコル(AUS)
ヒート8:ジェレミー・フローレス(FRA)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート9:ナット・ヤング(USA)対カイ・オットン(AUS)
ヒート10:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対マット・ウィルキンソン(AUS)
ヒート11:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ミシェル・ボウレズ(PYF)
ヒート12:ジョディ・スミス(ZAF)対フレデリック・パターチア(HAW)