ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ6/8開幕

ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップは6月8日開幕。 


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(2013年6月5日水曜日 AM11:06更新)国際オリンピック委員会に認められたサーフィンの統括機関である「ISA(インターナショナル・サーフィン・アソシエーション)」は、6月8~16日まで、中央アメリカ中部に位置するニカラグアで「ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(ISA世界ジュニア選手権)」を開催する。この別名、ISA世界ジュニア選手権には、毎回代表選手を日本サーフィン連盟が派遣。今回も男子8名、女子4名の選手を送り出す。

 

日本代表選手

アンダー16:西優司(大阪)野呂海利(徳島)安井拓海(埼玉南)稲葉玲王(JPSA)

アンダー18:西修司(大阪)小林直海(湘南藤沢)仲村拓久未(JPSA)新井洋人(ASP)

アンダー16ガールズ:田代凪沙(湘南藤沢)小山みなみ(徳島)

アンダー18ガールズ:黒川日菜子(大阪)宮坂桃子(JPSA)

 

 

今回の開催地であるニカラグアは、2012年にプラヤ・コロラドでISAワールド・マスターズ・サーフィン・チャンピオンシップが開催された国。今回は、30カ国から300名を越えるワールドジュニアサーファーが、ニカラグアの中心地であるマナグアから、車で2時間ほどのトラー近くに位置するヒキリステ・ビーチ(別名サンタナ・ビーチ)に集結する。出場国は、アルゼンチン、オーストラリア、バルバドス、ブラジル、チリ、コスタ・リカ、エクアドル、エルサルバドル、フランス、ドイツ、イギリス、ハワイ、アイルランド、イタリア、ジャマイカ、ジャパン、メキシコ、ニュー・ジーランド、ニカラグア、パナマ、ペルー、ポルトガル、プエルトリコ、ロシア、サウス・アフリカ、スイス、タヒチ、ウルグアイ、USA、ベネズエラ。

 

既に各国の出場予定サーファーが発表されて、今回も強者が顔を揃える。中でも注目は、オーストラリア、アメリカ、ハワイといった常にメダルを獲得している国の選手達。そして中南米の選手も無名ながらも未知の力は侮れない。そんな中で、アンダー18では、オーストラリアは、マット・キング、ソリ・ベイリー、ルーク・ハインド、イーライ・スティールという最強の布陣を揃える。ハワイはコア・スミス、昨年アンダー16で4位となったジョシュ・モニーツ、カオリ・カホクロア、ケイン・デーリー。アメリカは、先日の4スターで来日していたパーカー・コフィン、カム・リチャーズ、コリン・モラン、ケビン・シュルツと、これも強者揃い。アンダー16では、オーストラリアのジェイコブ・ウイルコックス、カイ・ヒング、ハワイのセス・モニーツ、アメリカのジェイク・デイビス、ジェイク・マーシャル、コルト・ワード、カノア五十嵐といった選手が要注目。

 

今回アンダー18と16の2クラスに分かれたガールズでは、アンダー18にハワイのタティアナ・ウエストン-ウェッブ、ベイリー・ナジ。タティアナは昨年3位の実績を持つ。アンダー16では、昨年のガールズ優勝であるハワイのダックス・マギル、昨年4位でバリのJPSA開幕戦でも素晴しいサーフィンを見せて一気に注目されたハワイ在住のマヒナ・マエダが要注目。ガールズはハワイがかなり強力だ。

 

“今年でジュニアの日本代表になれるのは最後の年。 昨日サッカーで盛り上がったことだし俺も金メダルとってきます!” 新井洋人

 

そして、日本勢。昨年、パナマのプラヤ・ベナオで開催されていた「ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ Presented by Billabong(ISA世界ジュニア選手権)」では、アンダー16で仲村拓久未が銀メダルを獲得。新井洋人もアンダー18で6位となり、日本は国別で、史上初の5位入賞の快挙を成し遂げた。

 

今回のメンバーは昨年から連続出場の選手も多く、本当に頼もしく期待の持てる最強のメンバーと言っても過言ではないだろう。昨年アンダー16で出場した仲村拓久未も今年からアンダー18で出場。2階級でのメダル獲得を目指す。また、昨年は、アンダー18でグランドファイナルを前に敗れ,6位でフィニッシュとなった新井洋人。「今年でジュニアの日本代表になれるのは最後の年。 昨日サッカーで盛り上がったことだし俺も金メダルとってきます!」と今の気持ちをツイートした。

 

今回の日本は昨年好成績があるだけに間違いなくマークされるに違いない。ただ僕らもこの1年多くの経験を積んできた。そんな成長したチーム・ジャパンの姿を世界に見せてやる! 昨晩はサッカー日本代表が2014年ワールドカップ出場を決めた。サーフィン日本代表も負けられない!がんばれ!日本!オフィシャルサイトでは毎日ライブ中継も行われる予定。彼らの活躍を期待してエールを送り続けたい。

日本と ニカラグア との時差は、15時間です。日本の方が、15時間進んでいます。

ニカラグアの2013年6月8日7時00分
日本時間で
2013年6月8日22時00分です。

 

 

関連リンク:チーム・ハワイがISA世界ジュニアで金メダル。日本は史上初の5位入賞。

 

オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/